ヒーローズ・ログ

ニチアサを中心に、様々な映像作品の感想を垂れ流すためのブログです。

仮面ライダージオウ EP10「タカとトラとバッタ2010」感想

掴んでみせます自分星!

 

どうも、週末で一気にスタァライトの虜になってしまったログ(@exloyrog)です。あかん、面白すぎた。

 

「実質仮面ライダー龍騎」って聞いていましたけど、あまりにも龍騎でした......。名実ともに。鎧武やらオーズ的な要素もあって、特オタホイホイな熱い物語です。1クール一気見できるのでぜひぜひ。

 

revuestarlight.com

 

さてジオウはオーズ編後編。毛利さんと渡部秀くんらによる「オーズ節」がこれでもかと凝縮された名エピソードでした。

 

 

 

オーズじゃなくても彼は英雄

 

まずは火野映司について。もう最高でした。ありがとう毛利さん。ありがとう渡部秀。前回の記事で「例の女の子が回想や台詞で出てきたら確実に泣くわ」って書いたら本当に出てきて泣きました。信頼しかない。

 

檀黎斗以上に王の器を感じさせ、ソウゴに興味を持たせた映司くん。彼はオーズにならなかった場合どうなるのか? という点が一番のポイントでしたが、答えは「変わらない」でした。戦争で女の子を目の前で失い、家族や自分に失望したけれど、それでも立ち直り、前へと進んだ。政治家という道を選んだのも、「たくさんの人と手を繋ぐことができるから」と、大変筋が通っています。親と同じ道を選ぶことに最初は抵抗があったかもしれませんが、今の彼にはそれを微塵も感じられません。

 

アンクや伊達さん、後藤さん、比奈ちゃん、知世子さん、里中さんに手を伸ばした最終回のあの日。オーズの力を失った彼にはその記憶はありません。でも、あの日がなくても彼は誰かと手をつなぐことの大切さをどこかで学んでいた。寂しいけどとっても嬉しい事だなって。「政治家・火野映司」の物語はちゃんとそこにあり、無意識とはいえ「オーズ・火野映司」の物語と確実に繋がっているのです。

 

いやあ本当に「いつかこの国の全ての人と手を繋いでみせる」って力強くソウゴに語る映司くんに目頭が熱くなってしまった。「それでも掴んだ手は絶対に離さない!」の貫禄もグッド。王になりたいというソウゴに笑って認める姿のレジェンド感よ......。めっちゃ箇条書きみたいになりましたが、本当に映司くんがジオウに出演してくれて、それもしっかりと出番を与えられて良かったなと思います。レジェンドが変身しないのは確かに少し残念ですが、「黄金の精神」を現役に継いでいくかのようなレジェンドの扱われ方は大変好みです。ゴーカイジャー以上にこの辺りは洗練されている気がする。

 

 

そして去り際の映司くんと比奈ちゃんの会話。2人の笑顔にまた涙が......。胸につけているアンクを匂わせる羽(渡部秀監修)や、今回の事件での2人の出会いから、いつか彼はまたオーズに変身してくれるんじゃないかなって思わせてくれる良い幕引きでした。ジオウにおける彼らの物語もきっといつかの明日に繋がっているのだ......。

 

ところで、どうすれば火野映司に清き一票を投じることができますか? 誰か教えて。

 

 

仮面ライダーOOO(オーズ) VOL.12<完> [DVD]

 

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偉大なる肥やし・檀黎斗の解釈

 

映司くんの器の大きさを前にして、めちゃくちゃ自己中心的で小さい器を曝け出し、ソウゴからの信頼を失った檀黎斗王。本当に小さく見えましたね。この辺に本編の檀黎斗との解釈違いを訴える方もTLでちらほら。

 

でもこの檀黎斗、本編と大きく違うのは天才ゲーマー・宝生永夢と出会っていないという点。今回の小物っぷりを見ると、改めて永夢と出会ったことが彼の人生のターニングポイントだったのかなって思いました。小説版を読んだ後だと尚更感じます。

 

 

小説 仮面ライダーエグゼイド ~マイティノベルX~ (講談社キャラクター文庫)

 

 

彼は確かに独善的な男ではありますが、ゲームを愛する純粋な心は誰にも負けないような男なんです。だから永夢からアイデアが送られてきた時に嫉妬に狂いながらも、最高のゲームを作ることに人生を賭して執着した。その時の彼は最高に輝いていました。本編終盤は確かに変人ギャグが目立ちましたけど、あれって心の底から楽しんでいるから人目を気にせずおかしくなっちゃってたとも読めますよね。

 

そう考えると、永夢という人生のライバルを失った彼ってなんだか可哀想だなって。2010年の時間軸で父からのプレッシャーに追われ、奮闘する彼の姿が見られましたが、あそこにいた彼からはゲームを愛し、楽しいと思う心が感じられないんですよね。ウールに「ゲームなんかより王になりなよ」と力を与えられた時にゲームを否定されたことに反発しなかったのも、解釈違いというよりは「ゲームを愛する心を失っていたから」と思えばしっくりこないでしょうか。あくまで私の解釈ではありますが、何となく岩永さん自身もそういう裏設定を含ませているような気がします。

