零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

こんなご時世だし好きな音楽でも回顧してみる。前編

史上初、自宅待機必須なGWがやってきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか!!!元気ですか!!!!!僕はそれなりに元気です!!!!!!!オタク捗りますね!!!!!

 

仕事も週の半分がリモートになったし、とにかくお家での時間を過ごすことが増えました。外に出るのは買い出しの時くらい。駅近に行くとふつうに人が出歩いているのでもっと自粛に協力してくれ.......という思いが強いです。ひとりひとりに面と向かって「家にいろ!」と声掛けするヤバい奴にはなりたくないので。感染の第二波が来る前に、ひとりひとり意識を変えていく時期だと思います。自粛疲れはそりゃあるけど!少しでも早く平穏に過ごせる日が訪れてほしいので。

 

時間が出来ると普段やらないことを腰を据えてやってみたくなるもので、ここ2週間は料理を毎日続けるようになったり、ストレッチや筋トレをしたりと、健康的な生活を実践中です。夜になるとオンライン飲み会をしちゃうので健康面はプラマイゼロなんですけど(笑)オンライン飲みも言ってみればただ「通話しながら飲む」だけなんですが、中々楽しいものですね。誰かと話せるだけで精神的に安定します。アル中にならないように気を付けつつ、自宅での生活を楽しみたいです。

 

さて、今回は普段やらないことの一環といいますか、過去に好きだった音楽を気の向くままに回顧してみようと思います。こんなご時世だからか回顧癖が付いちゃって、音楽だけじゃなく漫画、小説、映画、特撮作品などなど、「昔こんなの見てたな~」と思い返すことが増えました。ただの自分語りですけど、「これ懐かしい!」と共感したり、「こんなバンドいるんだ!」と新たな出会いがあったりすると幸いです。

 

 

 

 

 

ゆず

・推し曲:「また会える日まで」「命果てるまで」

・推し作品:『1 〜ONE〜』

 

1~ONE~

 

どうやって振り返ろうかな~と考えた結果、時系列に沿って、アーティストごとに進めることにしました。まずはゆず!「またあえる日まで」は自分がはじめて親に買ってもらったCDです。きっかけはもちろんドラえもんの映画、『のび太とふしぎ風使い』です。タイトルだけで懐かしい。自発的に聴いた音楽の入口がゆずということで、シンガーソングライターへの憧れが強くなりました。いまでもアコギの音を聴くと安心するのはそのせい。

 

 

サンタさんからからアルバム『1 〜ONE〜』が贈られたクリスマス。今でも色褪せない名盤です。「桜木町」が有名ですが、「命果てるまで」が超絶名曲なので今こそ聴いてほしいです。物心ついてから聴き返した時、《生きているのに死んでる人がいる》という詞にぶん殴られたような衝撃を受けました。

 

 

そういえばこの頃の母、筆記体で書いた手紙を同封するくらいサンタさんを演じることに凝ってたなあ。自分がサンタさんだったら子供をどう驚かせてみよう?と想像するのも楽しいこの頃です。

 

 

いきものがかり

・推し曲:「SAKURA」

・推し作品:『NEWTRAL』

 

NEWTRAL(初回限定盤)

 

ゆずを通れば当然いきものがかりも通りました。神奈川といえば、路上ライブといえば、な2組。推し曲はベタながらデビュー曲の「SAKURA」。アルバムは高校時代に買った『NEWTRAL』です。

 


いきものがかり 『SAKURA』Music Video

 

ただ、書いておきながらなんですけど全然『NEWTRAL』の収録曲を覚えていないという(笑)リード曲以外もたくさん聞いてたはずなんですが曲名から思い出せない。多分初回盤付属の「なまものばかり」というライブ盤ばっかり聴いていたのかも。ライブ音源だとこんなに臨場感あるんだ!と感動した思い出。

 

 

 

YUI

・推し曲:「LIFE」「How Crazy」

・推し作品:『CAN'T BUY MY LOVE』

 

CAN'T BUY MY LOVE (初回限定盤)(DVD付)

 

