零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

ぼんやり月報 2025年1月

フォロワーが週報を始めたので一時は乗っかろうと思ったが、三日坊主の私にできるわけがなかろう、と思い直す。ならば月報を!ということで2025年1月の記録をつけました。

 

 

 

日記未満

昨年末からメモアプリに日記未満の箇条書きを残すことを習慣にしており、なんだかんだ1ヶ月続いている。1週間以上途絶えたら何も書けなくなる己の性格は痛いほどわかっているので、考え込まず指先だけで書く!をモットーに続けたのが功を奏した。感情はあとでも付け足せるしとりあえず事実だけ書ければいい。非公開の文章だし粗くたって全然いい。そうやってハードルを下げに下げ、途切れさせないの一点に集中した。今年はなんとか続けられそうな予感がしています。どうですか?1年後の私。

 

誰にも見られない場所なら!と仕事の話も書いている。ていうか平日のネタが仕事の愚痴しかない。ブログにも書けそうな話だけ抽出すると...

 

1月は少し前に参画したばかりの案件が佳境を迎えた。やることが山積みな割に上司が焦りを見せない(そのくせトラブルはちゃんと起きる!「そこまで考えてなかったわ~笑」じゃねえよ!)せいで多忙を極めた。さらにその上司が逐一昔話を挟んでくるのもキツかった。「最KIYOU」の某スクショを何度貼ろうと思ったことか。人間関係的にも業務量的にも大ピンチだったけどなんとか乗り切りました。あとなんとか乗り切れたことに「終わったの?奇跡やな」と他人事のように評するリーダーにもムカついた。お前が立てたスケジュールやろがい!

 

知り合って数ヶ月しか経ってないにもかかわらずそりが合わない人ばかりだが、仕事の中身は前の部署よりも肌に合っていて、後々異動希望を出すか悩みどころ。転職のこともちょっと視野に入れるか~...。嫌々言いながらも6年近く続けてこられた会社なので判断が難しい。環境の変化は私にとって一番のストレスだから。でも若いうちに変化に慣れておかないとどんどん化石になるおそれもあり、それもそれで怖い。そうこうしているうちに考課が迫ってくる。書くことねえ、書くことねえよ~。昔から未来を見据えるのが苦手で、キャリアビジョンの欄が一ミリも埋まらない。近代を生きる才能がないよ。いっそのこといきなり辞めちゃって「ログアウト・ボーナス」を謳歌するのもいいか、などと血迷ったことを考えたりも。そんな勇気もやっぱりない。この懊悩がクォーターライフクライシスってヤツなのでしょうか。

 

あと関わるおじさん達が全員ちょっとずつ尊敬できないのも困っている。私は心から尊敬できるおじさんに会ってみたい。それは所謂「コミュ力が高い」とか「仕事ができる」「有能」といった尺度ではなく、ホモソから距離を置き、相手の属性問わず誰とでもフラットに接し、有害なふるまいをしないような人のこと。30代なら時々見かけるけど、40、50を超えるとなかなか出会えない。藤井隆になれとは言わないから「尊敬できるおじさん」に現実社会で出会って、一緒に仕事をしてみたい。

 

 

冬の南房総

大学時代の友人4人組で南房総をドライブした。なんで南房総に行こうって話になったのかは覚えていないけど、アンジュオタの私にとっては好都合だった。なぜなら!『アンジュルム DVD MAGAZINE Vol.34 〜笠原桃奈卒業メモリアル その1〜』の舞台だからである!

