ヒーローズ・ログ

ニチアサを中心に、様々な映像作品の感想を垂れ流すためのブログです。

ウルトラマンガイア 第26話「決着の日」感想

ウルトラマンガイア、第1部完結。そう銘打って良い名エピソードでした。既に最新の27話も観ましたが、そちらの方も「第2部スタート!」と色々一新されており、尚更1つの物語が終結したような気持ちになりましたね。

 

今回一番心にきたのは藤宮の過ちと深い悲しみです。彼が今後どのような道を歩むのかは不明ですが、きっと戻ってきてくれると信じています。ガイアに力を譲り、地球を守る一端を担った男が、このままで終わっていいはずがありません。いつの日か会えることを信じて―――。まずは第26話の決着を振り返ります。

 

 

 

 

藤宮の過ち

地球を救うために自分の力を尽くし、クリシスの予測が「人類は地球にとって害」ということならば、人類を滅ぼしても構わないという覚悟を決めていた藤宮。しかし、その決意の大元であるクリシスの予測が間違っていたとしたら―――。そう、「削除項目:人類」という計算結果は誤りだったのでした。自らが絶対的信頼を置いていたスパコンが、実は敵に乗っ取られており、間違った計算結果を出していた。つまり、藤宮のこれまでの行動は、根源的破滅招来体の思惑通りだったのです。

 

これには流石の藤宮も意気消沈。全て地球の為にやっていたことが実は逆だったという事実に落ち込まないはずがありません。我夢に力を託し、怪獣の爆撃の中に消えていきました。「信じていた者に、大事な者に裏切られた気持ちがお前にはわかるか。俺にはもう、守るものなんてなにもない」という彼の言葉が重い。この時の深い悲しみを負った目ですよ。初期に不安だった高野さんの演技力はここ数週でグングン伸びを感じましたが、ここに来て素敵な演技をするようになったなあと。高野さんの演技も相まって、藤宮の表情は胸に迫るものがありました。

 

そんな藤宮に対する我夢の「大事なものなんて、いくらでもあるじゃないか!」という悲痛な叫びと、それを背負った「ガイア~!」が一番の熱いポイントでした。人間を守るためにひたすら戦ってきた我夢だからこそ返せる言葉です。彼がいつか帰ってきた時に、我夢と同じような気持ち・考えを持つようになってくれたらな......と願ってやみません。

 

いやでもホント、博士を失い、人類を敵に回した末に、クリシスに裏切られた藤宮くん辛すぎる......。どうか、玲子さんに彼を救ってほしいなと思います。守るべきものなんていくらでもあるし、いくらでも作れるんだから。

 

 

ヴァージョンアップ、ガイア!

そんな悲しい別離もありながら、我夢は地球と人類のために変身しました。アグルの力も借りたその姿は、いつものガイアと少し異なる色味。その名もウルトラマンガイアV2です。といっても近年のウルトラマンの変身からすると、ほんのちょっぴりの変化ですね。胸元がちょっと黒くなったくらい。

 

しかしせっかくの強化ですが、あまりにも巨大すぎるゾーリムには歯が立ちません。変身前から上空で戦うファイター達も決定打が与えられず、街を破壊されるばかり。首だけしか出てきてないのにこの強さは半端じゃない。いつか全身像が出てきたりするんでしょうか。

 

ですがそれでも諦めないのがXIGの魂。梶尾さんが突破口を見出したところから、反撃開始です。そしてガイアの姿はなんと更に変化。アグルの青みが加わり、元のガイアと比べたら大きな変化を見せました。その名もスプリームヴァージョン。ゾーリムの口内に飛び込み、必殺技で一気に破壊です。この一連の流れが、ヒーローらしい大逆転劇で大変格好良かった。正直「V2じゃ物足りないかな」と思ってたところに2段変身と来たもんだから「おお!」と興奮しましたね。

 

ウルトラヒーローシリーズ 09 ウルトラマンガイア(V2)

ウルトラヒーローシリーズ 09 ウルトラマンガイア(V2)

 

 

 

