零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

playlist 2022/02

2月は一瞬だ(痛みは一瞬だ)。たった2、3日足りないだけで1ヶ月の感覚が狂う。社会人になり、月が短いことは必ずしも良いことばかりではないと知った。自分の誕生日が月末のため、仕事の都合で嫌われるのはなんかやだな、と思う。もっと2月を愛して。人に頼む前に、自分が愛するべきなんだけど、寒いのが苦手なので全肯定してやれないのが歯がゆい。関東は積雪がないだけだいぶ体力的に楽だけど(2月の大雪は地獄)、それでも寒いだけで生活がしんどいのだ。強靭な身体を手に入れて2月を抱きしめてやりたいよ。

 

 

土岐麻子の「close to you」をBGMにして、静かで凛とした生活を手に入れたい。

 

Febuary 22

・同期に結婚ラッシュが起きたら自分は果たして焦り出すのだろうか。数年ぶりに何の前触れもなくLINEを送ってきた高校時代の友人が会話の中で「ちなみに結婚のご予定は?」「周りでそろそろ結婚の波が来そうだから聞いてみた」とふいに投げてきたから、そうか、気になるもんか...と驚いた。数年ぶりの会話の三言目くらいで結婚の話になったから尚更。もっと積もる話なんていっぱいあるはずなのに。(余談だが、何の前触れもなく中高の友人から連絡がきたときは大体マルチを疑うのだが、今のところ百発百中で本当に気まぐれな連絡。案外友人に恵まれている)「同期」は各時代にもっているが、部活動は遠い過去だし、クラスメイトもほとんど覚えていないので、一番身近な「同期」は大学時代のサークル仲間なのだけれど、サークル内カップルが乱立していた割にはまだ一組しか結婚に踏み切っていない。いや、25歳の代なら一組いるだけ多い方か?「年齢が近いコミュニティ」をひとつしか持っていないので、基準が他にない。彼らが1、2年の間に続々と結婚に踏み切ることになったら、自分は果たして焦り出すのだろうか。

 

「結婚」というものに対して歳を経るごとにモヤモヤが募っている。例えば「結婚した人は社会的に立派である」という通念が行き届いていることへの違和感とか。漠然とした「立派」の基準に届いてないから自分はまだ結婚できないのだとか、大した人間じゃないから結婚なんてまだまだ遠いだとか、結婚している/できている人は人格者なんだとか、長らくそう思っていた。でも、義務教育で教えられた「27歳」という結婚適齢期に近づくにつれて、どう考えてもこの年齢までに「立派」にはなれなくない?と違和感を抱いた。それは自分の努力が足りなかったからかもしれないとも一瞬思ったが、皆が皆27歳までに「立派」になっているなら、もっとこの社会は皆が息しやすい場所であるはずだろ...と考えた時、そもそもの前提が違うんじゃ...というところに辿り着いた。必ずしも「結婚した人は立派」ではないし、「立派だから結婚した」でもない。「結婚」と「社会的成熟」を必要十分条件として捉えていたこと自体がそもそも間違いだった。いつから自分は「結婚」を人の社会的成熟度を測る絶対的な物差しとして認識し始めたのだろう。あくまで「人が幸福に生きるために選ぶ手段のひとつ」のはずなのに。絶対に通る道とは限らないのに。

 

本来生き方の選択肢は様々あっていいはずなのに、社会の設計図が婚姻制度や家族制度を下敷きにして組まれていることで、ここをまっすぐ歩めば安全ですが、それ以外の道を行く人に手厚いサポートはできませんよ、と言われているみたいで、こりゃあ結構きついな...と時々考えるようになったので、日記として書いてみた。まだまだ勉強不足で視野狭窄だから、突っ込みどころはたくさんある内容かもしれないけれど、モヤモヤした状態で放り投げておくのも日記なのだからいいだろう、といったテンション。うん、ほんとは言い切ってやろうと思っていたけど、結局逃げ道作っちゃったな。自分のよくないところ。

 

「結婚」という目の前に迫っている選択肢に対しどうアクションするかは今はまだ保留中。選択するにしても、最後まで抗って考え抜いたうえで納得した状態で掴みたいと思っている。今できるささやかな抵抗は、結婚がコミュニティ内で話題に上がった時、必ずといっていいほど繰り広げられる称賛と謙遜のゲームには乗らない、という傍からみたら性格の悪いアクションをしていくくらいかな。どんなマウント合戦にしても、「ゲームから降りる」が一番良い選択肢だと思っているけど、他にあるんだろうか。

 