"シンガーソングライター"という言葉がより自分の中で馴染んだのは、YUIを知った時でいた。自分と同世代はみんな聴いてたんじゃないかな~と思いますが、周りよりもどっぷりとハマってました。ちょうど中学生でTwitterの世界を知った頃、YUI好きのフォロワーと沢山交流してた時期があったなあ。中高生向けの人気ラジオ『SCHOOL OF LOCK!*1を知ったのもYUIからです。

 

父から譲り受けたアコギで弾いていたのもYUIの曲ばかり。「I remember you」「again」「Good-bye Days」などなど、初心者向けの曲は一通り弾いてました。バレーコードの練習が捗ったのは「LIFE」。サビが結構難しめでした。

 


YUI 『LIFE-short ver.-』

 

推し曲はありすぎて選べませんが、推しアルバムより「How Crazy」。毒々しいサウンドで感情を剥き出しにしたYUI曲が大好き。

 

 

 

 

miwa

・推し曲:「again×again」

・推し作品:『guitarium』

 

guitarium

 

YUIを通れば当然miwaも。わかりやすいほどに系統が似てます。1枚目の弾き語り路線を好きになると思いきや、miwaはロック寄りの曲をよく聴いていました。落ち込んだ時は「again×again」で「飛べ私!!!!」と鼓舞していましたね。

 


miwa 『again×again』 Music Video

 

miwaに関しては高校時代『miwaのオールナイトニッポン*2、通称「miwaナイト」のヘビーリスナーでした。「ミワニッシモ!!」、「週刊!コシップス!」、「いちごの先」、そして迷コーナー「ジャスティン」。「ジャスティン」はハガキ職人らの連携で猟奇的なオチを迎えるという恐怖体験でした(笑)「前髪パッツンズ」というバンド企画や、サミュエル・L・ジャクソンからLの称号を貰う伝説回などなど、なかなかハチャメチャなラジオでした。

 

 

小南泰葉

・推し曲:「怪物の唄」

・推し作品:『キメラ』

 

キメラ

 

シンガーソングライター繋がりはさらに続きます。Twitter黎明期、YUI関連のフォロワーさんがツイキャスで弾き語りをしており、そこで出会ったのが泰葉さんの音楽でした。とにかく毒にまみれた、けれども誠実で優しい音楽が中学生の私にぶっ刺さりまして、今でも心に靄が溜まった時は泰葉さんの音楽を聴いて掻き消してます。

 

「嘘憑きとサルヴァドール」、「「善悪の彼岸」」辺りのロック曲は勿論大好きですが、自身で編曲している「怪物の唄」が一番効きますね。優しいギターの音色と、傷だらけの声がマッチした名曲です。歌詞はかなりしんどいけど。

 

 

 

Goose House

・推し曲:「光るなら」

・推しカバー:「めざせポケモンマスター

 


めざせポケモンマスター(Cover)

 

YouTube発のアコースティックユニット、Goose House。作品で聴くというよりYouTubeでのカバーを見漁ってました。推しカバーはポケモンマスター。シンプルでオシャレな弾き語りがグッと来たのと、わっしゅさん*3が一々面白すぎるのと(笑)とにかく楽しそうに演奏してる姿に惹かれました。他にも素敵なカバーだらけ!GW中に見返そうかな。

 

オリジナル曲だと「光るなら」。アニメ『四月は君の嘘*4の主題歌で、大抵の人は耳にしたことがあると思います。

 


光るなら/Goose house

 

 

 

・推し曲:「Truth」「T.A.B.O.O」

・推し作品:『僕の見ている風景

Truth

ここで唐突なジャニーズ。SMAPKAT-TUNよりも、同世代は嵐一色だったと思います。初めて購入したシングルの思い出補正で「Truth」は金字塔。

 

exloyks.hatenablog.com

 

過去にも書いてますが、『僕の見ている風景』は思い出深い作品。この頃が自分にとっての嵐全盛期です。最近になってYouTubeでライブを初めて視聴しましたが、この前後の楽曲がやはり最強。SHO SAKURAIの「T.A.B.O.O」、天才だよね......。はじめて出来た彼女に嵐のベストアルバムをあげる(そしてすぐ別れる)なんてことをしなければ、飽きずに立派な嵐オタになっていたかもしれないと思うと、人生ってわからん。 

 

 

それにしても嵐のSpotifyのリンクが貼れる時代!!ありがとう!!!ハロプロもはよ!!!!!

