2022年現場ベストアクトまとめの夏編です。怒涛の7月~9月を一気に振り返り。
春編はこちら。
7月(8公演)
・OCHA NORMA メジャーデビューシングル発売記念イベント(7月10日、モリタウン MOVIX前ガーデンステージ)(1部2部3部)
「バッチ来い!青春」
「恋のクラウチングスタート」
「お祭りデビューだぜ!」
(16日、大宮ステラタウン)(1部2部)
「この世界の平和を本気で願ってるんだよ!」
7月はOCHA NORMAのデビュー月ということで、昭島のリリイベにふらっと足を運んだらもうおしまい。他グループのカバーも持ち曲も完璧に歌い上げており、BEYOOOOONDSに引き続きレベルの高いグループだなあ...とハロプロの英才教育っぷりに圧倒され、気付いたら大宮の予定も空けていました。Spotify O-EASTでのデビューライブは決意表明のコーナーで大号泣。特に研ユニの4人は長い下積み時代の苦しさを吐露し、ようやくデビューできた感慨を涙ながらに語っており、歴史を実際に目の当たりにしてきたわけではない自分にもその痛みが伝わってきました。デビューおめでとう!
・lyrical school tour 2022 L.S. FINAL(7月24日、日比谷野外音楽堂)
「つれてってよ」
「LAST SCENE」
始まるグループもあれば終わるグループもいる、ということで下旬はリリスクの現体制ラストライブ。フッ軽なフォロワーに当券を押し売りし、売店の缶ビールを乾杯してから卒コンに臨みました。これまた他に類を見ないラストライブで、リリスクにしかできない!と強く思いましたね。夏のアッパーチューンでアゲまくる第1ブロック、しっとりとノスタルジーに浸る第2ブロック、「L.S.」の最新曲でツアーに終止符を打つ第3ブロックという構成で、リリスク現体制の良さをこれでもかと詰めたかけらも悔いのない幕引きでした。「LS5」は永遠です!
・私立恵比寿中学 Major Debut 10th Anniversary 2MAN Zepp TOUR 「放課後ロッケンロール」(7月26日、Zepp Haneda)
アンジュルム「禁断のカルマ」
私立恵比寿中学「愛のレンタル」
7/26 アンジュルム セトリ
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2022年7月26日
1. 愛・魔性
2. 次々続々
MC
3. 禁断のカルマ(エビ中カバー)
4. 赤いイヤホン
5. 泣けないぜ・・・共感詐欺
MC
6. 大器晩成
7. 46億年LOVE
8. 愛すべきべきHuman Life
MC
9. 夏将軍
衣装はPERFECTIONの黒衣装!#エビジュルム#エビ中10番勝負
リリスクの余韻のまま、翌々日はエビジュルムへ。両グループともライブに賭ける思いが強く、まさにずっと見たかった「対バン」でした。残念ながらアンジュルムからは竹内さん、エビ中からは小久保さんが不在で、不完全な状態での決闘となってしまいましたが、それでも全く不足を感じさせない名勝負。アンジュルムがカバーした「禁断のカルマ」は「アイドルのひとつの解を見た」というくらいとんでもない名パフォーマンスでしたね。後攻のエビ中も明らかに本気モードで、アンジュオタ全員を狩ってやろうかという闘志が見える隙のない選曲。私は「愛のレンタル」で完全に陥落しました。そして、「小久保柚乃」というまだ見ぬ新星が不在だったことも、後々のオタク人生に大きくかかわってくるのでした...。激闘を締めくくる大団円の「永遠に中学生」まで含め、今年見た公演の中でトップクラスに忘れられないライブでした。
8月(7公演)
行き先がとっ散らかっていた夏。夏といえばフッ軽ですからね(?)
