零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

わたしのハロプロ楽曲大賞'21。(楽曲部門)

2021年もいよいよ1ヶ月を切り、慌ただしい日々を過ごしています。師走は私にとってはハロプロ楽曲大賞の季節。昨年は全体の曲数が少なく、不作の年と言わざるを得ない1年でしたが、今年はその反動からかシングル・アルバムのリリースが連発されました。上半期に連続リリースされた各グループのシングル曲、モーニングやつばき、研修生のバラエティ豊かなアルバム曲、舞台「アラビヨーンズナイト」「眠れる森のビヨ」の劇中歌…などなど。全体で見てもグループごとに見ても、各々の思い入れに左右され、結果発表では票がバラけるのではないかと思います。

 

www.esrp2.jp

 

例によって思い出補正、推しグループ補正が強いので楽曲の客観的で冷静な評価はできていませんが、そのゆるさを許容してくれるのがこの大賞だと思っているので、今年も自由にやらせていただきました~。毎年言ってますが、順位はあってないようなものなので!こんな曲もあったな~という風に気楽に振り返っていきましょう!

 

 

※各曲にリンクを貼り付けていますが、ハロプロ研修生の『3-STARS』と『眠れる森のビヨ』のCDアルバムは配信リリースがないため、タワレコの販売サイトのリンクで代替しています。『3-STARS』は音質は悪いけど視聴可能、『森ビヨ』はBlu-rayのため残念ながら聴けません。そろそろ流石に諸々サブスクで聴けるようにしてほしいよね。

※また、YouTubeのリンクはMV以外にREC映像を指定していますが、複数ある場合は厳選しています。MVが無い曲はLive映像もしくはREC映像になります。

 

 

 

 

それでは、50位から11位まで一気に。

 

 

50位 ハロプロ研修生『部活終わりに新しいジャージに着替える乙女心』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:神谷礼、メンバー:豫風・有澤・石山、Sound Produce:つんく♂Guitar & Programming:神谷礼、Chorus:久保田薫

タワレコ

 

大仰なバックトラックの中でこっそり寂しさを吐露する少女の繊細な恋心を年齢差のある豫風ちゃんといちさくで歌うのが趣深い。

 

 

49位 モーニング娘。'21『泣き虫My Dream』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:平田祥一郎、Sound Produce:つんく♂Programming:平田祥一郎、Chorus:小田さくら、久保田薫

iTunes レコチョク

 

歩みを進める人が素直に涙を流すことを肯定し、そっと背中を押してくれるやさしい歌詞と、平田祥一郎のやわらかいサウンドが融合した古き良き名曲。

 

 

48位 Juice=Juice『がんばれないよ』

作詞:山崎あおい、作曲:KOUGA、編曲:KOUGA、Guitar:菊池真義、Bass:中川量、Drums:高尾俊行、Chorus:宮原ひとみ、Other Instruments & Programming:KOUGA

MV MV(Solo mix Ver.) iTunes レコチョク

 

紗友希が脱退し、急遽7人版として再編成されるも、Juice=Juiceの歌唱力は決して衰えないことを示した名バラード。

 

 

47位 BEYOOOOONDS『フレフレ・エブリデイ』

作詞:児玉雨子、作曲:星部ショウ、編曲:星部ショウ、Bass:スティング宮本、Drums:高尾俊行、Fiddle:奥貫史子*1

MV フィドルREC ベース&ドラムREC iTunes レコチョク

 

「Now Now Ningen」以上にBEYOOOOONDS流の「みんなのうた」を目指した楽曲という印象。くるみん、うーたん、にし辺りのメンバーの得意技。アイリッシュという新ジャンルにも挑戦可能なのがビヨの幅の広さ。

 

 

46位 生田衣梨奈石田亜佑美小田さくら加賀楓森戸知沙希、岡村ほまれ『信じるしか!』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:大久保薫、Sound Produce:つんく♂、Keyboard & Programming:大久保薫、Chorus:小田さくら

