零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

Hello! Project 2020 Autumn ~The Ballad~ Extra Number@日本武道館 ほぼ一言感想。

2020年10月12日(月)に日本武道館にて開催されたハロコンのメンバー別ほぼ一言感想です。メンバーによって熱量が違うのは許してください。あと序盤疲れていたのとオケの音量が気になってテンション低めです。許してください(しつこめの予防線)

 


歌唱順抽選会!《10/12 日本武道館編》Hello! Project 2020 Autumn ~The Ballad~ Extra Number

 

 

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積んで、崩して。(2020年9月)

季節はすっかり秋ですね。うだるような暑さもなく、震えるような肌寒さもない、「ちょうどいい」季節。「好き」、というよりは、「助かる」季節です。気温に精神が左右されやすい私にとって、平穏を保ちつづける秋は生きる上で非常に有り難い。

 

そんな季節になる少し手前、青空が爽やかさみしい頃の記録です。

 

 

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BEYOOOOONDSの「個性」が可視化された2020年。

2020年も間もなく終わりということで、気が早いですが年末に向けてハロプロ楽曲大賞等のトピックを考える日々です。今年を振り返ると、ど真ん中にデカデカと「コロナ」の文字が居座ってしまう他なく、暗く濁った空気は心の奥底に沈殿し続けています。

 

と言いつつも、この逆境をチャンスに変えた人たちに沢山楽しませてもらった1年でした。具体的にはハロプロの話。「ライブアイドル」と言われるだけあって、主戦場であるライブが軒並み中止になったのは大打撃でした。メインの仕事が無くなると、頼みの綱はSNSしかありません。SNSは現場よりも近い距離で交流できるツールだけれども、現場に勝る充足感は得られない、あくまでサブのお仕事です。

 

SNSだけが武器になってしまった時、彼女達はどんな戦い方を見出すのだろう。4月頃から、IGTVやインスタライブ、踊ってみたシリーズ、YouTubeでのダンス動画、ブログの連日更新*1Twitterの投稿リレーなどなど、各メンバーの色んな挑戦が見られました。実験的な動画もあって、事務所の懐の広さを感じる日々だったなと。

 

そんな中、やはり頭一つ抜けて素晴らしかったのは、BEYOOOOONDSの企画力だと思います。元々「個性」をウリにしてきたグループは、寸劇を取り入れたトンチキなデビュー曲や、そこから広がる「眼鏡の男の子」ユニバース、1stアルバム初回盤にたっぷり演劇CDを組み込むなど、あらゆる形で「個性」を表現してきました。ですが、それはグループの企画面の話。言ってしまえば大人側の発想(もちろんオーダーを120%表現できるだけでアイドルとして満点!)であって、個々の内面についてはバラバラな趣味をアピールポイントにした自己紹介くらいで、1人1人の「個性」を知ることは難しかったように思います。

 

ですが、このコロナ禍の挑戦によって、メンバーそれぞれの「個性」はハッキリと可視化されました。自粛期間中のコンスタントなSNS投稿、自力で作成した楽曲MV、2ヶ月にわたる「学校」の開校、オリジナルグッズのプレゼン大会。いずれも高いクオリティで、12人それぞれの「個性」を思う存分開放しました。私がより深い沼へと誘われたのは言うまでもありません。少し早いですが、BEYOOOOONDSがSNSを活用し、それぞれの「個性」を表にどんどん出していった数ヶ月を振り返っていきます。

  

 

 

BEYOOOOOND1St (初回生産限定盤B) (特典なし)

 

 

*1:主に船木結ちゃんの話。4月から今日まで連続投稿すごい...と書こうとしたら、8月26日で止まっていた。よく頑張ったお疲れ様

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『MIU404』最終回雑感。

『MIU404』が最終回を迎え、色々と思うことがあったので、体裁を特に整えずに速記録的に書こうと思う。

 

TBS系 金曜ドラマ MIU404 オリジナル・サウンドトラック

 

 

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ブログ2周年を記念して、10の構成要素で自己紹介します。

2020年9月3日をもって『零れ落ちる前に。』が2周年を迎えました。いつもありがとうございます。

 

仮面ライダージオウ』初回放送日の翌日、と覚えると毎年思い出しやすいです。『ジオウ』が10周年を迎えたらウチも10年ってことですね。遠そうですぐにやってきそうな未来、あまり想像したくない...。また、今年から「こぶしファクトリーデビュー日翌日」という覚え方もできるようになりました。昨日で5周年。解散はしたけれど、この日は毎年祝い続けていきたい記念日です。10周年までのどこかで復活ライブが催されたらいいな、という淡い期待を持ちつつ。

 

2年も経つと色々起こるもので、ブログの内容は大きく様変わりしました。1年目の『ヒーローズ・ログ』時代はニチアサ感想、『ウルトラマンガイア』感想など、特撮関連がほぼ100を占めていましたが、2年目に入ってその多くがハロプロ関連に塗り替えられました。ここまで大きく趣味が変遷したのは自分の人生通しても珍しく、よっぽどハマる沼だったんだなと改めて驚いています。3年前くらいの自分に「そのうちハロプロ沼にズブズブ突っ込んじゃうよ」って伝えても信じてもらえそうにありません。まあ、3年後の自分も全く違う方向性に進んでるかもしれませんが。人生いろいろ。

 

2年前の初回と1年前の自己紹介だけでは、複雑なグラデーションで塗られた自分を語ることが難しくなったので、2周年を迎えた今日、改めて10の構成要素で自己紹介します。こういう記録って一見誰得感ありますが、私は他人の自己紹介を読むのが好きなんできっと同類がどこかにいるでしょう。あと何より、3年後の自分が振り返った時、「この時の俺ってこんな感じだったんだ(笑)」と思い出に浸ることができて楽しいですしね。

 

 

 

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赤い公園のツアー「0日目」で目撃したバンドの超進化と未来への希望について。

ここ数ヶ月でオンラインライブをいくつか見た。6月のMaison book girl、7月の星野源、8月のビバラオンライン、サカナクションBase Ball BearKing Gnu。いずれも現場のチケット代を考えると破格の値段で、ワンクリックで買えてしまう手軽さがあるのにも関わらず、価格以上のクオリティを提供してくれるので、なかなかに沼である。アーカイブも残るから、必ずしもリアルタイムで見る必要はないし、何度も繰り返し見られるお得感。最初はやや抵抗があったが、ライブの手法のひとつとして大いにアリだと思う。もちろん、ライブハウスにて生で聴く演奏に勝ることは無いが。

 

いくつかと言っても両手に収まる程度の購入数だが、中でも先日公開された赤い公園のオンラインライブ、「SHOKA TOUR 2020 “THE PARK” ~0日目~」は頭一つ抜けて素晴らしかった。今まさに脂が乗っている状態なんだぞ!と、1時間強の時間をたっぷり使って見せつけてくれた。ボーカリストとしての急成長が止まらない石野理子、自然体で変幻自在に音を操る津野米咲、どっしりと構えながら時にトリッキーなプレイで魅せる藤本ひかり歌川菜穂らリズム隊。4人の音楽が混ざり合うと、最高の空間が出来上がる。希望あふれる一時の時間を、期間限定の中で何度も見返し、何倍増しのボリュームで楽しんだ。いつかの「1日目」に向けて、万全の準備運動ができた「0日目」だった。

 

 

THE PARK

 

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