・THE STAR NEXTAGE(8月2日、ぴあアリーナMM)
BE:FIRST「Gifted.」
IVE「ROYAL」
まずはIVE出演で話題だったネクステ。「古家オッパ」ことラジオDJの古家正亨さんがMCを務め、日本と韓国の新世代アイドルが続々と登場する祝祭でした。祝祭すぎて何故かコロッケも出没する珍事もあり。ビーファもIVEも紅白出場前に観に行けてよかった。今年はチケット取れる気がしないので......。おれは大名曲「ROYAL」を生で聴いたオタク......。
・STAGE VANGUARD「悪嬢転生」(8月6日、COTTON CLUB)
川名凜「忘れてあげる」
宮本佳林さんの朗読劇「悪嬢転生」はお話自体はありきたりでしたが、彼女の演者としてのスゴ味に圧倒され続けた劇でした。あと川名凜さんの初演技とソロ歌唱も良い収穫。騎士のすがたはとっても様になっていましたが、演技は初々しく、勝手に授業参観にきた親御さんの気持ちになりました...。
・エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 山中湖 2022(8月7日、山中湖)
「明日もきっと70点」
「エビ中出席番号の歌 その3」
続いてはエビジュルムから気になっていたエビ中の野外ライブ。この時点で一番気になっていた小林歌穂さんが不在だったのは残念でしたが、小久保柚乃というUMAに蹂躙され、小久保のことしか考えられなくなりました。なんて愛おしいいきもの......。
躍動感あるゆのぴ#ファミえん2022 #エビ中 #私立恵比寿中学 #小久保柚乃 pic.twitter.com/sCwHLDcn7X
— 私立恵比寿中学(エビ中) (@ebichu_staff) 2022年8月18日
・ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022(8月12日、千葉市蘇我スポーツ公園)
アンジュルム「友よ」
Base Ball Bear「すべては君のせいで」
HYDE「GLAMOROUS SKY with Hiro from MY FIRST STORY」
興奮して眠れないので、覚えてる限りのロッキンの感想書きますね
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2022年8月12日
3年ぶりのロッキンは主にモーニング、アンジュルム、ベボベ、HYDE辺りを観ました。モーニングは3回目にしてついにマッシュアップメドレー解禁。これまた攻めたセトリで大興奮でした。浪漫、リゾナント、ブラボー!はもう単独なんよ。楽曲の選択肢が無限にあるからこそできる芸当ですよね。アンジュは「46億年LOVE」スタートという革命的なフェス仕様セトリ。次に何の曲が来るのか全く予想できないまま次々ノセられ、まさかの「友よ」で大団円。終わった後「俺の夏、完......」と大の字になるくらいの充実ぶり。モニターがなかったため明確には認識できませんでしたが、佐々木さんのギャルみが爆発していて心の中で絶叫しました。夏女!安定のベボベを経て、最後に見たHYDEは神輿に乗って現れる衝撃の絵面で終始度肝を抜かれました。スターは一味も二味も違う。
・セクシーゾーン ライブツアー 2022 ザ・アリーナ(8月13日、横浜アリーナ)
「Prism」
「THE FINEST」
ザ・アリーナの感想ひとつだけ書いておくと○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ https://t.co/61nJNJGlOp
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2022年8月13日
翌週はSexy Zone!待ってろ菊池!!!ロッキンが中止になるほどの荒天で横アリはどんよりとしていましたが、神々しい4人のアイドルパワーを立て続けに浴び、帰る頃には肌がツヤツヤになっていました。「Prism」の菊池、文字通り後光が差していた...。その瞬間に菊池担を自認しましたね。アルバム『ザ・ハイライト』の楽曲で構成されたライブだけあって、コンセプトがはっきりしており、「ザ・ベストテン」風の演出や、既存曲の大胆なアレンジ、昔のバラエティ番組のパロディ等、ジャニーズのコンサートに慣れていない自分でも充分に楽しめる内容でした。マイクスタンドパフォーマンスが大好きなので「THE FINEST」は痺れたなあ...。マリウスくんの卒業を経た今、彼のカラーを光らせる時間を作ってくれた菊池の優しさがより沁みます。
・OCHA NORMA 北原もも・筒井澪心FCイベント2022 2部(8月18日、LANDMARK HALL)
北原もも「GIRL ZONE」
筒井澪心「Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜」
OCHA NORMA
— OCHA NORMA (@ocha_norma) 2022年8月18日
北原もも・筒井澪心FCイベント2022
イベント終わりましたー!!