 

 

flumpool

・推し曲:「残像」

・推し作品:『Fantasia of Life Stripe

 

Fantasia of Life Stripe (ファンタジア オブ ライフ ストライプ)

 

少しずつロックバンドへの興味も湧いてきた中学・高校時代。ロックというよりポップス寄りのflumpoolとは、推し曲で分かる通り、『ブラッディ・マンデイ*5のせいで出会いました。シーズン2最終回の満島ひかりが色んな意味でブッ刺さった思い出(?)

 

タイアップ多めであることを除いても名曲揃いのアルバムでして、一聴しただけで青春時代に戻れます。キラッキラな青春時代は勿論幻想ですけど!!ヘッ!!

 

 

 

 

SEKAI NO OWARI

・推し曲:「Love the warz」

・推し作品:『ENTERTAINMENT』

 

ENTERTAINMENT (通常盤)

 

セカオワもそりゃあ通りますよね!!!(突然の大声)

 

懐古厨認定されたくはありませんが、でもやっぱりファンタジー路線に舵を切った「RPG」以降のセカオワより、独自の世界観全開な初期のセカオワが大好きでした。それこそ「世界の終わり」表記の曲はハズレが皆無.....。と書いておきながら、推し曲は改名後の名盤からセレクト。「Love the warz」のダークな世界観に当時惚れすぎたので、迷いましたが選曲しました。それにしてもこのアルバム、個人的にKing Gnuの『Sympa』とタメ張れる位に作品として好きだなあ。

 

 

 

 

Base Ball Bear

・推し曲:「カナリア」「「それって、for 誰?」part.2」

・推し作品:『二十九歳』

・推しMV:「不思議な夜」

 

二十九歳

 

人生を狂わされたバンドpart1。高校時代に『SCHOOL OF LOCK!』キッカケで出会い、『二十九歳』とかいう強すぎるコンセプトアルバムに衝撃を受け、ライブハウスに足を踏み入れた時にはもう一生追いたいバンドになってました。リードギター湯浅の脱退で大きく変貌しましたが、リアルタイムでその事件に遭ったからこそより強い思い入れが出来てしまったといいますか。

 

推し曲は無限にあるので語り切れません。青春ロックしてた時代も、ファンクサウンドに傾倒した頃も、3ピースになってからの作品も全部大好き。ただやっぱり、『二十九歳』のおかげで「アルバム作品を世に残す意義」を知ったので、この作品を外す訳にはいきません。iPod shuffle*6を愛用していた頃はシャッフルで聴いてこそ楽しいという価値観を持っていましたけど、『二十九歳』に出会ってしまったせいで「アルバムは流れで聴いてこそ!」と思うようになりました。「光鮮」→「魔王」でしっかりと幕を降ろしてからの、カーテンコール的な「カナリア」の流れは非常に映画的でもうドラマチックです......!!!そして「カナリア」の歌詞はいつ聴いても沁みる。

 

 

 

湯浅脱退後に豪華サポメンに囲まれて行われた「日比谷ノンフィクションⅤ~LIVE BY THE C2~」*7の映像は何度も何度も見返してますが、アンコール後、3人で演奏した「The End」、そして「「それって、for 誰?」part.2」は、聴き返すたびに夜の野音が目に浮かびます(現地に行き始めたのは翌年のⅥからなんですけどね)。アウトロの決意めいた長尺ギターソロで一生こいちゃんに付いていくと決めました。や~もう、ベボベ最高。何時間でも語りたい。

 

 

それとベボベだけは推しMV枠も(笑)夜の青春ボーイミーツガール!な「不思議な夜」は必見の作品です。楽曲とのマッチ具合が凄過ぎて。青春追体験しましょ。

 


Base Ball Bear - 不思議な夜

 

 

 

赤い公園

・推し曲:「ナンバーシックス」「消えない」「塊」

・推し作品:『猛烈リトミック

 

猛烈リトミック

 

