零れ落ちる前に。

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ウルトラマンガイア 第13話「マリオネットの夜」感想

こんにちは、ログ(exloyrog)です。

 

ガイア13話、とっても不気味な話で好みでした。公式のツイートもいつもより手が込んでおります。

 

 

 

 

 

電話で洗脳

着信音で人々を操り、壊滅させてしまうという恐ろしい怪獣・サイコメザード。第4話のメザードがパワーアップして帰ってきた姿、ということでしょうか。携帯の着信音で洗脳というのは時代を感じます。あの時代、着信音で驚かす系のホラー流行ってましたもんね。パッと浮かぶのは『着信アリ』ですが、今調べたら秋元康原作だったの知らなかった。マジすか。

 

 

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着信アリ

着信アリ

 

最初の女の子といい、家族がどんどん洗脳されていく様は恐ろしい。今見ても怖いと感じますから、小さい頃に観たらトラウマになっちゃうこと間違いなしですね。ウルトラは時々トラウマ話を生み出す印象が強い。

 

その事件にたまたま遭遇し、追う事になったのはKCBの皆さん。毎度巻き込まれがちですが、今回は大活躍でした。特に田端さん、お久しぶりにして大健闘。真実を追求しようとする正義感といい、子供を必死で守ろうとする姿といい、惚れてしまいました。結局カメラに何も映らなかったのは例の如くですが、子供の家族を救えて笑顔を見られただけでも御の字ではないでしょうか。リンブンは操られちゃったのでノーカン。

 

 

藤宮の揺らぎ

サイコメザードの攻撃・人質に苦戦するガイアを救ったのは、なんとアグル=藤宮。「存在理由の無い人間はいずれ消える」と、悉く否定的な藤宮くんでしたが、「人の存在理由って誰が決めるのよ!」という玲子さんの一喝に何か思うところがあったのかもしれません。藤宮と最初に接触したのは玲子さんでもあるし、今後2人の関係はキーになっていきそう。藤宮の心を変えるのは一般人の玲子さん、という図式も面白いですね。

 

それにしてもカッコ良いアグルの登場シーン。濃い青のシルエットが夜景に映えますね。ヒーローと暗闇って毎度毎度相性が良いんだな~と実感します。そしてトドメの頭からビームは強烈な破壊力。あっさりとサイコメザードをバラバラにしてしまいました。こんだけ勢い良く爆発四散すると爽快です。

 

また、ガイアが咄嗟に人を庇うのもナイスでしたね。この辺の配慮が無い辺り、まだまだ藤宮くんの考えは揺らがないということか。次回は共闘路線になるようですが、我夢との関係性がどう進んでいくのかに注目しようと思います。

 

 

マリオネットの夜

 

以上、第13話でした。ウルトラ特有のこえ~~~~~回。トラウマ必死の展開は、この時期の微妙に古い映像だからこそ恐怖を掻き立てるものがありますね。1年もあればまたやってきそうだなあ。構えてしまいます。

 

 

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