スプリーム、色味的にはコスモスの赤いやつを思い出しました。いや、コスモスも見てないんで大変うろ覚えなんですけども。もしかしたら小さい頃にガイアのこの姿も見たことあったかもしれない。

 

 

そうそう、今週の注目ポイントがもう一つ。ウルトラマンといえば正体バレですが、今回コマンダーが実は我夢の正体を知っていたことが明らかになりました。だからこそ我夢の不審な行動が追究を免れていた、という。確かメビウスでも隊長がミライの正体を知っていたという展開があったと思うんですが、やっぱり上層部の人ってそれを知っててチームに入れたりしているもんだよねえと納得。コマンダーの株も急上昇です。

 

 

【今週の梶尾さん】

・ゾーリムの攻略法に気付き、クロウ・ファルコンとともにワームゾーン内部へミサイルを撃ち込む

・戦いの後帰還するガイアに笑みを送る

 

今週は梶尾さんだけでなく、全ファイターチームの良さが光る回でしたね。クロウ・ファルコン・ライトニングの各チームで、3画面に3人映るカットは非常にカッコ良かったし、もっとやってほしい。27話で早速やってましたし多用しておくれ。

そしてやっぱり突破口を見つける梶尾△。

 

 

決着の日

 

 

以上、ガイア26話でした。近年のウルトラマンだったらここで最終回を迎えるところですが、ガイアはまだまだ続きます。今後もどんどん新怪獣が登場で、予算潤沢なんやな.....と穿った見方をしちゃったりも。せっかくなのであと半年、まだまだ楽しみたいと思います!

 

 

 

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仮面ライダージオウ EP25「アナザージオウ 2019」/EP26「ゲイツリバイブ!2019」感想

お恥ずかしい事に気付けばまた土曜日。またまた2週分まとめたジオウ感想でお送りいたします。ナンテコッタ。

 

第25話、第26話はアナザージオウ・ゲイツリバイブの誕生や、ソウゴの過去が明らかになる重大イベントがあったりと、事態が大きく進む超重要回。いつものように前後編で解決することもなく、そのまま第27話へと続いていく回でした。ソウゴの暗い過去や、その過去に潜むツクヨミ・スウォルツ・そしてあの男の存在。その一端を見たゲイツの悲しい覚悟。「仮面ライダージオウ」という作品は、「主人公が未来の魔王」という設定を聞いた時から重くなるものだと分かっていましたが、ここまで因果が悲しい方向に収束していくことになるとは想像していませんでした。この2話で動いた物語が、どのように「オーマの日」へと繋がっていくというのか。

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ウルトラマンガイア 第24話「アグルの決意」/第25話「明日なき対決」感想

時が経つのはなんと早いことか。3話分、いや4話分の感想を溜めてしまった今、ひしひしと実感しております。まじはえ~。

 

ここ最近は卒業旅行やら何やらでバタバタしておりました故、ブログの時間はあまりとれずにいたのですが、ガイアはしっかりと見ておりました。感想もメモってた。ちょっぴしだけど。記事は書けてなかったとはいえ、第23話~第26話は怒涛の展開でクライマックスに向かった「第1部・完!」と銘打つに相応しい名エピソードでしたよ。4週暗かった分、ラストカットの晴れやかな我夢には泣けたなあ...。

 

という感想をとっとと書かんかい! ということで、ようやく筆を取っています。第26話はしっかりと書きたいので、とりあえず第24話、第25話の感想をまとめてドーンといってみましょう。

 

 

第24話「アグルの決意」

 

藤宮の葛藤

稲森博士の死をトリガーに、ついに人類を滅すべく動き出した藤宮。地球上の怪獣を呼び起こすという企みは、光を受け継いだ者らしからぬ行為です。しかし、これまで藤宮がどれだけ人類に絶望してきたか......ということを思い返すと、悲しいかな納得せざるを得ません。

 

しかし、彼の心はギリギリまで揺れ動きます。以前救った女の子、病院でガイアとアグルの救いを夢見る男の子......。子ども達の無垢な瞳に、自らの行動をなかなか正当化できずにいました。どれだけ自分を追いこんでいても、かつての優しい藤宮博也はやはり心の奥底に眠っている。そんな彼に声をかけ続けたのが、玲子さんでした。葛藤し続けているのは、必死に藤宮へと訴えかける彼女のお陰でもありますね。