森戸REC iTunes レコチョク

 

おどろおどろしいトラックと風変わりな選抜メンバーによるつんく汁濃厚なナンバー。サビの鍵盤にこもる切迫感。加賀森戸岡村ら後輩組の声質が各々特徴的で飛び道具として上手く機能している。

 

 

45位 ハロプロ研修生『Upside down girl』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:平田祥一郎、メンバー:小野田・広本・橋田・平山・豫風・村越、Sound Produce:つんく♂Programming:平田祥一郎、Chorus:久保田薫

Live

 

つんくから研修生へのストレートな応援ソング。闘志が剥き出しになっているところが昔ながらのハロプロだなあという印象。ライブ中盤で披露されたらだいぶ盛り上がりそう。

 

 

44位 ハロプロ研修生『色とりどり伸びよ!!』

作詞:中村瑛彦、作曲:中村瑛彦、編曲:中村瑛彦、メンバー:松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山、Guitar, Bass & Programming:中村瑛彦、Chorus:塩原奈美子

タワレコ

 

「Come with me」の中村瑛彦さんが作詞作曲編曲を全て担当された底抜けに明るい新曲。選抜メンバーはつばきJuice新ユニオーデ後に残った7人で、諦めずに伸び続けるぞ!という気概に満ち溢れている。

 

 

43位 ハロプロ研修生『表参道A5』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:大久保薫、メンバー:米村・中山・為永・平山、Sound Produce:つんく♂、Keyboard & Programming:大久保薫、Guitar:鎌田こーじ、Chorus:久保田薫

タワレコ

 

表参道駅A5出口付近の小洒落た街並みに馴染めない少女達の早く大人になりたい!という欲求をストレートに描いたダンストラック。もっと人数いると思って聴いていたのでクレジットを読んで驚いた。為永さんと平山さんが並んでいるのがなんか良い。

 

 

42位 夢子、ノゾミ、カナエ、タマエ、山上、浜田先輩、ネネ、ショーコ、ユッコ、ツムギ『みんなと歩こう2』

作詞:中島庸介、作曲:和田俊輔、編曲:文愛実

タワレコ

 

ツムギの音痴ver.に始まり終盤で化けた「眠れる森のビヨ」の鍵となる曲。舞台鑑賞時、ノゾミやタマエの引き止める気のない清々しさに満ちた表情と、未練を消し切れずに涙ぐむ他の面々の対比にやられた記憶があり、11人が表出した感情は確かに音源に残っている。

 

 

41位 ヒカル、夢子、ノゾミ、カナエ、タマエ『永遠になればいいのに』

作詞:中島庸介、作曲:和田俊輔、編曲:文愛実

タワレコ

 

崋山高校演劇部が中盤の打ち上げシーンで歌った青春の象徴。観劇時は良い曲だな〜くらいの印象にしかなかったが、円盤で観た千穐楽公演のカーテンコールで涙腺が決壊し、森ビヨを反芻する度に脳裏を過る泣き曲に。ノゾミ・カナエ・タマエのユニゾンが慈愛に満ちていて大好き。

 

 

40位 船木結『帰りたくないな。』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:江上浩太郎

Live 船木REC iTunes レコチョク

 

アンジュルムの青春の象徴を、複雑な事情を抱いて加入したふなちゃんが選曲する、という物語性の強さ。

 

 

39位 BEYOOOOONDS『こんなハズジャナカッター!』

作詞:星部ショウ・野沢トオル、作曲:星部ショウ、編曲:星部ショウ、Programming & Chorus:星部ショウ、Additional Programming:橋本慎、Drums:山本真央樹、Bass:中川量、Guitar:宮永治郎、Violin, Strings Arrangement:クラッシャー木村、Violin:石橋尚子・大嶋世菜・山本大将、Viola:矢野小百合・金子由衣、Cello:結城貴弘、遠藤益民

MV ストリングスREC iTunes  レコチョク

  

