零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

2019年のハロプロがヤバすぎるので見てくれ 後編① Juice=Juice編

後編その①。本日はJuice=Juiceについて。本当はモー娘。についても一緒にまとめていたんですけど、分量がとんでもないことになってきたので更に分割してお届けします。後編①ってなんやねんって感じですが(笑)

 

exloyks.hatenablog.com

 

 

前回、職場のクソイベントに参加させられた不満をぶちまけるように酒に乗せて書いてしまったこの記事。冷静に読み返すと本当にまとまりがなくて読みづらく、申し訳ないです。落ち着け私。

 

興奮のままに伝えたかったのは、ただただ「2019年のハロプロがヤバすぎる」ということ。例年より明確に意識して「バズる」作品を沢山発表していると思うのです。「三年目のデート神話」しかり、「Oh No 懊悩」しかり、「恋はアッチャアッチャ」しかり。特にアッチャアッチャは先日NHKのうたコンにて全国放送されたし、勢いでMステにも登場しないかなあと期待してます。

 

まあテレビは難しいとしても、この夏開催される「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」、通称ロッキンで再度注目されると思ってます。今年は去年に続いてモー娘。アンジュルムが出演し、更にはJuice=Juiceが初出場。先輩である元℃-ute鈴木愛理さんも出演するようで、徐々にアップフロントが本気を出してきたように感じます。

 

rijfes.jp

 

この流れでアンジュルムについての話題をもう少し。5月26日まで原宿のAREA-Qにて催された「アンジュルーム」というコラボカフェに先日行ってきました。これはハロオタしかいないだろうから新規獲得は望めないイベントだけど、個人的にはあんまり知らない人にこそ行ってほしいなと思えるものでした。店内にずっとかかっているライブ映像やMVを、メンバーが作ったオリジナルドリンクを飲みながら優雅に楽しむ。途中、メンバー1人1人がドリンクにどんな思いを込めたか?という動画もあり、正直全員の名前を覚えきれていない自分も、それぞれのキャラがよく知る事ができて嬉しい映像でした。アンジュルムというグループを軽い気持ちで知るのにもうってつけな場所だったので、こういう機会はどんどん作ってほしいな~。

 

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それと、アンジュルムの大ファンを公言する女優の菊池亜希子と蒼井優がW編集長となり、制作に100%携わったという愛溢れるフォトブック、『アンジュルムック』がつい最近発売。まだ買えていないんですけど、女優さんが編集しただけあってかなりセンスが良い仕上がりになってるそう。ていうか、こんなに各方面から押し出してもらってて嬉しいですね。世間もっとアンジュを知って!!!という気持ちになります。さっきMステは無理かなっていったけど、去年モー娘。ガチオタの松岡茉優ちゃんと共にモー娘。が出演したみたいな感じで、蒼井優&菊池亜希子&アンジュルム、アリですね。

 

アンジュルムック

アンジュルムック

 

 

最後に、最新アルバムの『輪廻転生』はスマイレージからアンジュルムというグループ名になって以降の楽曲が全て収録されたアンジュルムフルコースな作品なので、初心者うってつけです。TSUTAYAかどっかで借りておくれ。ただもしお金に余裕があったら、『電光石火』っていう去年のライブBlu-rayも入った初回盤を買っておくれ。特にジャニオタと舞台オタには刺さると思うので。アンジュをちゃんと知らない俺はこれを買ってザクザク刺さって致命傷。

 

 

何だか事務所の回し者みたいになっちゃいましたけど(笑) そろそろ本題。本日の後編①ではJuice=Juiceよりシングル2枚、後日公開の後編②ではモー娘。より1枚をご紹介。あの、本当、ちょっとでもMV観て下されば嬉しいので、そんであわよくば1つでも気になるグループがあればそれで良いので!ズブズブ行っちゃってください!!!Open The Gate!