 

それにしても、ゲンムとオーズの融合みたいな変身ポーズや、ウールに力を与えられた時の白目&仰け反り、最後に倒された時の倒れ方がパラドにやられた時に似ているなどなど、相変わらず檀黎斗節は健在で、まあ気持ち悪かったです(笑)岩永さんの自由度が高すぎて現役キャストはさぞ大変だったでしょう。またそのうち客演してくれたら嬉しいな。

 

あ、あと新聞記事で登場した檀正宗はズルすぎます。顔見るだけで笑ってしまうよ、パパ。

 

 

 

 

ソウゴの目指す王

 

映司、檀黎斗王との出会いから目指すべき王の姿を見出したソウゴくん。ジオウという作品において、大きな一歩となる出来事だったのではないでしょうか。手本とするのが火野映司というところがあまりにも最高。すべての民に手を伸ばそうとする王こそが最高最善の魔王なのだ。「王を選ぶのは俺だって言いたいけど」ってちょっと言っちゃう辺りにはまだ未熟さは感じますが、しっかり民を意識するようになった辺り着実な成長です。

 

前回のゲイツをボコボコにしたところでゲイツからの反感を買ってしまうことにはなりましたが、戦闘の最中に民を守ることを優先する姿からは王の優しさを感じられ、対立していたゲイツも彼に力を貸さざるを得なくなりました。ゲイツ自身は葛藤しているようで、クジゴジ堂も離れることになりましたけど、今回のソウゴくんの成長を見ればまた戻ってくるんじゃなかろうか。まあ実際、ソウゴくんの王の学び方がエキセントリックというか自分勝手なので、ゲイツくんが彼の意図を汲めず怒っちゃうのはめっちゃわかります。

 

 

さてさて、成長とともに手に入れた新たな力が、タカとトラとバッタのオーズアーマー。まさかの胸にまで「タカ・トラ・バッタ」と書いてあります。主張が強すぎる。必殺技はタトバキックを強化したかのような、メダル乗せキック。本家と違ってちゃんと当たるのが素晴らしいです。ハッピバァスディ! あと長いトラの爪でガリガリ顔面削るのは流石に痛そう。

 

他にもタジャドルライドウォッチを手にしていましたが、ロボ戦のみの使用でしたね。冬映画の特典だし、今後使う可能性は大ですな、楽しみ。ていうかロボ戦、まさかのキャッスルドランに爆笑です。人型にされるドランちゃん、いくら当時売れ残ってたからってあまりに酷い待遇。しかもオーズ編も何も関係なさすぎるし。「キバ真骨彫おめでとうございます」というメッセージを含んでいるとでもいうのか。(ない)

 

 

 

レジェンドの供給過多

 

オーズ編も無事完結して良かった良かった......というところに新たなレジェンドの登場シーン。めっちゃ舐めるように映すけど、え、これある? 後ろ姿だけ? どっちどっちどう、うわあああああああ絋汰さんだああああああああああと思ったら戒斗さんだあああああああああ(瀕死)

 

↑ジオウ観終わった時の僕、こんな感じでした。鎧武編もレジェンドがしっかり揃ってくれて嬉しすぎます。1号2号が出てくるだけでもう十分すぎる客演です。

 

 

 

 

鎧武も大好きな作品で、たまに見返したりするんですよね。序盤、中盤のジワジワとシリアスに落ちていく感もいいんですが、特に終盤は怒涛の展開で。一番好きなのは43話。ミッチが絋汰さんを殺め、舞をあっさり殺した大人の悪意に絶望し、戒斗さんがオバロ覚醒してプロフェッサーをぶちのめす回。文に起こしてもこれ1話でやったとは思えんな。あれほど殺伐としたものをこの時代に出せるんだなとひたすら感心した記憶があります。その先の絋汰vs戒斗、MOVIE大戦の呉島兄弟共闘など熱い部分も最高でしたし、全体をひっくるめて大好きです。

 

 

バロン 究極の変身!

バロン 究極の変身!

 

 

 

そんな鎧武の2人が揃って出演するのはMOVIE大戦フルスロットル以来。どうやら神状態でも出演されるようですし、改変前の世界、つまり『鎧武』のその後も観れそうで嬉しい。彼らがどんな物をソウゴとゲイツに受け継ぐのか。カミホリ監督回でもあるようで、期待しかないです。

 

 

それにしてもレジェンドの供給過多だ......。こっから先もどんどん来るんですかね。少なくとも年末までは。最近公式のサプライズ発表が大変上手なので、ネタバレ気にせず驚けて楽しい。1期要素はまだ足りないので、剣やアギト辺りのメンツがサプライズ出演してくれないかな~と思ってます。そんなことされたら嬉死するけど。

 

 

仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル

 

 

 

以上10話感想でした。長くなってしまいましたが、それだけ楽しい回だったということで。鎧武編も毛利脚本ということで伸び伸びと鎧武×ジオウの世界を描いてほしいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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