露悪的にメタネタを投げっ放しにする歌詞が苦手なので名刺代わりの一曲に育っていることにやや抵抗感あり。ただ、クラッシャー木村氏のストリングスアレンジが冴え渡っており、演奏陣も豪華なので、楽曲としては聴き応えがある。

 

 

38位 つばきファクトリー『最上級Story』

作詞:井筒日美、作曲:ArmySlick/小久保祐希、編曲:ArmySlickProgramming & Bass:ArmySlick、Guitar:黒田晃年、Chorus:岸本ゆめの浅倉樹々小野瑞歩

Teaser Movie ギターREC iTunes レコチョク

 

井筒成分100%!小野瑞歩さんメイン曲かと思うくらい彼女の溌剌さが全面に出た一曲。ハロプロっぽさよりも王道J-POP感があるのは作編曲陣がAAAやE-girls、TWICE等の方面に携わっているからだろうか。逆に新鮮。

 

 

37位 Juice=Juice『DOWN TOWN』

作詞:伊藤銀次、作曲:山下達郎、編曲:Anders Dannvik、All Instrument & Background Vocal:Anders Dannvik、Track Produced by Shusui、Chorus:Juice=Juice

MV 井上REC iTunes レコチョク

  

味がわかるまでだいぶ時間がかかったスルメ曲。れいれいのボイパと畳み掛けるようなフェイクリレーはJuice=Juiceにしかできない技。

 

 

36位 BEYOOOOONDS『激辛LOVE』

作詞:Barry Blue/Paul Greedus、作曲:Barry Blue/Paul Greedus、日本語詞:星部ショウ、編曲:大久保薫Programming & Keyboard:大久保薫、Chorus & Voice:星部ショウ、Talk Box:清野桃々姫

MV iTunes レコチョク

 

辛さレベルをヒートアップさせていくかのような転調の連続に聴くだけで汗をかく。里吉さんの〈トリコになる?〉は全人類メロっちゃう。

 

 

35位 ハロプロ研修生『トワイライト・ブルー』

作詞:児玉雨子、作曲:NA.ZU.NA/PRINCE Y.K、編曲:NA.ZU.NA、メンバー:中山・斉藤・西﨑・平山・北原・江端・村越、Programming:NA.ZU.NA、Piano:吹野クワガタ、Chorus:塩原奈美子

タワレコ

 

作詞部門があったら1位にしたいくらい雨子先生の詞が冴えた一曲。〈きみとわたしの寄る方なさを青春とまとめられたくない〉という詞を未成熟な少女達に歌わせることには大きな意味があると思う。研修生曲のため同世代に届きづらいのが悔しい。

 

 

34位 ハロプロ研修生『絶対アイドル宣言』

作詞:福田花音、作曲:星部ショウ、編曲:浜田ピエール裕介、メンバー:松原・広本・橋田・江端・豫風・村越・植村・有澤・石山、Guitar, Bass & Programming:浜田ピエール裕介、Chorus:塩原奈美子

Live

 

福田花音先生の置き土産。〈原宿とか行った日にゃ落ち込んじゃう〉という詞につんくの残り香が。浜田ピエール裕介氏の重めベースが最高。

 

 

33位 ハロプロ研修生『情熱スパークル

作詞:井筒日美、作曲:KoTa/原田雄一、編曲:KoTa/原田雄一、メンバー:石栗・窪田・松原・小野田・西﨑・江端・村越・植村・有澤・石山、Programming:KoTa/原田雄一、Chorus:智子

Live

 

シャッフルビートと少女らのフレッシュな歌声がマッチした希望に満ちた曲。イントロがちょっと「書いては消しての”I Love You”」っぽくて可愛い。公開されているLive映像が2019年なのでだいぶ人の入れ替わりと成長が激しくてびっくり...。

 

 