 

 

 

 

2019年のハロプロがヤバすぎるその④ Juice=Juice編

Juice=Juice:プロフィール|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

『微炭酸』


Juice=Juice『微炭酸』(Juice=Juice[Lightly Sparkling])(Promotion Edit)

 

 

・2019年2月13日に発売された11thシングル『微炭酸/ポツリと/Good bye & Good luck!』より、ゴリゴリ&しゅわしゅわなリード曲。アイドルofアイドル・ちゃんさんこと宮本佳林ちゃんと、ゆるふわ系アイドル・まなかんこと稲葉愛香ちゃんがWセンターです。

・この曲、ちょうど超英雄祭の日に池袋某所でリリイベがありまして、暇潰しにウロウロしてたら巡り合いました。イベントでの歌唱にも感動しましたが、その前にスクリーンでずうっとMVが流れていたから耳から離れなくなってしまった(笑) コンビニでもよく流れている印象です。後述しますが、この曲で段原瑠々ちゃんから目が離せなくなるという。

・0:03~0:30 キラキラしたイントロから始まり、歌が入るまでじわりじわりと気持ちを盛り上げてくれる。台形型の陣形で腕を回すシンプルなダンスは覚えやすいんじゃないでしょうか。

・ちなみに作曲はKOUGAさん、作詞はシンガーソングライターの山崎あおいちゃん。ちょっとアニソン感あるなと思っていたら、水瀬いのりさん・麻倉ももさんの曲とかあんスタの曲とか、ちょっぴしだけど作ってらっしゃった。あおいちゃんはアンジュとJuiceで常連ですね、って思って調べたら5曲程なので、これからもっともっと作る感じなのかな。作詞家さんとはまた違った新鮮で純な感じがあるのでもっといろんな曲を聴いてみたい。

・MV全体を通して、『微炭酸』というタイトルのように透明感があってナイス。青が基調のこの衣装、何気に一番好きなので何回でも見ちゃう。

・サビの「微炭酸しゅーわっしゅーわっ」の伸び感と「わっ」と絶妙なふわふわ感がたまらない。

・1:54~ ガラス玉に映るメンバー達の美しさよ.....先ほど透明感といいましたが、光の当て方、色彩感が上手いというかオシャというか。作品としての見応えがあります。

・3:01~ 間奏の静かで切ないメロが染みるなあ。

・3:25~ Cメロの出来が良いかどうかで楽曲の良し悪し・好き嫌いが決まる説。個人的にガッツポーズです。切なさが止まんねえ!

・3:47~ 佳林ちゃんの「「好き」が零れた」の歌い方に少し艶があって、表情と相まっていつもグッときてしまう。

・3:50~ そして一気にキーが上がってラスサビ。高木紗友希ちゃんの高音コーラスが美しすぎる......。さゆきちゃんの超絶美声はアプカミにてREC動画が残っていますので是非。

 


【アプカミ#129】つばきファクトリーMV撮影メイキング・ Juice=Juice高木紗友希REC・モーニング娘。’19 生田衣梨奈のメイク MC:秋山眞緒&山木梨沙

 

・4:15~ ライブにて最も痺れたシーンはここ!ここまでそんなに目立っていなかった段原瑠々ちゃんのソロで一気に彼女の魅力が爆発します。少し太めで芯のある声が、突然ドンと轟く。撃ち抜かれるとはこういうことか、と肌で実感しました。

 

 

『ポツリと』


Juice=Juice『ポツリと』(Juice=Juice[Solitary])(Promotion Edit)

 

・またまた登場、ロックスター中島卓緯が作詞作曲を手掛けたボリューミーな1曲。アンジュの『大器晩成』、つばきの『今夜だけ浮かれたかった』、そして前回紹介した『三回目のデート神話』みたいなアップテンポが十八番な印象だったので、こういうダウンビートを書くのは意外。だけど流石、ロックで直に響く曲ですね。

・そして編曲には浜田ピエール裕介さん。有名どころは関ジャニの『ズッコケ男道』、遊輔の『ひまわり』。ハロの編曲を結構手掛けている方でした。担当曲だとモー娘。の『今すぐ飛び込む勇気』が雰囲気近いかなあ。これよりもしっとりめなのが今回の曲。

 


モーニング娘。'15『今すぐ飛び込む勇気』(Morning Musume。'15[the courage to jump in right now]) (Promotion Edit)

 

・なんかもう、書くことないですね(笑) ユニゾンが美しくて、8人のバランス・構図が大変素晴らしい。beautiful & excellent。こちらからは以上です。