邦ロックゾーンが盛り上がって参りました。YouTubeでテキトーに自動再生して、いろんなバンドを掘る遊びをしたことがある方は沢山いらっしゃると思いますが、この遊びで出会ったのが赤い公園です。「今更」のMVで、なんじゃこりゃ!?と衝撃。すげえバンドがいるんだと知り、一気にのめりこみました。

 


赤い公園 - 今更

 

推し作品はアルバムとして好きな『猛烈リトミック』。推し曲は選び切れませんが、やんちゃなお遊び感が楽しい「ナンバーシックス」と、ボーカルが石野理子ちゃん*8になってからの「消えない」をセレクト。ボーカルチェンジで大きくバンドは変貌しましたけど、津野米咲節は健在です。

 

 


赤い公園「消えない」Music Video

 

あとすいません、推し曲絞り切れず3曲目も入れてしまいました...。というか、「塊」は赤い公園を語る上で避けて通れないよなと。ポップスモードもドロッドロモードもいけるオールマイティなバンド、赤い公園をどうぞよろしく。先日発売されたばかりの『THE PARK』についてはまた後日語りたいな。

 

 

 

ねごと

・推し曲:「黄昏のラプソディ」

・推し作品:『ETERNALBEAT』

 

ETERNALBEAT(通常盤)

 

順番は前後しますがねごともよく聴いてました!推しアルバムは『VISION』とかなり迷いましたけど、『ETERNALBEAT』が強かった。生活に超馴染む楽曲揃いで、地元にいるときは夜のドライブのお供でした。

 

推し曲は『VISION』より「黄昏のラプソディ」。沙田瑞紀ちゃん*9のギターが最高な1曲です。ちょうどライブツアーに行ったのが『VISION』の頃だったんですよね~。物販に瑞紀ちゃんが降臨されてて、購入させてもらったなあ。良い思い出。

 


ねごと - アンモナイト! / 黄昏のラプソディ [Official Music Video]

 

 

パスピエ

・推し曲:「S.S」

・推し作品:『演出家出演』

 

演出家出演

 

高校時代、ちょっと癖のある女性ボーカルが好きだったんだなという傾向がわかるチョイスが続きます。そのくせ相対性理論は全然通ってないんですけども。とにかく『演出家出演』が良すぎてこればっか聴いてました。邦ロック漁り、結構やってたんだな......。ここから「全力で追ってはいないけど、特定の作品が好きなバンド」が続くのでサクサク行きます。

 


パスピエ- S.S  Music Video

 

 

SHISHAMO

・推し曲:「お菓子作り」「熱帯夜」

・推し作品:『卒業制作』

 

卒業制作

 

もう初期も初期のSHISHAMOです。たまたまライブハウス横断フェスで入った時に好きになり、物販でメンバーが手売りしてたサイン入りアルバムを買いました。今や超売れっ子でビビる。詞が直球も直球すぎて可愛い「お菓子作り」と、大人路線の「熱帯夜」をセレクト。『SHISHAMO6』*10は大人っぽいのが多くて、ちょっと路線変更してましたね。

 

 


SHISHAMO「熱帯夜」

 

 

 

back number

・推し曲:「日曜日」

・推し作品:『blues』

 

blues

 

back numberは『blues』がツボすぎて狂ったように聴いてた時期がありました。赤裸々な日記をそのまま曲に落とし込んだような楽曲たちの中でも、お得意の失恋系ではない「日曜日」への思い入れが一番深いです。あ、でも「bird's sorrow」も「エンディング」も「青い春」も良いな......。一枚通して最強。「青い春」は長澤まさみ主演、湊かなえの書き下ろし作品である『高校入試』の熱烈なファンだったので、毎週の引きが印象的。

 

 

 

 

[Alexandros]([Champagne])

・推し曲:「Starrrrrrr」

・推し作品:『Me No Do Karate.』

 

Me No Do Karate.【通常盤】

 

懐古厨でごめんなさい(2回目)。アレキになってから「ワタリドリ」しか聴いてないレベルで曲知らないから、いまだに「シャンペ」呼称のイメージが強いです、はい。『Me No Do Karate.』の曲にハズレなしですが、アコギで始まる「Starrrrrrr」は格別でした。

 


[Alexandros] / starrrrrrr feat. GEROCK

 

 