32位 ハロプロ研修生 feat. 石栗奏美『ハンコウキ!』

作詞:山崎あおい、作曲:山崎あおい、編曲:michitomo、メンバー:石栗・松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山、Programming:michitomo(GOLDTAIL)、Guitar:かずぼーい、Chorus:山崎あおい

Live

 

おそらく最後の北研曲。全体的に語感がいじらしくて好き。「だって、ね〜むぅいし、だ〜るぅいし、は・ん・こおっき!」とか思わず口ずさみたくなるキャッチーさ。

 

 

31位 モーニング娘。'20『純情エビデンス

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:平田祥一郎、Sound Produce:つんく♂Programming:平田祥一郎、Chorus:譜久村聖佐藤優樹小田さくら

MV 野中REC iTunes レコチョク

 

ど真ん中のヒラショーサウンド。シングルA面らしい曲調なのに「ギューされ」ほど響かないのは、近年のモーニングの武器は「重さ」だからだろうか。Bメロの佐藤さん〈未来には適応外〉と野中さん〈だとしても大事かも〉に両者の個性が出ていて大好きなフレーズ。

 

 

30位 アンジュルム『SHAKA SHAKA #2 LOVE カラフルライフ編』

作詞:児玉雨子、作曲:星部ショウ、編曲:大久保薫

MV 竹内REC iTunes レコチョク

 

大久保薫ver.のNew釈迦LOVE。歌詞もメンバーも一新され、前作からたった8ヶ月で変わりゆくアンジュルムの新陳代謝の良さが全面に現れている。未だに盆踊りは謎。

 

 

29位 つばきファクトリー『約束・連絡・記念日』

作詞:児玉雨子、作曲:星部ショウ、編曲:大久保薫、Keyboard & Programming:大久保薫、Chorus:塩原奈美子、山尾正人

MV 秋山REC iTunes レコチョク

 

ラテンチックなリズム難曲。トリプルA面の中で一番新メンの存在感が大きい気がする。武道館で秋山さんの色っぽさにやられた。

 

 

28位 つばきファクトリー『光のカーテン』

作詞:児玉雨子、作曲:石井健太郎、編曲:石井健太郎Programming & Piano:石井健太郎、Guitar:田中竜夫、Chorus:塩原奈美子

Teaser Movie 新沼REC iTunes レコチョク

 

他者とわかり合うためには言葉を尽くして確かめ合い続けるしかないのだ、という祈りを捧げるかのような名バラード。20代半ばの自分にめちゃめちゃ刺さった汎用性の高い詞であり、一方つばきファクトリーの物語を語る上でもかなり重要な意味がこめられた曲だと思う。

 

 

27位 BEYOOOOONDS『Now Now Ningen』

作詞:児玉雨子、作曲:星部ショウ、編曲:星部ショウ、Programming & Chorus:星部ショウ、Chorus:山尾正人、E.Guitar:朝井泰生、Guitar Digital Editing:MK

MV 平井REC iTunes レコチョク

 

「Premier seat」で初披露された、ストレートなのにビヨらしさが随所に散りばめられている良曲。手洗いや睡眠の推奨煽りや平井さんの演説など小ネタ満載。朝井泰生氏のギターサウンドが肝。

 

 

26位 ハロプロ研修生ユニット『ミステイク』

作詞:山崎あおい、作曲:中島卓偉、編曲:炭竃智弘、メンバー:米村・石栗・窪田・斉藤、Programming & Chorus:炭竃智弘、Guitar:森田佳郎、Chorus:塩原奈美子

Live Live(8人体制)

 

4人版で収録されてよかった!歌われすぎてやや色落ちしてしまった感があるが個人的にはまだまだ育てていってほしい曲。卓偉コーラスじゃない卓偉曲。

 

 

25位 つばきファクトリー『足りないもの埋めてゆく旅』

作詞:宮嶋淳子、作曲:山崎真吾、編曲:山崎真吾、Programming:山崎真吾、Chorus:森川夏紘

Teaser Movie iTunes レコチョク

 