・まあ、好きポイントを絞って書いてみますか。やっぱりイチオシはサビの「ポツリとぉ~~ただぁ~~」の伸びですね。リズムが細かい楽曲が多い分、逆にこういうゆったりとした曲を歌われると気持ちの乗り方が少し違って聞こえてきます。この曲の伸びにはメンバーの気持ちが熱く、しかし冷静に乗り切ることができていて、耳にじんわりと残ってくるんですよね。卓緯さんとピエールさんのサウンドがどんどん盛り上がっていくのに合わせて、彼女らの声も熱が帯びてくる。4:25というタイムの中で起承転結がしっかりしていて、ただただ、納得感のある心地良さを感じます。

サウンド的に面白いのはやはり2:47~の間奏。ドラマチックなリズムの中で、モノクロな8人がダイナミックに舞う。そして間奏明けに金澤朋子高木紗友希両名の芯のあるソロパートで更に惹きつけるという。動画を観てたらちょっと長いから飛ばしたくなる時って往々にしてあると思いますが、この曲は長めでありながら無駄がなく、そういう気持ちを微塵も起こさせてくれません。

 

 

『Good bye & Good luck!』


Juice=Juice『Good bye & Good luck!』(Juice=Juice[Good bye & Good luck!])(Promotion Edit)

 

・やなみんこと梁川奈々美ちゃんの幸せ溢れる卒業曲。元カントリーガールズでもあります。冒頭に挙げた公式サイトのプロフに彼女の名はもうありませんが、どうか覚えて帰ってあげてください。MV冒頭に登場する可憐な女の子です。御年17歳です。書きながら年下すぎてビビってます。いやでもわかる、華のセブンティーン感バリバリあるもんね。芸能界から離れたからもう会えないだろうけど、大学進学がどうか叶いますようにと祈っておきます。

・この3曲で既にJuiceの振れ幅が大きいことがお分かりいただけただろうか。先2曲はクール系でしたが、ここで一気に「THE・アイドル」へ。彼女達の素はこんななんじゃないかな~と思うとニヤニヤしちゃいます。

・作曲は『微炭酸』と同じくKOUGAさん、編曲に炭竈(すみかま)智弘さん。作詞は三浦徳子さんです。炭竃さんについては事務所の公式サイトに詳しく実績が。

Works – dAP production前回明記してなかったんですけど、『三回目~』や『夢見た15年』にも入られてますね。個人的に驚きだったのは、アイドルネッサンスの『前髪』にkeybordを演奏されていた点。ベボベの小出さんが全力でプロデュースしたアイドルってことで応援してたので、ここで繋がるのは嬉しい。解散済なのは残念ですが、是非聴いてほしい。

 


アイドルネッサンス「前髪」(MV)

 

三浦徳子(よしこ)大先生は大御所中の大御所ですね。こういうご年配の方々、よく詞の若さを保っていられるな......と毎度ビビり散らします。セクゾとか書きまくってるし。偏見ですけどセクゾってちょっと痛いというか、スレスレの領域じゃないですか。彼らだから許される気障感。仮に一般人がマネしたら炎上しちゃうやつ。そういう世界観を定年間際(?)の御年で書けるのはやはり並大抵じゃないと思う。 三浦徳子 - Wikipedia

・またまた紹介面で長くなってしまいました。そこはもっと端的に説明せい。

・この曲に関して言えるのは、「トニカクカワイイ」という一点突破。やなみんを笑顔で送り出そうという、しめっぽさの無さが特徴的ですね。アイドルを知らない時期、こういう楽曲こそアイドルソングだと思ってた。ゴリゴリした曲に触れまくった後、逆に新鮮です。てか本当、ピンクの衣装可愛すぎか。絶対アイドルじゃないと着れん。

・0:33~ 瑠々ちゃんの伸びやかな「はぁなぁのぉよぉぉぉにねぇぇぇ~~~」だけでも頼むから聴いてくださいいや聴け

・0:43~ 超絶美少女・植村あかりさんの「じっぶっんっをっ」のリズムとこちらへの(というかやなみんへの)目線・笑顔、ハイ素敵です満点です。宮崎由加ちゃんからのパス回しが上手い。