ありがとうございました💚💙#ocha_norma #北原もも #筒井澪心#ハロプロ #FCイベント#今日の茶柱 pic.twitter.com/hzwHfV2LvX
OCHA NORMAが月一で開催していたバースデーメンバーのFCイベント。8月は最年少のろこももイベントでした。二人とも若いのに実力者で、さっきまでほのぼのとしたトークを繰り広げていたのに、ライブになった途端に豹変。もももさんのガルゾンも、ろこのムンライも、殺傷力の高いパフォーマンスでオタク死亡。開演前に1部参加済のフォロワーが目に見えて動揺していた理由がはっきりとわかりました。
・SONICMANIA(8月19日、幕張メッセ)
どんぐりず「Oto mafia」
Cornelius「いつか / どこか」「COUNT FIVE OR SIX」「環境と心理」
Creepy Nuts「朝焼け」
⚡️Sonicmania⚡️ Sonic Stage at 10:20 PM
— Cornelius (@corneliusjapan) 2022年8月19日
バンドメンバーの堀江博久はリハーサル前日に発熱したため、大事をとってお休みします。(体調は快復に向かっています)そのため、今夜は3人編成のステージとなります👩👩👦⚡️⚡️⚡️ pic.twitter.com/ABh53mHs7o
ロッキンの次は屋内の夏フェスへ。普段なかなか聴かない音楽を連続で浴び、新発見がたくさんあったオールナイトイベントでした。特にCorneliusはおそるおそる行ってみて正解だったな。小山田さんらが作る世界観に飲み込まれ、世界の見え方が変わるほどの衝撃を受けました。「環境と心理」、映像演出も含めめちゃめちゃ沁みた...。
9月(2公演)
9月はグッと減って2公演。本来は月2でちょうどいいのだよ。
・BEYOOOOONDS/SeasoningS 里吉うたのバースデーイベント2022 2部(9月21日、LANDMARK HALL)
「私の心」
里吉さんのバーイベは昨年コロナ感染のせいで行けなかったので2年ぶりの現場でした。『デスノート』のミサミサや『NANA』に出てきそう(解像度低い適当発言)なギャルみの強いビジュアルに瀕死。その上で「GIRL ZONE」の創作ダンスや「いつかバーイベで歌いたかった選曲」の数々を立て続けに食らい、放心状態でした。公開ラジオ収録といい、オタクを楽しませるのが相変わらずお上手で、この人についてきてよかった...と心から思わせてくれるところが大好きです。「私の心」は感情移入しすぎて死。彼女の表現力の高さはもっと評価されてしかるべきです。
・私立恵比寿中学 We sing a popular tune on the stage 題して「ちゅうおん」2022 夜公演(9月24日、秩父ミューズパーク 野外ステージ)
「ヘロー」
「さよならばいばいまたあした」
そしてちゅうおん!こちらも当日乗り込みました。生バンド×アイドルの最高峰。9人の歌声が楽器の音色に絡み合い、秋の夜空に溶けていく。そんな体験はハロプロでは味わえないので羨ましすぎます。恒例のカバーコーナー、曲目を調べずに行って良かった。小久保の「ワンダーフォーゲル」、往年の名曲にこんな解釈があるんかと。くるりファンのみなさんも音源が出たら絶対に聴いてください。あのギターイントロで"けんけんぱ"できる歌い手は小久保だけ。りったんのブギバも美怜ちゃんの「愛の才能」も選曲した偉い人天才です。全員曲も見所満載ですが、初披露の「ヘロー」がMVP。
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次回はラスト!秋編!