武道館のアンコール前ラスト曲にも使われたつばきにとっての「続いていくSTORY」。サビの歌リレーに泣かされる。8人時代のつばきでも単独をやって欲しかった。

 

 

24位 CHICA#TETSU『二年前の横浜駅西口』

作詞:児玉雨子、作曲:星部ショウ、編曲:清水信之Programming:清水信之、Chorus:星部ショウ、塩原奈美子

島倉REC iTunes レコチョク

 

縛りが多い分名曲を連発するCHICA#TETSUの最新曲は島倉さん大好物の80'sシティポップ。〈だったけど〉や〈心模様〉の反復やたっぷり時間をとって披露される豆知識、現代の話とは思えないほどゆかしい物語など、雨子氏の筆がノリまくり。

 

 

23位 ハロプロ研修生『アニマルランド』

作詞:Shusui/Kimny/Ryo Ito、作曲:Shusui/Kimny/Ryo Ito、編曲:宮永治郎、メンバー:米村・石栗・窪田・斉藤・小野田・橋田・平山・北原、Guitar, Bass & Programming:宮永治郎、Chorus:塩原奈美子

Live

  

正直言うと苦手だが、無視できない狂気のプログレ曲。トンチキの新境地。生きるってマジMy Life。宮永治郎氏のブライアンみたいなギターソロがめちゃめちゃカッコいい。

 

 

22位 佐藤優樹野中美希横山玲奈、山﨑愛生『TIME IS MONEY!』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:江上浩太郎、Sound Produce:つんく♂Programming:江上浩太郎、Chorus:佐藤優樹野中美希

野中REC iTunes レコチョク

 

まず選抜メンバーが最高。佐藤野中のバディ感、横山山﨑のケレン味。江上氏のうねるようなサウンドをバックに最強の4人が攻め込んでくるイメージ。

 

 

21位 譜久村聖牧野真莉愛羽賀朱音、北川莉央『二人はアベコベ』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:江上浩太郎、Sound Produce:つんく♂Programming:江上浩太郎、Violin:吉田宇宙、Chorus:譜久村聖

譜久村REC 牧野REC

 

性格がアベコベな2人のポップでキュートな恋模様をガチ恋選抜メンバーが歌うという刺さる人には確実に刺さる曲。アウトロのViolinソロが新鮮。浮遊感のある羽賀朱音ちんの声質が活躍できる曲調で嬉しい。

 

 

20位 宮本佳林『未来のフィラメント』

作詞:児玉雨子、作曲:michitomo(GOLDTAIL)、編曲:佐々木侑太(GOLDTAIL)

MV 宮本REC iTunes  レコチョク

 

宮本佳林さんのアイドル性をしっかりと残したままソロ歌手としての才能を開花させた卒業後のリリース一発目として申し分ないナンバー。サビが無い

 

 

19位 ヒカル『夜が来て、朝が来る』

作詞:中島庸介、作曲:和田俊輔、編曲:文愛実

タワレコ

 

「眠れる森のビヨ」終盤のヒカルの独唱。彼の深いかなしみと切実な祈りがこめられた歌で、平井美葉が悩みながら大切に演じてきたヒカル像が収められている。舞台後の収録とは思えないほど臨場感がある理由のひとつは、車椅子を模して座った状態でレコーディングに臨んだこと。『仮面ライダークウガ』にてぶっ倒れる程死ぬ気でアテレコしたオダジョーを彷彿とさせる鬼気迫る演技に脱帽。

 

 

18位 つばきファクトリー『だからなんなんだ!』

作詞:星部ショウ、作曲:酒井陽一、編曲:酒井陽一Programming:酒井陽一、Chorus:塩原奈美子、山尾正人

Teaser Movie iTunes レコチョク

 

イカれたダンスチューン。例のティザー映像のせいで狂うオタクが続出し、カルト的人気を誇る小野田紗栞メイン曲。さおりがフロアを沸かす瞬間を早く目撃させてくれ。Bメロのうねるようなサウンドが大好き。