・0:54 段原ポイントその②。満面の笑顔に春の到来を感じた。いや過ぎてた。

・0:57~ 一番左にいる宮崎由加ちゃんの力強過ぎる指差し連打、毎度笑ってしまう。「「「いつもここにいること 忘れないでいて」」」

・1:03~ 仲良くパーティーするみんなの笑顔に仰げば尊死。

・1:09~ 「そのあ~しであんるいて~」金澤朋子氏のネットリした声質最高。

・1:27~ 段原ポイントその③。たんのしそうだねぇ......おいしいねぇ......(お婆ちゃんばりのニコニコ)

・1番だけでこんなに書いてんのやばいでしょ自分。MVの「Juice=Juiceの可愛い部分を全部出すぞ!」というやる気があまりに強すぎるんで仕方ないです。

・2:50~ 段原ポイントその④。もう何も言葉などいらぬ。

・3:17~ 写真アルバムの激エモ間奏を超えた後のラスサビ。Juiceのエース、ちゃんさんが「その足で歩いて行くしかないんだ」とソロで送り出すカットに泣ける。そして伸びやかなさゆきソロな。

・3:59~ さゆきさんのフェイク、キレ~~に決まりますね!!!エ~ンダ!

・4:16~ 卒業するやなみんが「またいつの日にか皆集まろうよ」......。泣いた、泣いたよ。いつの日にか待ってます。カントリーもやってきた分、ソロになった時の声質の甘さが非常にアイドルしてますね。べた甘、でもそれがいい。

 

 

 

ということで、Juice=Juice『微炭酸/ポツリと/Good bye & Good luck!』は大好評発売中!!!!!

 

『微炭酸/ポツリと/Good bye & Good luck! 』(初回生産限定盤SP)

 

 

『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』


Juice=Juice『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』(Promotion Edit)

 

・6月5日発売の12thシングル『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?/25歳永遠説』よりリード曲。いや~これ、ちょうど前編の記事を書いた時にハロステにて発表されたんですが、一発で大好きになりました。モー娘。の『青春Night』とともにしばらくこれしか聴けなくなった。アイドル好きである前にロック好きなので、こういう王道のアップチューンを出されると即降伏だよね。

・作詞だけでなく、作曲に山崎あおいちゃんがやってきました。若きシンガーソングライターが書いたからこその若さ溢れる1曲です。編曲にまたまた大御所・鈴木俊介氏。入ってくださるだけで安心感パナイ。

・冒頭、いきなりちゃんさんがやってくれました。ソロのリズム感と伸び、ブレイクからのキレのある振り&「誰か溶かしてよ」。たった15秒で五感を鷲掴みにされました。もうちゃんさんとJuiceの皆以外何も入ってこない。

・イントロのダイナミックダンス~!!!これは生で拝みたすぎます。黄色を基調とした衣装も微炭酸とはまた打って変わっててな。女の子のモヤモヤした感情を強くぶつける楽曲にぴったりな、スポーティな衣装です。

・0:28~ あかりん→さゆきさん→まなかん→ちゃんさんとAメロを回し、さゆきさん→かなとも→るるちゃんとソロパスが続くことで、ゆかにゃ以外の6人とキャラクター性を1人ずつ把握できる上手な作りですね。個性が少しずつ違って面白い。ゆかにゃについては2番のBメロに登場。正直もうちょっと目立っていいと思うんだけど、もう1曲が卒業曲だからかな。

・0:58~ 今回の段原タイム。瑠々ちゃんの何が好きって、眼力ですよ。切れ長の猫目で、ズレた角度から鋭く見る。この見る力が強くて、暗示がかかったように離せなくなってしまうっていうね。その眼力で拘束した上で艶めかしい歌声でトドメを刺されるんじゃ。俺は何を言っているんだ落ち着け。

・1:05~ いつもより長めの文章系タイトル。最近は割とよくある部類ではありますが、そのタイトルをまんまサビの頭に持ってきて、キラーフレーズとしてハメる。これ本当匠の業だと思います。長えタイトルなのに一回聴いたら忘れられないもの。

・1:29~ リフのフレーズ~~~!!!これがこの曲で最重要といっても過言じゃない。このギターの録音風景とかもしアプカミで放送されるなら要チェックですな。

・1:35~ 段原タイム②。コシが強い。

・1:40~ コシの強さ合戦なのか、段原→金澤の繋ぎに耳が満腹。いや改めて、かなとも氏の歌声好きだなあ。

・1:59~ 2番のダンスはより会場で盛り上がりそうな拳上げ。まなかんの力強い打ち込み、良いですね。目線を下げてるのも色気~~!