凛として時雨

・推し曲:「Telecastic fake show」

・推し作品:『i'mperfect』

 

i'mperfect

 

『東京喰種』の影響でTK from 凛として時雨の方が知名度が高くなりましたが、ピエール中野と345がいてこそ完成すると思うの。ちょうどハマったのが『PSYCHO-PASS サイコパス』の「abnormalize」からだったので、前後の3作品が大好物。「Telecastic fake show」を目覚ましにしていたため、親から何度もブチ切れられました。この曲でさえ起きれない俺って......。

 


凛として時雨『Telecastic fake show』

 

 

 

tricot

・推し曲:「POOL」

・推し作品:『T H E』

 

T H E

ジェニーハイのボーカルとして一躍有名になった中嶋イッキュウさん所属の変拍子バンド、tricot。トリコと読みます。インスト曲「pool side」からの「POOL」が、まるでライブハウスで聴いているかのようにブチ上がるという完璧な導入。それまで変拍子の曲は未経験だったため、未知の世界に突入したような高揚感がありました。最新アルバムの『真っ黒』も変態でした。ていうかメジャーデビューしてなかったんかい。ジャンル的に海外受けがいいので、YouTubeにアップされている海外でのライブ映像は必見。

 


tricot『POOL』MV

 

ゲスの極み乙女。

・推し曲:「パラレルスペック」「ホワイトワルツ」「もう切ないとは言わせない」

・推し作品:『好きなら問わない』

 

好きなら問わない(通常盤)

 

来ました、 人生を狂わされたバンドpart2。2014年にあった空想委員会との対バン以来ずっと大好き。川谷絵音の不倫騒動により、世間的には人気途上で消えてしまいましたが、『好きなら問わない』ではむしろ切れ味がより鋭くなっており、まだまだやってくれる!と確信を持ちました。昨日配信が始まった最新アルバムも最高記録樹立!とでもいうかのような完成度で進化が止まりません。

 

ちゃんMARIのピアノあってこそ輝くバンドなので、ピアノが前面に出ている楽曲が好みなのですが、「パラレルスペック」は絵音の小気味よいカッティングにより陥落したためイチ推し曲。「ホワイトワルツ」は初期のゲス曲ナンバーワン。2番の課長のベースラインが渋すぎて...。ベースに目覚めたのは課長のお陰と言ってもいいかもしれません。亀田師匠*11と課長のお陰。

 

 

「もう切ないとは言わせない」はMVがエモすぎる。MVを見過ぎて、間奏のセリフパートが無いと物足りなく感じるようになってしまった。不倫騒動によるバンド休止の文脈をも取り込むところに、バンドとしての芯の強さを感じました。

 


ゲスの極み乙女。「もう切ないとは言わせない」

 

 

東京事変 

・推し曲:「ブラックアウト」「恐るべき大人達」「修羅場」

・推し作品:『大人』

 

大人

 

人生を狂わされたバンドpart3。というか、本当の意味で狂わされたバンドです。事変に出会わなかったら大学時代の友達とも絶対出会っていなかっただろうし、今のような人生を歩んでいなかったと思う。マジで。

 

そんな影響もあってか、今年復活した事実をいまだ消化できておらず、最新アルバムを聴けておりません......。ハロオタで言えば、鞘師の復活が現実と信じられなさすぎてインスタをフォローできていない、そんな状態。事変に出会ったのは解散後の話なのでちょっと異なりますかね。いやでも、既に卒業後の鞘師と出会ったオタクだってたくさんいると思うし間違ってない。

 

出会ったキッカケは、文化祭に出演していたバンドが演奏していた「ブラックアウト」という楽曲。こんなスタイリッシュな曲、聴いたことねえ......。ズドンと衝撃を受けました。そこから縁あってバンドのギターをしていた子と仲良くなり、事変のライブ映像を沢山見せてもらい、一緒に事変の曲をやろう!とバンドを組んだりと、どんどん事変の曲にのめり込んでいきます。そうやって遊ぶうちに、彼は今もなお会い続けるほどの大切な親友となりました。交友関係においても、事変の影響が強く在ったわけです。

 

 

組んだバンドで演奏した曲の中でも、「恐るべき大人達」が印象的。浮雲、もとい長岡亮介*12のフレーズが天才的でして、弾いてて超気持ちよかった。先程紹介した彼は出会った時のバンドではギターだったのですが、本職はピアノでして、自分はギター。ベース、ドラムの子は彼繋がりで出会い、その2人とも今も仲良くやってます。我ながら青春してんな!!!