 

 

17位 つばきファクトリー『涙のヒロイン降板劇』

作詞:山崎あおい、作曲:Shusui/Josef Melin、編曲:Josef Melin、All Instruments & Programming:Josef Melin、Chorus:塩原奈美子、浅倉樹々小野瑞歩、山尾正人

MV 福田REC 河西REC iTunes レコチョク

 

アンジュルム的な手法で脱・「つばきファクトリー」を図った渾身の一作。先日の武道館でもアンコール明け一曲目に配置されたことから、つばき第二章はこの詞を起点に歩み出すのは明らか。岸本ゆめののソウルフルな歌唱力がようやく全解放された点も印象深い。

 

 

16位 アンジュルム『泳げないMermaid』

作詞:井筒日美、作曲:星部ショウ、編曲:平田祥一郎、All Instruments & Programming平田祥一郎、Chorus:遠藤舞

MV 上國料REC iTunes レコチョク

 

90年代アニソン世代辺りの心をくすぐるノスタルジックで淡いサウンドと演技派な10人の憂いを帯びた表情がマッチしている。桃源郷で披露されなかった、という点から主にアンジュルム的ではない層に波及効果がある曲なのではないかと推察している。来年は是非単独で歌ってほしい。

 

 

15位 モーニング娘。'21『恋愛Destiny ~本音を論じたい~』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:大久保薫、Sound Produce:つんく♂、Keyboard & Programming:大久保薫、E.Guitar:鎌田こーじ、Chorus:譜久村聖佐藤優樹小田さくら

MV iTunes レコチョク

 

新アルバムのリードトラック。王道ロックサウンドに古い価値観の歌詞世界。モーニング娘。のマジョリティ性を危惧しつつも、14人それぞれの個性を表出しやすい歌割のため、今後のライブでは欠かせない代表曲になるかと。

 

 

14位 つばきファクトリー『ガラクタDIAMOND』

作詞:森由里子、作曲:馬飼野康二鎌田俊哉、編曲:炭竃智弘、Programming & Chorus:炭竃智弘、Guitar:森田佳郎、Chorus:塩原奈美子

MV 八木REC iTunes レコチョク

 

サビの「胸騒ぎスカーレット」感を始め、ハロオタの懐古主義をくすぐるシングル曲。Aメロのぼやっとした歌謡曲風のフレーズを新メン達が物にしていて驚愕。河西結心さんが怖いです。

 

 

13位 モーニング娘。'20『ギューされたいだけなのに』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:大久保薫、Sound Produce:つんく♂、Keyboard & Programming:大久保薫、Chorus:譜久村聖佐藤優樹小田さくら

MV 佐藤REC iTunes レコチョク

 

お得意のタイトル詐欺。〈何もわかってないじゃない〉のリフレインや〈街の真ん中泣いたろか〉などのパンチの効いた歌詞とヘビーな大久保サウンドが相性抜群。これぞつんく、これぞモーニング娘。と言わんばかりの変態曲。

 

 

12位 モーニング娘。'21『Hey! Unfair baby』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:鈴木俊介、Sound Produce:つんく♂、E.Guitar & Programming:鈴木俊介、Chorus:譜久村聖佐藤優樹小田さくら

MV 北川・岡村REC  iTunes レコチョク

 

つんくの説教臭さを15期のフレッシュさと鮮烈なギターサウンドで見事に脱臭してみせた次期ライブ定番曲。鈴木俊介のギターリフを聴かせるためだけに生まれたんじゃないか、というくらいギターがかっちょいい。

 

 

11位 モーニング娘。'21『愛してナンが悪い!?』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:江上浩太郎、Sound Produce:つんく♂Programming:江上浩太郎、A.Guitar:鎌田こーじ、Chorus:譜久村聖佐藤優樹小田さくら野中美希

小田REC 羽賀REC iTunes  レコチョク

 