・2022/2/22。2だらけの日。弟の生まれが■だらけの日だったので、弟よ元気にやっているか、と思いを馳せた。5秒だけ。まあ元気でしょう。今日は猫の日であり、忍者の日であり、モーニング娘。'22横山玲奈さんの誕生日であり、ハロプロ研修生石山咲良さんの誕生日であり、堂島孝平さんの誕生日であり、つばきファクトリーのメジャーデビュー日であり、Travis Japanの担当達にとっての記念日であり、こぶしファクトリーのバスツアー2周年の日である。他にもまだまだありそうなてんこ盛りday。バスツアー、楽しかったなあ。まだ2年、もう2年?あの時はコロナが上陸したばかりで、悪夢の2・26の直前で、色々しんどかったけど、今日まで案外元気に生きてます。状況は決して好転していないというのは、2年経ってもまだバスツアーができないハロプロ以外ではしてるところもあるけどまだ参加しづらい)状況であることが物語っている。アイドルとオタクが「状況が良くなったらアレやりたいねえ...」と、元の世の中であれば決して高望みではない願いを、万が一にも叶わない望みのように祈り続けなくちゃいけないかなしい世界が、早く終わりますように。

 

・「30までにとうるさくて」5話と「恋せぬふたり」5話についてはやく誰かと語りたい。どちらも今期ベストだった(って言い切れるほどドラマ見てないんですけどね)。どちらも性的マイノリティの当事者が登場する話で、決して彼らを記号化せず、真摯に向き合い続けた結果紡ぐことができた物語という感じがして、もちろん完璧ではないけれども、視聴する意義がある回だったと思う。千鶴も詩も真琴もみんな幸せになってほしいし、「覚悟」なんかしなくても、逃げなくても、生きられる社会になってほしいと切に願う(もちろん千鶴と咲子についてはその限りではないので難しいけれど)(少なくとも千鶴の出番はこれで終わりじゃなければいいな)

 

それと「恋せぬ~」5話について、私は濱正吾くん演じるゴリッゴリにマジョリティのカズくんさんに対してずっと苦手意識を持っていたし、今でも一部分は無理だな~と思っているんだけど、5話の彼は咲子と高橋に対して真剣に向き合っていたし、その努力が実を結んだあの解散シーンだったので、来週の予告で普通に出てきたとき悔しいけど喜んでしまった。あの場面で「何で?」と突っかかるんじゃなく「俺も咲子のこと傷つけてきたんだろ?」といえる人は確かに「良い人」だ。クサい言葉だな...とドン引きしていた「解散」という言葉を転換させたのは見事だと思ったし、「解散」を経たカズくんさんと咲子がどういう距離感で接していくのか、次回以降も注目したい。

 

 

かるちゃーのおふとん。(2021年11月)

11月です。年末に秋頃の記事をまとめて書いていたのですが、11月で力尽きました。やっとまとめ終えた。11月は特に後半、オタク人生クライマックスを迎えたかのような充実のスケジュール。印象的な一か月です。

 

 

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playlist 2022/01

今年の目標は、もっと気楽に。もっと自由に。

ちゃんとやる時はやる。抜く時はめいっぱい抜く。

 

ということで。

 

 

open.spotify.com

 

宇多田ヒカルさん&和田彩花さんLOVE。

 

 

Spotifyにないやつだとこちら。

 

・V6『STEP』『僕らは まだ / MAGIC CARPET RIDE』

 


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小片リサbon voyage!〜 risa covers 〜』

ルビーの指環

ルビーの指環

  • provided courtesy of iTunes

 

タンポポ『TANPOPO 1』

 

mora TANPOPO 1試聴

 

・ENDRECHERI『GO TO FUNK』

 


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東京をもっと車で探検してみたいなと思った。いかに自分が駅近でしか生きていないかを痛感した冬のドライブ。めいっぱい運転した翌週からまた流行り病がえげつないスピードで広まって、簡単には外出できないようになってしまったけれども。春が来たらどこか遠くへ行きたいな。小片リサ和田彩花宇多田ヒカル辺りを引っ提げて夜を満喫したい。

 

2022年足を踏み入れてみたい界隈

色々書きたい記事は溜まっているのにうまく時間を作れないまま今週も日曜夜に到達。金・土は平日に失ったものを取り戻すが如く夜更かしオタク~Hyper Mode~に変わり果ててしまう限界社会人をやっているので全然捗らないのである。真人間になりたい。

 

