零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

2022年足を踏み入れてみたい界隈

色々書きたい記事は溜まっているのにうまく時間を作れないまま今週も日曜夜に到達。金・土は平日に失ったものを取り戻すが如く夜更かしオタク~Hyper Mode~に変わり果ててしまう限界社会人をやっているので全然捗らないのである。真人間になりたい。

 

この無間地獄から抜け出すためには書く行為を重たく捉えずPCを開くしかない。ということで近所の比較的閑散としたドトールコーヒーで筆を執っている。オタクのマシンガンスペースや特撮DJイベントを聴きながら、さて何を書こうか...と思案していたところ、昨晩大学の友人達と通話した際に挙がった話題を思い出した。趣味の旅行が大々的にできない今、お金を貯める行為が虚無に感じる、新しい趣味が欲しい、という。友人達と比べたら比較的多趣味な私も、最近新たな趣味が欲しいと思っていたところである。その時私が挙げた「今年こそ足を踏み入れてみたい界隈」について、士気を高めるためにもまとめてみたい。

 

 

お笑い

一昨年はM-1グランプリ2020を予選から追ってみることで、疎かったお笑いの知識がだいぶ増えたのだが、昨年はお笑い沼によりどっぷりと浸かることができた年だった。特に2021年の決勝に進出したモグライダー、ランジャタイ、真空ジェシカの3組については、決勝後のライブ配信やメディア出演でどんどん愛着が湧いてきており、アイドルにハマりたてのあの頃を思い出すようなワクワク感に満ちている。

 

モグライダーはFANYで配信された準決勝が歌ネタだったため、権利の都合上全編音無しという地獄を味わい、そのムズムズが溜まっていた分決勝視聴時の爆発力が一番大きいコンビだった(ヨネダ2000も同様)。大枠だけ決めてあとはほぼアドリブという恐ろしい肝っ玉の強さにまず驚き、騎手としてピカイチな芝さんと、何をしでかすかわからない天然物ともしげさんの凹凸感が綺麗にはまっており、どの番組に出ても爆発的な笑いを起こす二人の凄みに日に日に惹かれている。「M-1グランプリ 2021 アフタートーク ~アノ激闘を全て語りますSP~」では、MCの徳井とたかしの存在感が無になるほど、オズワルド伊藤・モグライダー芝・ゆにばーす川瀬名人・ランジャタイ国崎・真空ジェシカ川北らのコンビネーションが神がかっており、中でも芝さんの立ち回りの巧みさに感動さえ覚えた。「ダウンタウンDX」、「ラヴィット」、「ナイツ ザ・ラジオショー」、「伊集院光とらじおと」...などといったテレビ、ラジオ番組のゲスト回でも異彩を放っており、現時点でこの活躍ぶりだったら今後どうなるん...と畏怖している。また、ともしげの天然馬鹿が突き抜けて放送事故スレスレだった「川島明のねごと」は文字通り腹がちぎれるくらい爆笑した。あのクオリティのラジオを売れ始め1ヶ月目で出した時点で勝ちなんだよな。

 


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立川志らく星野源にもぶっ刺さった奇天烈漫才師・ランジャタイ。決勝当日のTLの賛否は笑っちゃうくらい割れていて、「許せない」「絶対に認めない」と憎悪を露わにする人さえいる状況だったが、私は逆に彼らの世界観にどっぷり浸かってしまった側の人間だ。YouTubeチャンネル「ランジャタイぽんぽこちゃんねる」にアップされた漫才や生配信を見漁り、彼らの強烈なキャラクターやコロコロコミック的な馬鹿げた世界観にずぶずぶ。ハロプロのトンチキワールドへ小馬鹿にしながらも魅了されていった時の感覚に近いかもしれない。Twitterの「ランジャタイ」トピックをフォローしたため、ランジャタイ担達の熱いツイートが流れてくるTLにも日々洗脳されている。国崎だけがヤバいように見えて、伊藤も相当イカれていることがわかる「ランジャタイもういっちょ」やJASON RODMANでのコラムも強烈で、エピソードの豊富さと、嘘か本当かを曖昧にする語りの腕前に惚れ惚れ。ふっとう茶 そそぐ子ちゃんのnoteは怖くてまだ読めてない(絶対好きんなる)。「AIが選んだ2022年にブレークするお笑いコンビ」で錦鯉を差し置いて1位にランクインした通り、今年は大活躍してほしい。

 