 

自分で呼び起こしておきながら、病院に迫りくる怪獣に立ち向かうアグル。怪獣にしちゃ迷惑というか、可哀想な話ですけど。何はともあれ、病院を守り切りました。このことで藤宮は人類を守ることに......とはもちろんいかず。人類を守ると強く意思表示する我夢との直接対決へと向かうわけです。男の子が絵に描いたように2人の巨人が手を取り合う、というのには至らないのが悲しいなあ。

 

 

【今週の梶尾さん】

この回は我夢側の話があんまり印象に無いのでパパッと梶尾さんにいきましょう。

 

・藤宮を撃つ!と言いつつ、玲子さんにかばわれて撃てない

このシーン、梶尾さんが悪役みたいでちょっと可哀想なやつ。とはいえ、玲子さんが庇わなくても撃てなかった気はしますが。梶尾さんは「空のプロ」だから人間相手となると難しいよね。

 

......そんなに活躍ありませんでした。次の話へGO。

 

 

 

第25話「明日なき対決」

 

光の巨人の超決戦

何と今回、怪獣が不在という思いきった構成です。なかなかできねえぞこんなの。「アグル対ガイア」以来の2大ウルトラ激突回ですが、以前よりもスケールアップ。上空でXIGの面々が見守る中、技と技のぶつけ合いが繰り広げられます。このシーンはなかなか見応えがありましたね。事情は置いといても、やっぱりヒーロー同士の激突は熱いものがある。

 

この戦いが始まる前、我夢が地球の未来の一片を見たのは、今後重要なキーになってきそうです。砂漠に埋まってましたよガイア。だいぶショッキングな映像じゃないですか。話は逸れますが、「ウルトラマンマックス」の最終回でもマックスがこんな感じになってたよね。ウルトラマン石化しがち問題、ありますよ。

 

ガイアが埋まるビジョンはいつの未来なのかはわからないけど、ひとまず藤宮の行動を阻止しなければ始まらない。同じ使命を持つはずの光の巨人同士がぶつかり合います。人間を思い阻止しようとする真っ直ぐな我夢と、人類に絶望し歪んでしまった藤宮の真っ向勝負は、必殺技の撃ち合いにまで発展しました。どっちが勝つんや......というところでエンド。玲子さんの叫びは虚しく、もはや殺し合いの域です。この辺り、ちょっと我夢らしくない感じで血が上ってますね。

 

 

玲子さんとの逃亡劇

もう一つの見所は、藤宮を叱責しながらも、確かな信頼を抱いて一緒に逃げてくれる玲子さん。ほんとこの人は、藤宮大好きなんだから......。夢を聞きたいやら、一緒に逃げようやら、ラブロマンスを見ているかのようでした。でも絶望した藤宮の心を溶かすにはこれくらいズカズカ踏み込む人じゃないとできないよ。ありがとう玲子さん。頑張れ玲子さん。

 

極め付けはアグルの手に乗って海上を飛行する玲子さんのシーン。なんかすげえ良かったなあ。海のウルトラマンが海の夢を語った後に、海上散歩するって素敵ね。飛んでいる際の藤宮の表情は、きっと晴れやかだったんじゃないかなあと想像できます。

 

あ、それと海上散歩の前に、ダイナミックに車で海に突っ込む玲子さんも面白かったですね。命顧みなさすぎやろ!!!

 

【今週の梶尾さん】

・巨人たちが戦う現場へ向かい、待機する

 

今週は特に活躍無しですね。それよりもコマンダー現場出撃が気になりました。え、出るん!? っていう。でもファイターに乗ってグワングワン飛行してても違和感ない顔だったからわかる~~ってなった。コマンダーの過去編スピンオフはまだですか。

 

 

明日なき対決

 

 

以上、第24話と第25話の感想でした。サムネの石化ガイアがとても悲痛。半クールの段階でこんな姿を見るとは。最終回付近にこの未来が来ちゃうのかな~と思うと、今から既に怖いです。破滅招来体さん、頼むから本気出さないで。

 

 

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