 

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しかし残念ながらロープウェイも地獄ソフトの売店もお休みの時期でした。しょんぼり。でも雄大な自然に心洗われたし、適度な運動もできたし、日本一の磨崖仏(岩壁に直接彫刻された仏)である薬師瑠璃光如来坐像も拝めたし、超楽しかったなーー。「こんなに楽しめる場所だとは!」と盛り上がった帰り道。名物の地獄のぞきは怖すぎました。関東大震災で岩場が崩落した結果いまの形になった...という説明を読んで、いや今また同じ規模の震災が起きたら終わるじゃん、と足がすくんだ。ただでさえ高所恐怖症なんですが。

 

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右奥のでっぱってるところです。怖すぎ

 

下から見るとより怖い

 

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デカ大仏のために上り下りした階段が腰にきた

 

 

鴨川市の水族館テーマパーク「鴨川シーワールド」にも行った。海沿いにある規模の大きい水族館で、名物のシャチはもちろん、ベルーガやアザラシ、アシカ、セイウチ、ペンギンなどが元気にのんびりと生活しており、彼らの自然体な姿に癒された。生き物ファーストが感じられる水族館は良い。昔は水族館=デートスポットくらいの認識であまり興味を持てていなかったが、職員さんらのこだわりが詰まったマニアックな水族館に行くと楽しみ方がわかってきた。とりわけ名古屋港水族館はヤバい。1日かけないと回りきれないほどボリューミーだし、各所の説明文がまるでオタクの早口。水族館リテラシーが少し上がった状態で向かった鴨川シーワールドもユニークで巡り甲斐があり、オープンから半日間入り浸っても全く飽きなかった。

 

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可愛い可愛いとはしゃぐ我々を睨みつけるワモンアザラシさん

 


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念願のシャチショー!人間の身体能力も高くてビビる

 

2日間じゃ全然足りなかったが、一気に南房総への愛着が湧いた良い旅だった。ご飯も美味かったなあ。保田漁協直営食堂ばんやは南房総に来たら絶対に寄るべし。まだ昼だというのに、メインのなめろう丼に加え、イカかき揚げ、鯛の煮付け、ふぐのから揚げを注文してみんなでシェア。欲張りすぎたかと思いきや一瞬で平らげた。

 

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なんて言ってたらアンジュルムも房総半島に来ていたらしい。行くべきスポットが増えた。必ずやまたここに集合!したい。

 

tv.spaceshower.jp

 

 

エンタメ月報

ここからは2025年1月に観た・聴いた・読んだエンタメ月報です。

 

No No Girls THE FINAL

前々から話題になっていたが、いくら安全と名高い番組でもサバ番をリアタイする恐怖が勝ち、メンバーが決定してからようやく見始めた。本編も面白かったし、やっぱりファイナルのソロ審査がぶっ刺さりました...。

 

特に強烈に残ったのが、CHIKA、KOKONA、YURI、そしてKOHARUのソロ審査。CHIKAさんは圧倒的カリスマ性をもって登場数秒で会場を虜にする様が何度見ても鳥肌が立つし、彼女の物語をしっかりと落とし込んだリリックがグサグサ刺さった。KOKONAさんは訴えたいことが明確で、彼女の痛みと、同じ痛みを抱えるひとを救済してみせる!という気迫が伝わり号泣。やっぱり彼女は自分のリリックを歌うときに一番生き生きする人だよねえ...。5次審査の「NG」でも一際輝いていたよ。YURIさんはオーディション中に「表情が変わらず感情が見えない」と指摘されたことから、表情の劇的な変化が見えるようなステージを想像していたけど、それを遥かに凌駕する名パフォーマンスだった。

 

そしてKOHARUさんですよ...。衣装もメイクもステージングも彼女のこだわりが見えてグッときたし、何より元々の仄暗い歌詞を大胆にリライトしてみせる意思の強さと恐れの無さに圧倒された。特にラストの、〈美しいメロディーに身を隠したいわ/誰も恨み嘘に気づかぬように/手を取り踊りましょう〉というちゃんみなの歌詞を、〈美しいメロディーにもう隠れないわ/暖かい 甘い 光の中/さぁ踊りましょう〉とリライトしてしまえる強さよ。KOHARUのニンをすべて乗っけた歌詞だから、ここまで大胆に改造されても説得力がある。幕引きの微笑みまで目が離せなくて、彼女の世界に魅了されてしまった。HANAでの活躍が楽しみだ〜〜〜。

 

 