江上浩太郎の不気味な編曲に震えが止まらない『16th〜』の導入曲。モーニング史上最もキモいアルバム(自分調べ)こと『⑮ Thank you, too』の重さを引き摺るかのような始まり方に思わずガッツポーズ。

 

 

***

 

一気に11位まで書いてきました。5位に入れたいアルバム曲がたくさんあったんですけど、熟考の末に候補外に。ということで、いよいよベスト10です。

 

 

 

 

10位 ハロプロ研修生『悪いヒト』

作詞:大橋莉子、作曲:大橋莉子、編曲:高橋修平、メンバー:橋迫・米村・松永・中山・為永・広本・西﨑・北原・豫風、Programming:高橋修平、Guitar:長峯裕也、Bass:堀川峻平、Chorus:塩原奈美子

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研修生が歌うには早すぎる歌詞!でもそれでこそのハロー!プロジェクト。オタク大好き4つ打ち曲でのためハロコンで披露されると即座に対応可能。結構長いこと歌われている曲だが、いつ聴いても全く飽きない大好きな研修生曲。

 

 

9位 笠原桃奈地球は今日も愛を育む

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:MEG.ME

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iTunes 笠原REC レコチョク

 

既存曲のカバーのはずなのに、笠原桃奈卒業曲として書き下ろされた最新曲と錯覚するほど眩い光を放っている。楽曲が数年越しに完成するという歴史的瞬間を見た桃源郷、神秘的なイントロと共に漆黒のドレスに身を包み現れた彼女の姿は脳裏に焼き付いて離れない。〈出会うために全てがあるんだと確信した夜〉というフレーズがこれほどかっちりとはまる日があるのか、と。

 

 

8位 SeasoningS『ワタシと踊りなさい!』

作詞:星部ショウ、作曲:松浦雄太、編曲:松浦雄太、Programming:松浦雄太、Chorus:平井美葉、星部ショウ、Honky Tonk Piano:小林萌花

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iTunes レコチョク

 

「SeasoningS」としてのデビュー曲はウィニダのようなメタネタではなく、世界観が作り込まれた創作物。ボカロやディズニーを連想する妖しいトラックと、3人が演じるコミカルでシニカルなキャラクターが、SeasoningSというグループの幅の広さを示している。「うーみよシンメ」を全面に押し出したライブ版がはちゃめちゃに良いのだが、まだFCイベでしか披露されていないのは国家の損失。

 

  

7位 モーニング娘。'21『このまま!』

作詞:つんく、作曲:つんく、編曲:平田祥一郎、Sound Produce:つんく♂Programming:平田祥一郎、E.Guitar:鎌田こーじ、Chorus:小田さくら

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北川REC iTunes レコチョク

 

サビの目立つ場面で「イェーイ!」とガヤが入ってる時点で最高。言ってることは結構消極的だけど曲は死ぬほどハッピーというギャップ。15期の若さも相まって、モーニング娘。'21の勢いは決して衰えてないんだぞ!と示した一曲。これで良いんだよ。

 

 

6位 ハロプロ研修生『きみの登場』

作詞:中島卓偉、作曲:中島卓偉、編曲:炭竃智弘、メンバー:米村・石栗・中山・小野田・広本・豫風、Guitar, Chorus & Programming:炭竃智弘、Guitar:小林ファンキ風格、Chorus:中島卓偉


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卓偉しか勝たん。ファンクしか勝たん。研修生の名刺代わりに採用されてほしい希望に満ち溢れた曲。落ちサビでパーカスの音が入るのが地味に好き。Twitter上で「弾いてみた」が定期的に回っていたPARIS on the City!の小林ファンキ風格氏がついに本家に起用されたのも何だか感慨深い。

 

 

5位 つばきファクトリー『愛は今、愛を求めてる』  

作詞:井筒日美、作曲:隆勇人、編曲:鈴木俊介Programming & Guitar:鈴木俊介、Bass:笹本安詞、Trumpet:吉澤達彦、Alto, Tenor & Baritone saxophone:竹上良成、Trombone:半田信英、Chorus:塩原奈美子

