ヒーローズ・ログ

ニチアサを中心に、様々な映像作品の感想を垂れ流すためのブログです。

獣になれない私たち 第6話 感想 自分は自分、他人は他人

こんにちは、ログ(@exloyrog)です。
 
けもなれの方も視聴の時間を取れたので、一気に感想を書いてしまおうと思います。第6話も、混沌は加速する。
 

 

 
 
 

京谷の愛の形

 
 
今週は様々な見どころがありましたが、一番は京谷の「今日の晶は可愛くない」だったと思います。「てめえ、今なんつった?」と東方仗助が現れんばかりの大失言。でもこの言葉をうっかり吐ける人間性を持っているからこそ、花井京谷という人間にはどこか嫌悪感を覚えてしまうんだと、しっくりハマりましたよ。
 
京谷の思う愛の形とは、「男が愛し、女が愛される」という一方的な古い価値観がベースにありそうで。これを形作ったのはやはり母親なんだろうなと。確かに花井母の回想にあった夫婦の馴れ初めには美しさもありましたけど、裏には自分勝手なものも感じられて。その価値観をもった母親に育てられたから、無意識に他人の失礼な言葉を吐いてしまうのでしょう。本人はそれを心の底では悪く思っていなさそうなのが、余計に厄介というか。
 
 
ちょっと話は変わりますけど、「やさしい人間」ってどうやって定義するんだろうなって時々思うことがあります。私自身も親に「やさしい人間になりなさい」と言われて育ってきて、親は今の私を「やさしい人間」だって言う。でも、自分ではそんな綺麗な人間だと思わなくて。悪口は言ってしまうし、善い行いも進んでできるかというとできない。ならどこを見て私のことを「やさしい人間」って言ってるんだろう? という。
 
京谷の母も京谷を「やさしい人間」と言いますが、呉羽の靴を「誰にみせてんだろうね」と否定し、付き合っていながら元カノの世話を俺がしなきゃと4年も住まわせ、自分は呉羽とやったのに晶のキスには怒り、「可愛くない」と吐き......。4年付き合っていたのに、晶の外面ばかり見て、内面をみようとしない。母が知らないとはいえ、こういう人間が「やさしい人間」と言えるんでしょうか。
 
 
話は逸れましたが、とにかく「やさしくなりなさい」と教えられ、それを正しいと思いながら突き進んだ結果、歪んだ人間性を持ってしまったのは悲しい。その歪みに本人は無自覚というのはなお悲しいです。自分の思う「やさしさ」を彼女に与え、要求した結果、朱里とはズルズル引きずった後に別れ、晶とは破局寸前に追い込まれた。ここまで来ても、自分の歪みには無自覚なんだろうなと。お酒の席ではクソ後輩の曲がった価値観に突っ込んでいましたが、実際京谷の心の内もあんな感じなんだと思います。
 
 
 

自分は自分、他人は他人

 
以前まで呉羽様と呼んでいましたけど、今週は「様」をとって呉羽と呼びたい。6話は、彼女を包んでいたベールが少し剥がれたという意味でも重要なお話でした。
 
「呉羽とカイジ偽装結婚した」という三郎の言葉から、真相を突き止めようとする恒星。タクラマカン、会社の人、朱里の下で働いている女の子などなど、色んなところから情報を引き出す彼、なんだか探偵っぽい。推理ものっぽくてちょっとワクワクしました。龍平さん似合うな~。
 
突き止めた真相は、1話からずっと出てきているポスターの肖像権に関する問題があって、不本意のままに結婚したというもの。京谷から逃げてきた晶は、その情報を本人に言ってしまいますが、どうやら不本意ではないよう。その話から出てきたのは、「呉羽はもう子供が産めない身体である」という新たな事実でした。その事実を恒星には言えず、カイジには言えた。そこが結婚のポイントだったという。偶然にも、いや偶然すぎるけど聞いちゃった恒星、そりゃ落ち込みますよね......。
 
 
 
「晶さんって人のことだと本当に好きに言いますよね」
「まあ、人のことなんで」
 
 
う~~、今週の晶と恒星の会話好きだなあ。結局自分は他人のことはわからないし、他人は自分のことはわからないんですよね。恒星は呉羽のことを、呉羽は恒星のことをわかっているようでわかっていない。それは晶と京谷も同じ。更に、晶から見た恒星―呉羽も、恒星から見た晶―京谷の関係も所詮「他人事」。理解なんてできないから好きにずけずけ言える。ずけずけ言っている時の晶の笑顔がなんとも微笑ましい。
 
その「他人事」のラインを理解できていないから、京谷はダメだと感じられるんだな~と改めて思います。「俺が思う晶はこういう人」「よりによってあんな人(恒星)と関わるなんて」「今の晶は(俺が思うイメージと違って)可愛くない」。こういう価値観なんでしょう。やっぱり、京谷からは早く離れるべきよ......。
 
 
それにしても、呉羽が性欲を確かめるためにヤッた相手が京谷というのは何か面白いというか不憫だなあ(笑)
 
 
 
 
 

朱里の歪み

 
うーーん、触れるべきか迷ったんですが、一応メインキャラとして動き始めたので触れておきますか。今週の朱里、いつも以上に気持ち悪いムーブが止まりません。
 
5Tapで恒星に対し熱く語るオタク気質なところはいいなと思ったんですが、泥棒猫感はますます増していくばかりで。まあ、晶から見下されたような扱いにいらつくのはわかります。が、だからといって盗みを働いて稼ぐ行為はもう本当に見てらんないし、頼むから足を洗えと。
 
というか、朱里は晶に対して怒っていますが、それなら京谷に対しても怒るべきでは? と思います。飲み代を勝手に立て替えられたことをペット扱いされたように思うなら、全部肩代わりするからそのまま住んでいていいよと言って出ていった京谷にはもう何十倍も怒って、離れるべきですよ。そこに無自覚なのは、結局京谷に拘っているからです。
 
などと書いていたら、朱里の過去についても少し気になってきました。付き合った馴れ初めはどういったものなのか。京谷は晶に対し女神性を求めるような人間性を持っていることがわかったので、朱里に対してもきっとそうしたと思うんですけど......。どうもイメージが湧かない。
 
 
 
 

その他感想まとめ

 
昨日は観ながら少し実況をしていたので、最後にそれらのツイからピックアップしてまとめようと思います。ちょっと省エネ。
 
 

 

 

 

例の飲み会での感想。クソが集まると笑いに昇華されたのが本当に可笑しかった。飲みのシーンが多い今週でしたがどれも面白かったです。

 

 

 

クソ後輩と同じですよね~~結局。京谷はこのドラマ内で、最終的に少しは他人への理解を持つことができるのだろうか。

 

 

 

 

ドラマの縦軸は重たくて辛いですが、こういう笑えるシーンがあるとほっこりする。最初はどういうポジかわからなかった三郎がいい薬になっています。すきっすきっすなんすなぁ~♡

 

お酒も美味しそうだし良き。アップルホップ飲みたいよー。タクラマカンのキャラも好みです。高橋名人~。

 

 

 


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以上、第6話でした。晶と恒星の関係も徐々に柔らかくなってきて、この2人の会話にはほっこりします。その他の関係がギスギスしている分。ただ、こっから先どういう展開になっていくか読めないですね~。カイジは出てくるのだろうか。そう来たか~! と唸る展開が早く観たいです。

 

 

 

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