ヒーローズ・ログ

ニチアサを中心に、様々な映像作品の感想を垂れ流すためのブログです。

獣になれない私たち 第7話 感想 「自分」を生きろ

こんにちは、ログ(@exloyrog)です。

 

お久しぶりの投稿。先週は色々忙しくて書く時間がなく、はや1週間ぶりです。

 

けもなれとガイアの視聴もようやっとできました。第7話の感想、短めではありますが行ってみましょう。

 

 

 

 

留まる男、踏み出す女たち

はい、今週はついに、ついに......この時がやって参りました。晶と京谷の別れ! いやはやここまで視聴が辛かったですが、タクラマカンポーズを決める清々しい晶ちゃんをみるためにやってきたんだと思うと、本当に見続けていて良かったです。今宵は祝杯じゃ。

 

私たち、誰の人生を生きてきたんだろうね?

 

朱里、そして晶自身に向けられたこの言葉が重く突き刺さり、京谷の呪縛から解き放たれるキッカケとなりました。後輩のために、彼氏のために、困ってる誰かのために。そうやって他人を助けながら生きてきた晶。朱里にとっては羨ましく妬ましい姿ですが、晶はそんな自分に苦しんでいたのでした。でもその他人に対するアプローチを、「自分がやりたいからやった」と変換できたならば、「誰かのための」人生ではなく、「自分」の人生を生きることができる。そう気がついたから晶は、「初めて心の底から愛してもらえた人」と別れても大丈夫だと決心がついた、という。

 

 

少し話は逸れますが、この言葉を聞いた時に思い出したのは桐生戦兎の言葉です。「見返りを期待したらそれは正義とは言わねえぞ」という、第3話で万丈にあてた言葉。ビルドが戦うのは他人を助けるためではありますが、結局自分がそうしたいから/クシャッとなりたいからという目的が根本に無いと、戦い続けることができないんですよね。ちゃんと「自分」がないと意味がない。

 

 

晶と逆に何でも言い過ぎてしまう恒星、好きなように「自分」を生きている呉羽、夫に対して「自分」を殺さずに生きてきた京谷母。気丈に生きる周りの人間たちによって、晶は確かに変わり、「自分」を殺していたことを認め、ようやく一歩を踏み出すことができたのでした。周りに気を利かせる性格は相変わらずですけど、その根っこに「自分」があるかないかでこうも人は変わるのか。4年ぶりに獲得した真の休日と、真の笑顔にこっちも画面の向こうで乾杯です。本当におめでとう。

 

 

さて、周りの人達はというと......男はフラれてもなお留まり、女はちょっぴり感化されて一歩先へと向かうのでした。前者に関しては、部長と飲みの席での対話に始まり、別れ話をされた後の第一声まで、総じて「ああ、やっぱ駄目だコイツ......」という感じ。前回で自分と他人の境界線が無いと書きましたが、それどころか「自分」も持ち合わせてないのでした。晶が可愛くあるべきなのも、自分が元カノに対して責任を持つのも、「それが普通だから」。そこに彼の意思が無いということに気付いてないのが、なんかもう哀れです。おつかれさんでした。

 

当ブログでは京谷のことを散々に言ってきましたが(実際そう感じちゃうような作品の作りだからしょうがない)、男として彼を反面教師にせねばな~と今週改めて思いました。自分と他人は異なる価値観を持ち合わせた別物なんだということと、物事を決める時にはしっかりと「自分」を持ち合わせることが大事だということ。肝に銘じます。とりあえず京谷は「愛って何?」とか言ってないで、自分と向き合ってください。

 

 

そして後者。晶の話に感化されたのかようやく就職に前向きに......ってツクモかい!!! 

 

「いや無理でしょ」感半端ないのに次回を待たず予告にてNO人望社長からあっさり採用......oh......。晶ちゃんどうか全力で止めて派の自分と、一回痛い目あっとけ朱里派の自分がいますが、後者は良い効果を見込めないどころか不利益を被りそうなので前者で。もっと真っ当な仕事を探してくれ!!! あとひとんちの前で寝ない!!!!

 

 

それにしても晶が踏み出した一因に松任谷と上野の存在があったのが面白いなあ。ムカつく2人ではありますが、彼らは彼らで悩んでいたのだ。特に松任谷、仕事ではやはりポンコツですけど、プライベートというか「自分」を生きることに関しては晶よりだいぶ上手でしたね。前回のVS掛井といい、彼女がこんなに株を上げるとは思いませんでした。6,7話に関してはグッジョブです。

 

 

 

次回からどうなんの

1節目でだいぶ言いたいこと書いちゃいました。もう書くことなんて、ワンハグしちゃう呉羽様可愛すぎ~とか、別れの場所が千春さんの出会いの場所と同じなんてサイコ~~とか、タクラマカン斎藤やっぱオアシスだな~~とかそんなのしかない。うん、そこそこありますね。でも本筋はだいたい整理できた気がするのです。

 

今回以上に思うのは、次回からの展開について。京谷からの脱却という大イベントを終えた先で、次からどうなんの~~って感じです。まあ無難に行けば恒星とくっついて終わりなんでしょうけど、まだそんな雰囲気も見えるようで見えないしなあ。今度は恒星側の話をメインで進めて、そこに晶が少し関わっていくという感じなんでしょうか。

 

物語上積まれている問題をざっくりと挙げると以下の通り。

 

①恒星の兄貴との問題

②呉羽からの依頼

③晶は会社を辞めるのか果たして

④朱里は職にありつけるのか果たして

⑤晶と恒星の関係は進展するのか

⑥もしくは別の恋を始めるのか

⑦はたまた三郎が恋を始めちゃうのか

タクラマカンは全員のオアシスになれるのか

⑨ていうか橘カイジは結局登場しないのか

⑩みんな獣になれるのか

 

 

......途中からふざけましたごめんなさい。

 

けもなれは例えば職業ドラマなどと違って、メインテーマがありそうで明確にはないドラマだと思うので、最終的にどうなるのかというのが全く読めないんですよね。最後どころか次回さえ見えない。だからこそ楽しく観ることができているのかもしれません。

 

晶と恒星がともに清々しく笑い、「自分」をもって生きていけるというなら最終的にどう転ぼうと構いません。などと勝手に自己解決しちゃいました。けもなれ、新章も楽しみにしております。

 

 

 


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以上第7話感想でした。恋愛ものでありながら、「生きるとは」みたいなデッカい球を投げてこられるので毎度お腹いっぱい、というかボコボコになっちゃいますね。久々の連ドラ視聴がけもなれで良かった。何も考えずに見られるようなドラマも良いですが、自分は少し重たくてリアリティのあるお話の方が好みなんだなと再認識できました。

 

何だかんだ言いつつ第1話と比べたら晶以外のキャラクターにも愛着がわいてきましたし、自分ってばちょろい。特に松任谷さんの見方がコロッと変わっちゃう辺り。初期めちゃめちゃdisって、もう見るのも止めるとか言ってたのがウソのようだ......。でもこれだから人間って面白! というリュークさんの言葉が効いてくるのでした。いやアレは全然意味合いが違う。出直してきます。

 

 

 

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