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Teaser Movie ベースREC 小野REC iTunes レコチョク 

 

圧倒的多幸感!王道の赤羽橋ファンクで愛を語る8人つばきファクトリーが涙を誘う。
大箱が似合う大団円に相応しい一曲。ベースが「泡沫」や「表面張力」の笹本安詞さんという時点で大勝利。

 

 

4位 アンジュルム『愛されルート A or B?』

作詞:山崎あおい、作曲:山崎真吾、編曲:山崎真吾、Guitar:ス右衛門、Bass:千ヶ崎学、Trumpet & Flugelhorn:吉澤達彦、Trombone:鹿討奏、Alto, Tenor & Baritone saxophone:竹上良成、Chorus:遠藤舞


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笠原REC iTunes レコチョク

 

2021年の代表曲を挙げるとしたら間違いなく愛されルート。椎名林檎回りを好む人は大方好きになるであろう6/8のジャジーな難曲。笠原さんの艶のある歌い方や竹内さんの神がかった追っかけコーラス、新メン達の馴染み具合など、聴きどころ満載。ダンスフォーメーションもハロプロに新風を吹かせている。「My Days for You」にも参加している元KIRINJIの千ヶ崎学さんがベースに起用されたのもポイント。

 

 

3位 つばきファクトリー『マサユメ』  

作詞:児玉雨子、作曲:中島卓偉、編曲:炭竃智弘、Programming & Chorus:炭竃智弘、Guitar:森田佳郎、Chorus:中島卓偉岸本ゆめの

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Teaser Movie  iTunes レコチョク

 

サンキュー卓偉!アップテンポのファンクに、再起を図るつばきファクトリーの魂が乗ったソウルフルな一曲。武道館のアンコールラスト曲に選抜されたのも印象的。岸本浅倉の背中合わせの熱唱と卓偉のコーラスが激しく絡み合う間奏は震えるほどカッコ良い。

 

 

2位 アンジュルム『SHAKA SHAKA TO LOVE』 

作詞:児玉雨子、作曲:星部ショウ、編曲:鈴木俊介、Guitar & Programming:鈴木俊介Chorus:アンジュルム、星部ショウ


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iTunes  レコチョク

 

ふなちゃん卒業直前に突如降ってきた神曲。「歯磨き」を題材にして「自分らしさ」や「日常生活」を描くという見事な手腕は流石の児玉雨子さん。8人アンジュルムの最後を飾るにふさわしい一曲となった。鈴木俊介さんのキャッチーでチャーミングなギターリフも最高!

 

 

1位 アンジュルム『はっきりしようぜ』 

作詞:根本要、作曲:根本要、編曲:鈴木俊介Guitar & Programming:鈴木俊介、Trumpet:吉澤達彦、Trombone:鹿討奏、Alto, Tenor & Baritone saxophone:竹上良成、Chorus:アンジュルム


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iTunes レコチョク 

 

「大器晩成」を彷彿とさせる壮大なイントロから始まり、新生アンジュルムの幕開けを予感させた今年最強の一曲。スタレビのカバーとはわからないくらいグループカラーが色濃く反映されており、アンジュルムというグループの凄味をつくづく実感させられた。「十人十色」の再来といっても過言ではないほどにアンジュルム'21のパワーが満ち満ちていた今年のマイベストソング。

 

 

 

【わたしのハロプロ楽曲大賞’21。ベスト50】

 

 

 

以上、ハロプロ楽曲大賞'21の楽曲部門でした。総括的な話はまた別途。かなり分量が多くなったので、少しずつリンク先を覗いてみてくださいね。それでは!

 

 

 

【2020年】

exloyks.hatenablog.com

 

【2019年】

exloyks.hatenablog.com

 

 

 

*1:デジタルリリースのみのためクレジットはアプカミを参照