・2:05~ 段原タイム③。かつ、MV内で一番センスあるカットです。瑠々ちゃんのズラした視線は最高だし、なんか映画に出てくる謎多き美少女だし、ポスターに映る動くかなとも&さゆきももはや絵画。

・2:19~ 冒頭から出てますが、昔のホラー映画にありそうなガラケーのタイピング文字。少女達の感情爆発を露わにするようにババ~ッと流れるのが良演出です。なんか、この古さがちょっと怖くて懐かしい。

・2:23~ かなとも「確かなオアシスとか」、さゆき「どこにも残ってない時代さ」

はい、流石はJuiceの歌唱面を根っこで支える2人。そこからのまなかんもなかなかどうして負けてない。どっしりしてますね。

・2:44~ 段原フィーバータイム!!!!!

はい、来ましたよ。初見時もビックリし過ぎて、っていうか頭の中で思い描いていた理想と一致しすぎて高らかに叫びました。「生きててよかった!!!」

『微炭酸』と同様、一番盛り上がる所で抜けるソロを任せられる瑠々ちゃん。この推し方にグッときますし、それに120%応えられる彼女の強さに痺れます。だってねえ、サビのワンフレーズ8小節分を任されるってねえ。冒頭のちゃんさんと同列ってことですからね。別にJuiceはメンバー間で歌割にそんなに差は感じない(人数がほどほどだしね)から不満がどうとかはないんですけど、こう、意味のある持ち場をできる子に持たせる事ができるのは、グループとして非常に強いと思います。熟練のハロオタみたいに語ってすまないが私は新規だ。自分で怖い。

「強がり隠す弱さ~」のシルエットのカット、ドツボです。そこからの光の三原色で「誰か見抜いてよ」ですからね。その鋭い眼でそれを言うもんね。曲の緩急に合わせたカットのメリハリがSo cool。

・ていうか皆の悲しげな表情がアイドルというか女優なので皆ドラマ出てください。

 

 

『25歳永遠説』


Juice=Juice『25歳永遠説』(Juice=Juice [“25 year old forever” theory])(Promotion Edit)

 

・25歳で今月卒業を決めた宮崎由加の卒業曲。昨年発表した時も、「25歳定年説は本当だったんだ」と暗い方向で話題になり、ハロオタが荒れていた様子は自分も見ていましたが。それを逆手に取った「25歳永遠説」というタイトル。直球で黙らせにきましたね。児玉雨子先生、流石っす。

・作詞児玉雨子、作編曲KOUGAと来ました。前回の記事を書いてる時も思いましたが、こうやって作詞作曲の方を見ていくと、色んなタッグを組んで、色んな化学反応が起きているんだな~と面白い発見が沢山あります。元々ゆずやYUI等シンガーソングライターが好きだった自分は昔、「アイドルも自分で曲書けばいいのに」って勝手に思ってたんですけど(書く人もいますけど)、その道のプロに書かせるからこそ良い物が生まれるんだぜ、適材適所なんだぜってのを当時の自分に言い聞かせたい。今回の化学反応もエクセレント。

・0:11~ 6月16日(Sun)は卒業公演の前日ですね。つまり、お別れの前の1日を切り取ったドラマ仕立てのMVだということ。もちろんフィクションですけど、自然体な彼女らの、明日への不安と期待が覗けて面白い作品です。ちなみに卒業公演は17日の18時から日本武道館にて上演され、BSスカパー!でも同時放映。翌日18日にはアンジュルム和田彩花卒コンがフジテレビTWOにて放送されますよ。見ましょう!(突然の広告)

 

natalie.mu

 

でも真面目な話、卒コンが好きへの入り口になることもあるので。てか私がそうなので、少しでも関心がある方は、2人の有終の美を是非見届けてほしいなと思います。

・0:12~ ゆかにゃセンターでカラフルなワンピース。これまでと比較すると私服寄りの衣装です。可愛い。全体的に小物(傘とか)も部屋もカラフルで可愛さが詰まってる。