森ノ宮よしもとお笑いライブ お正月SP

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バッテリィズ目的でマンゲキへ。エースくん大遅刻で即席ユニットが組まれるという貴重な回だった。本人的には「目立ちたくない、エースを引き立てられたらそれでいい」という思いがあるのだろうが、その思いに反してどんどん先輩芸人や世間からフィーチャーされる寺家さん、味わい深い。寺家さんが言っても笑いが起きた「全部聞き取れたのに~!」って大発明だと思う。レイザーラモンすゑひろがりず、ニューヨークらテレビで活躍する人気芸人が見れたのも楽しかった。すゑひろって赤子、いや童のあやしが本当に上手なのね...。

 

 

ダヨオ『最終電車の恋人たち』

 

フォロワーのおすすめで一気に読了。ほ〜んとにあったかい話だった...。春江さんがいちいち可愛すぎるんだ。こんなおじさんに現実世界でも会いたいよ。同性婚法制化への明言も作中でしっかりされてて安心だし、「デモ行って帰りにうまいもん食ったりしよう!」という誘い文句も天才だった。

 

 

映画『どうすればよかったか?』

最初観た時は見知らぬ家庭を覗く罪悪感というか、気まずさがあったけど、当事者である監督が家族だけで閉じることの弊害を問うていたことを思うと、私的領域を社会に向かって開く意義は確かにあり、他人事と切り捨ててはいかんな…と思うなど

柚樹ログ (@exloyrog.bsky.social) 2025-01-14T03:26:19.558Z

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安易に普遍化するのもよくないか…。 パンフレットを読むと、監督が父親から得た答えに強く反発している(父に原因を改めて問うと「姉を精神科に診せなかったのは母の強い静止があったせい」と答えたことに怒り、家族に根付いていた家父長制を批判した)とわかり、タイトルの問いを父に向けたのは、父の責任の重さを突きつけるためだったのかなあと。見直すと違った見え方がしそう。

柚樹ログ (@exloyrog.bsky.social) 2025-01-14T07:01:07.698Z

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まず先に他所の家族の日常を覗いてしまった気まずさがやってきて、後から自分の家族と重ね考え込んでしまった作品。カメラという第三者の視点が入ることで、「家族」という共同体の歪さが露わになっていく。あまりにも近い関係性だから、当事者全員が主観的に捉えることしかできないんだよね…。全員他者である点において、他の人間関係と変わりないはずなのに。なんて厄介な共同体。外部機関に頼ると一気に姉の病状が改善されたシーンで血の気が引いた。こんな一瞬で解決することを、親の思い込みで何十年も無駄にしてしまったと思うと…。優生保護法がまだ存在していた時代背景を考えると親だけを責めてられないとは思うけどさ。どうしても悔やんでしまう。パンフレットに瀬尾夏美さんと星野概念さんの寄稿があり、私得なメンツだったため購入。 

 

 

こたけ正義感『弁論』

あまりにも面白くて2周した。袴田さんの冤罪事件については年末にアムネスティのイベントで講演を聞いたばかりだったのでタイミングもよかったなあ。ただ、世間からの受容のされ方について、ぬまがさワタリさんの指摘はごもっともだと思う。スタンダップ・コメディを全然知らないので今年はなんらかの形で見てみたい。ネトフリで探してみるか。

 

話題なので見てみたが面白かった。「こたけ正義感」さんという弁護士芸人によるスタンダップ・コメディで、袴田事件と自身の体験記をユーモラスに絡めながら、裁判制度の意義を真剣に問う60分。 こういう社会的かつシリアスなテーマを扱ったコメディは世界的には全く珍しくない…はずなのだが、お笑いに限らずエンタメ関係者の多くがとかく「お上」や体制への風刺や批判を避け、なんなら人道や人権に冷笑的であることがクールだと勘違いしてるような状況にある現在の日本では、たいへんフレッシュに感じてしまうし、評判になるのもよくわかる。 無料公開は1月15日までらしいのでぜひ youtu.be/Ntrx9wTBoBE?...