 

 

一曲だけベストを選ぶとすれば「修羅場」。原曲もadult ver.も捨てがたい。こいつも浮雲のフレーズが天才で、「ギターってなんでもありなんだな!?」と考え方を大きく覆されました。まあ、未だにちゃんと弾けないんですけども......練習しよ.......。

 


東京事変 - 修羅場

 

 

 

 

*****

 

気ままに書き始めたら20ものアーティストを回顧してしまっておりました。1バンドずつとことん語りたいが故に、これでもコンパクトに収めるのは大変でしたが、これ楽しすぎますね。iTunesを眺めながら、記憶を辿るうちに、中学高校時代の情景が色々浮かんできましたよ。 あくまで思い出ベースですが、紹介した20のアーティストの中にお好みの音楽が見つかりましたら幸いです。

 

しっかしこんだけ書いてもまだ高校時代止まり。後編は大学以降出会った音楽に触れていく予定です。1回書くのに時間とエネルギーを使い果たしたので、次はいつになるかわかりませんけども、出来ればGW中に書けたらいいな。事変で狂った道がどういう方向性に進むのか、よければ見てやってください。ヒントはジャンル。

 

あ、それと今回の記事はハロプロNGにしてますので!次回もハロプロに触れる予定はないです!そちらに触れだすとキリがないのでな!

 

 

*1:Tokyo FMより毎週月~金の22時より放送しているラジオ番組。“未来の鍵を握るラジオの中の学校”をコンセプトとし、パーソナリティを"校長"と"教頭"が務める。アーティストが講師となり、自由なテーマで授業をするARTIST LOCKS!のコーナーにて、YUIはかつて“「◇◇◇◇」の講師”としてYUI LOCKS!を担当していた。

*2:2011年4月から2年間、火曜1部で放送されていたann。miwaは"友達がいないキャラ"として定着しており、リスナーにいじられまくっていたが、最終的に和田アキ子さんと友達になった。ギター弾き語りを披露する生歌のコーナーだけは真面目でした。メールを捌く際の「おつぎぃ~」が可愛い。

*3:ワタナベシュウヘイ氏の愛称。ぽっちゃり眼鏡がチャーミング。ふざけながらも歌は超上手い。

*4:新川直司氏による青春音楽漫画。2014年に放送されたアニメが毎週神回で涙腺がガバガバになった。

*5:龍門諒原作・恵広史作画のハッカー漫画。小中学生で出会ってしまった奴は皆ファルコンに憧れると相場は決まってる。ドラマは三浦春馬佐藤健の最強タッグで大人気でした。

*6:第2世代のブルーを持ってました。今思うとよく2GBで満足していたなと......。

*7:映像化されている「日比谷ノンフィクション」の中で最も古い円盤。もっと出してくれてもよいのよ!?サポートにはフルカワユタカ、田淵ひさ子、石毛輝、ハヤシ(POLYSICS)が登場。豪華すぎ。

*8:オリメンの佐藤千明さんが2017年に脱退し、しばらくは3人編成で活動していたが、2018年5月に元アイドルネッサンス石野理子ちゃんが電撃加入した。この加入について、アイルネに深く関わっていたベボベの小出が、湯浅脱退時にサポートしてくれた津野への恩返しとして石野を推薦したという面白い縁がある。

*9:OKAMOTO'Sのギタリスト、オカモトコウキの奥様。現在は音楽ユニット・miidaとして活動中

*10:大森靖子が書きそうな「ひっちゃかめっちゃか」とか今までのSHISHAMOと一線を画しており、一聴の価値あり。

*11:後述の東京事変で大活躍のベーシスト・亀田誠治。日本のミュージシャンは大体プロデュース、編曲、楽曲提供している凄いおじさん。

*12:「長く短い祭」の「忘るまじおじさん」として有名になった人(その説明本気か??)