・0:57~ うはえ!?と声が出たシーン。なんと、今作のロケ地は石川県金沢市でした。見慣れた我が地元、いつも通った金沢駅......!!! 何故金沢が選ばれたかというと、ゆかにゃの地元だからです。いくら出身とはいえこんなに地元を推してくれるのは中々無いと思うので、ゆかにゃの金沢愛の深さがわかります。泣いた。ちなみに明日夜春ツアーのファイナルで金沢公演をするそうです。何だそれ余計泣けるわ。我が思い出の文化ホール。にしても金沢駅、何だかんだ映えますねえ。

・ゆかにゃ、今度から「となりのテレ金ちゃん」のパーソナリティになるんですよ。凄くないですか?このジモトークに着いてこれた人は金沢駅で僕と握手。

・1:07~ こんなカラフルな傘で美少女が歩いてたら絶対立ち止まるわ。てか金沢やっぱ雨やべえな。雨が降らなきゃSay快晴。

東茶屋街卯辰山展望台と馴染みのある場所を使ってくれたのは嬉しい。本当にうれしい。ただ欲を言えば、兼六園や21美の方が、茶屋街よりも地元民の馴染みはあった......!茶屋街、新幹線ができてから観光地としてグングン開発されていったので、昔はこんな感じじゃなかったと思うんですよ。知らない店ができまくった。だからどちらかというと、昔からあるスポットをもう少し挟んでほしかったです。まあ、茶屋街のが映えるけど。

・「にじゅうごさい~」の「2」と「5」の振付は簡単で覚えやすいですね。「5」ってやった時のちゃんさん可愛い。

・1:23~ 段原ポイント①。ここ1番過ぎる満面の笑みっす。

・1:35 段原ポイント②。この子、クール系と思いきやこんな可憐な表情もできるしころころ印象が変わるからもう無理好きが止まらない

・1:55~ 段原ポイント③。目を閉じても段原。

・2:46~ 歌詞がまたあったかいんですよね。「多く足らない経験則/叶えた夢も/果たせなかった約束も/もし正解じゃなくても/昨日今日明日もそう明後日も/わたしはずっとわたしだよ」。やなみんの曲もですけど、こうやって笑顔で前向きに進んでいく感じが真っ直ぐでさっぱりしています。逞しい。

・3:27~ 念願のソロパート。卒コンで聴いたら泣くと思います。泣く予定。

・3:40~ 柚子乙女!飲んだことない!(笑) 

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・4:09~ うん、上手くいくよあなたなら。

・4:20~ 号泣不可避

・4:34~ 運命の2019年6月17日。だけど寂しくないのは、彼女が真っ直ぐ前を向いているから。笑顔でいるから。安心して眠る7人の姿が微笑ましいです。現実でもこんな感じだったら尊いな。

 

 

ということで、Juice=Juice『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?/25歳永遠説』は2019年6月5日発売!!!明後日!!!

 

 

【Amazon.co.jp限定】「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?/25歳永遠説[通常盤B](オリジナルポストカード・Amazon.co.jp バージョン付き)

 

 

後編①、以上です。画像やつべのリンクがあるとはいえ、1万字超えるとは思わなかったよ怖いよ。自分がこんなにJuice=Juice好きだとは思ってもみませんでした。初めて生で見たグループだからこそのアドバンテージでもあるんでしょうか。や、そんなの関係なく、このグループの完成度の高さが大好きなんでしょう。非の打ち所がないもの。

 

当記事を読んでくださっている方、この文まで辿り着けたのかは正直わかりませんが、もし辿り着いた方がいらっしゃればこの場を借りて謝罪させてください。ひたすらべた誉めの記事で申し訳ございません。もっと批評の目を持ちなさいって思いますよね。でもね、好きすぎると「好き!」しか言えなくなるんだよね。そういう実感を打鍵しながら味わいました。一辺倒な所に反省はしてます。後悔は......してないや()

 

ってことで次回後編②はド本命のモー娘。'19。もっと評価が甘々になると思います(笑) それでも良ければ、是非次回も読んでくだされば幸いです。そして気が向いたら、過去のMVなり雑誌なり音源視聴なり、色んな方法で彼女達の存在を深く知ってくだされば嬉しい事この上ないです!よろしくお願いします!!!