この無間地獄から抜け出すためには書く行為を重たく捉えずPCを開くしかない。ということで近所の比較的閑散としたドトールコーヒーで筆を執っている。オタクのマシンガンスペースや特撮DJイベントを聴きながら、さて何を書こうか...と思案していたところ、昨晩大学の友人達と通話した際に挙がった話題を思い出した。趣味の旅行が大々的にできない今、お金を貯める行為が虚無に感じる、新しい趣味が欲しい、という。友人達と比べたら比較的多趣味な私も、最近新たな趣味が欲しいと思っていたところである。その時私が挙げた「今年こそ足を踏み入れてみたい界隈」について、士気を高めるためにもまとめてみたい。

 

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わたしのジャニーズ楽曲大賞2021 BEST70。

ハロプロ楽曲大賞だけでは飽き足らず、今年はジャニーズ楽曲大賞にも投票しました。というのも、2021年は知り合ったフォロワーのお陰でジャニーズの知識が一気に増えたからです。嵐、SMAP、Sexy Zone、関ジャニ∞A.B.C-ZSnow Man...とそれぞれの守備範囲を持つオタクの布教を分からないなりに聞いているうちに、そこらのゆるい"ジャニーズ好き"よりかは博識になったはず。何てったって初のジャニーズ現場がふぉ~ゆ~ですからね...。キャストも何も知らずに軽率に入った舞台『SHOW BOY』以降、地味にふぉ~ゆ~が頭から離れなくなり、年末にはTEN祭、ENTA!4現場にいるという超特殊沼落ちルートを歩みました。人生初の生「夜空ノムコウ」が、ワクワクさんコスで狂ったように工作しながら歌う福田悠太なんて人、私くらいじゃね? 曲はほとんど知らないのに、死ぬほど楽しくて、これが本場のジャニーズ...!と新鮮な感動を覚えました。テレビで見るのとは全然違うぜ。2021年が素晴らしい1年になったのはふぉ~ゆ~に出逢えたお陰です。

 

また、Travis Japanという天才パフォーマンス集団に出逢えたのも大きい。スペースで嵐担のフォロワー達から定期的に刷り込まれた後に、「Travis Japan Live tour 2021 IMAGE NATION(通称:賛成コン)」を観て、「こ、これがジャニーズJr.なの......???」と空いた口が塞がらず大興奮したのは昨年のハイライト。特に宮近海斗さんと川島如恵留さんの(18禁激エロ)官能的な「Rolling Days」(嵐カバー)は脳天を射抜かれたような衝撃でした。看守と罪人に自ら扮するアイドルって何さ。オリジナル曲もカバー曲も、彼ら独自の解釈で上質なエンターテインメントに昇華し、まるでミュージカルを見ているかのような徹頭徹尾華やかで魅力的なコンサートでした。

 

youtu.be

 

また、「+81 DANCE STUDIO」というジャニーズクラシックを新解釈の振り付けを元に踊るというジャニヲタ垂涎の企画も絶賛配信中。ダンスが魅力的なグループなので、その強みを最善の形で落とし込めた素晴らしいYouTubeチャンネルです。自分のキャパが足りず優先順位が落ちてるのは非常に申し訳ないですが...。今年絶対デビューするので、トラジャに割く時間ををもう少し増やしていきたいな。

 


www.youtube.com

 

早くもYouTubeのリンクをベタベタ貼ってしまいましたが、本題はここから。ジャニーズ楽曲大賞の運営が対象に挙げた全325曲のうちから、蒐集できた楽曲計304曲を元に、1~70位まで整理しました。残りの18曲はKAT-TUN関ジャニ∞、なにわ男子のFC限定盤と、Kis-My-Ft2のライブ盤「LIVE TOUR 2021 HOME」といった入手困難な楽曲です。正直どれか1Ver買っとけば全曲揃うハロプロスタイルに慣れすぎて、通常・初回を集めるだけで大変でした。それに加えてFC盤、Johnnys' ISLAND STORE online限定盤って何つー無理ゲー。ジャニーズは1グループずつの規模がデカいので、ハロプロDDのような全体を俯瞰できるオタクが生まれにくいのも納得です。金と時間が足りん。ていうかはよサブスク解禁しろ。

 

ひとまずSHIBUYA TSUTAYAとかいう最強のレンタル店に頼り、シングルは当日料金130円、アルバムは5枚で1200円の割引を利用し、考え得る中での最安値で蒐集完了。可能な限り音源のみを判断基準としてベスト70を付けました(ベスト50じゃ溢れてしまったので。70でもギリ!)。少々長くなりますが、良ければ最後までお付き合いください。

 

j-award.net

 

ハロプロ以上に配信環境が少ないので、アルバム曲やカップリング等の中には視聴リンクがないものもあります。ご了承ください。

YouTubeの埋め込みは20位以降の楽曲のみ作成しています。70~21位はリンク先を参照ください。

※結果を先に知りたい方はこちら→ ランキング結果

 

 

 

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