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真空ジェシカは学歴ばかり取り沙汰されるのが気になるが、テレビでわかりやすく取り上げるのは難しいコンビだし、私自身も深掘りポイントが多すぎてスコップを何処に差せばいいかわからない状態なんだよな。とりまラジオ父ちゃんを少しずつ掘っている。ランジャタイと同じくボケが多くどこまで本気かわからない掴みどころのなさが魅力的で、ただ少し違うのは、ハイコンテクストなボケが多いためそれらを少しでも理解したい...という探求心が刺激されるところ。年始の「ダイヤモンドno寄席」とかまさにそういう類の笑いだったが、「ともしげのダウ90000」や令和ロマンの「洞窟でネタを飛ばした川北」など、M-1を予選から見ていたお陰で結構理解でき、変な達成感を得た。先日のラヴィットで一般ウケが悪く炎上していたが、めげずに出続けてほしい。ラジオ父ちゃんでの反省会、「あの時のまーごめはゴンさんの"THIS WAY."だった」のくだり最高でした。

 

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この3組以外にも、オズワルド、ロングコートダディ、インディアンス、ヨネダ2000、マユリカ、キュウ、金属バット、男性ブランコ、怪奇!YesどんぐりRPGGAG等々、興味深い芸人ばかりで困る。最近だとDr.ハインリッヒ姉さんの文春記事が痛烈で、興味が湧いてArtistspokenに課金してしまった。

 

...好きな芸人のことを語るだけでだいぶ文字数を割いてしまった。今年お笑い界隈に関してやってみたいことは、「在宅をやめて現場に行く」ことだ。お笑いライブってやたら安いから行きやすいはずなんだけど、やっぱり不慣れな場所に行くのは怖くて、なかなか勇気が出ない。あと、一度現場に行くと濃いお笑いオタクになってしまいそうだし、今は詳しく書かないが、「お笑いオタクを真剣にやってみたいが、生き様に惚れ込んでしまい純粋にお笑いを楽しめなくなりそう」という恐れも抱いている。そんな悩みも抱きつつ、どこかのタイミングで思い切って飛び込んでみたい。

 

宝塚

前々から気になっている界隈だが、ずば抜けて敷居が高いと思うし、何より一度ハマると二度と戻ってこれなくなりそうという恐怖もあるコンテンツ(恐れてばっかだなコイツ)。だが、先日大好きな演劇シリーズ「TRUMP」の最新作「ヴェラキッカ」で主演を務めていた元月組2番手スター・美弥るりか様を生で拝見し、強烈な光にあてられ、ここ数週間でかなり興味が湧いている。歌唱力もダンススキルも表現力も立ち振る舞いもズバ抜けており、ノラ・ヴェラキッカというキャラクターに求められるものを完璧に表現していて、宝塚歌劇団所属者の凄まじさを肌で感じた。ということで、いつか本物の宝塚歌劇団を観に行ってみたい。何組があるのか、くらいしか知らないので、まずは情報収集からぼちぼち始めるとしよう。

 


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韓国アイドル

フォロワーの有識者から薦められ、瞬く間に流行したIVE。当初は愛知県出身のレイちゃんのギャルみ、バブみに惹かれて公式コンテンツ「1,2,3 IVE」を観ていたのに、帰ってきた頃には年長者のガウル姉さんにぞっこんでした。元々猫っぽい空気感を纏っている人が好きになりがちなのと、ねごとの沙田瑞紀さん(現:マスダミズキ)にどことなく似ていて、気付いたら目で追ってしまっていた。韓国アイドルは持ち曲が2曲とかでも大量にパフォーマンス映像を世に送り出すことのできるシステム化にいるので、たとえ歌割で目立っていなくても、特定の子を目で追うことはいくらでも可能。現状ガウルさんは温存されているのに「ELEVEN」だけで大量の供給を頂戴してしまい、次のカムバでフィーチャーされたらどうなっちゃうんじゃ...と恐れ慄いている。既にちょっと追いつけていないので、どこかの休日で一気見しようと計画中。

 


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また、これもフォロワーに触発され、韓国語アプリを習慣づけているところ。「Duolingo」というアプリがなかなか扱いやすく、隙間時間に遊び感覚で触っている。短期目標は1ヶ月継続すること。中長期目標は日本語字幕なしで1,2,3 IVEを観られるようになること、ガウルさんとのヨントン(オンラインお話会)、韓国観光に行く等々。語学の学習は挫折しがちだけど、ガウルさんのためと思えば...。まさか自分が「推しのために語学力を鍛える」オタクになるとは。

 

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一度書き始めたら止まらなくなっちゃった。ひとまずはお笑い、宝塚、韓国アイドルのみっつ。いずれも系統が似ているので、結局ステージパフォーマンス関連を趣味にしがちなんだよな。昨晩の通話ではこれ以外にも、ふるさと納税や、各地のお菓子やお酒の取り寄せを趣味にするのもいいんじゃない?という話に。というのも、先日ラヴィットで川島が紹介していた瑞花のうすあげを取り寄せしてみたらQOLが爆上がりした感覚があって。居酒屋やカフェ巡りが大々的にできない今、ネットショッピングを楽しむのも手なのかもしれない。いや、もうとっくに趣味にしている人はたくさんいるか。ハロプロオタクに専念するのではなく、もう少し視野を広げてみるか~という話でした。