ぬまがさワタリ@科博「鳥」展 (@numagasa.bsky.social) 2025-01-14T01:35:53.805Z

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ドラマ『スロウトレイン』

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野木土井タッグという情報しか仕入れていなかったので、劇伴長岡亮介にひっくり返った。「スロウトレイン~♪」のコーラスが長岡亮介すぎるて。今後も定期的に続きのお話を見たくなるような奥行きのあるお話で大満足。それぞれの人生が交わったり離れたりしながらゆるやかに続いていってほしい。どうか縁は切らないで。「もったいない話」を嬉しそうに語る百目鬼見が良すぎた。

 

 

『月刊わんこ』vol.14

「月刊わんこ」vol.14、里吉さんとおもちくんの長年の信頼関係が窺える素晴らしいインタビュー&グラビアで既に大満足だったんだけど、湘南乃風 若旦那と柴犬のツーショが良すぎて完全に元取れた

柚樹ログ (@exloyrog.bsky.social) 2025-01-18T01:19:41.856Z

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里吉家の名づけの法則に則って「おもち」と名付けられた話が可愛くて里吉家丸ごと好きになってしまう。柴犬こひろちゃんと若旦那の顔似すぎツーショットが俺の中だけで話題。

 

 

ゆっきゅん『かけがえながり-ハレトキドキ2step Remix』

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1月最終週のしんどい中だいぶ助けられました。怒りの2step退勤。

 

 

『アンデッドアンラック』最終回

youtu.be

 

5年間お疲れ様でした!というか5年も連載してたのか。最初から最後までハイスピードで駆け抜け、気づいたら終わってた。難解な能力バトルが苦手な私でも諦めることなく通読できた作品だった。愛の力、宇宙規模だったね...。

 

 

その他テキスト

ameblo.jp

 

ケロブロの真骨頂。突然名文が投稿されるもんだからびっくりしちゃう。自身の歌への課題意識の話から地球規模の話へぶっとんでカエルの話に着地するスケールのデカさ。ケロから時々滲み出すつんくイズムに嬉しくなる。

 

 

qjweb.jp

 

あやちょが幼い頃からアイドルの型に閉じ込められ見失っていた「私」を取り戻すまでの話。まろがインスタで反応したのも象徴的な出来事だった。やはり世界はあやかのんで回っている。「たまごを割らずにオムレツは作れない」も毎週拝聴してます!

 

 

karaagetolemon.hatenablog.com

 

SM所属のRIIZEをめぐって起きた騒動について、これでもかと細密に整理されたブログ。以前から断片的な情報だけTLに流れてきていたので、やっと状況が理解できてよかったが、一アイドルオタクとして全然他人事じゃないなと思った。下の林さんの文章にも通ずるが、うちの村で起こったボヤ騒ぎだって、もし過激化したらこうならないとは限らない。

 

 

note.com

 

アイドルが何か問題(といえるのかどうかも曖昧な話)を起こしたときに必ず湧き上がる「プロ意識」なる言葉を使った批判。批判者も大して意識して使っているわけではないのだろう。ならば手放していくべきだと思う。何も考えずに使い続けると、正しいわけがない批判を正しいと勘違いしてしまうし、 自分がほんとうに抱いていた気持ちを見失ってしまうから。

 

 

ashita.biglobe.co.jp

 

終始藤井さんの器がデカすぎた。あの時代にあの業界にいて、藤井さんのような立場にあって、「心の底から価値観が合わない人とお仕事でご一緒したことない」なんてことありえるんか…。藤井さんの人を見る能力がズバ抜けているからなのでは?と思ったり。実際井上咲楽さんへのメッセージが素晴らしいのよ。よく見てるなあって。

あとアップデート論はさらっと芯を食ってて凄かった。「アップデートした気になっても、それがうわべだけだと、その人の根っこの部分はどうしても滲み出てくる」。まさに。だからといって「なので変われません」と諦めるんじゃなくて、自分の「根っこの部分」をまずしっかりと自覚して、気をつけて、間違えてしまったらその都度反省して修正する。そうやって学んでいこうよみんな!という話だと受け取った。「アップデート」という言葉はもうだいぶ手垢に塗れてしまって、うわべだけで使われることが多い中で(特に身近なおじさん達!)、こうした批判的な視点を持っているところにもやはり尊敬の念が絶えない。