零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

仮面ライダージオウ EP15「バック・トゥ・2068」、EP16「フォーエバー・キング2018」感想

こんばんは、ログ(@exloyrog)です。

 

椎名林檎宮本浩次星野源、米津玄師と、日本が誇る歌手の皆さんのパフォーマンスを見られて感無量。もうこれで俺の紅白は終わった。ありがとうの気持ちでいっぱいです。

 

さてさて、ジオウ15話、16話感想行きます! ルパパトと違って前後編なので、一緒にまとめてお送りします。2018年、ブログ納めの記事をどうぞ。

 

 

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ソウゴの過去と未来

まず、ソウゴの夢について。王様になりたいという突拍子も無い夢を持ち続けてきた理由は、幼き日に観た夢。内容的に、予知夢的な雰囲気が見られます。ここの映像、田崎監督のこだわりを感じましたね。2000年代初期の映像の質感を上手く再現した画作りでした。この部分だけ見たら、クウガ龍騎と勘違いしそう。

 

その夢はいつか訪れる世界の崩壊と、誰かから伝えられた王様になって世界を救えという言葉。この言葉を伝えた「誰か」も気になりますが、この言葉がソウゴの核となっていたというのも興味深い。この突拍子も無い夢から、王様になる!と信念を持つようになったという点が、もう浮世離れしているといいますか。ソウゴの天才性がここにあるように思います。

 

さて、そんなソウゴの核を根っこから削ぎ取ったのは、まさに未来のソウゴでした。オーマジオウ、ゲイツ説も挙がっていましたが、16話でソウゴがベルトを捨てた時に未来で消えたことを思うと、やはり未来のソウゴで間違いなさそう。「最高最善の魔王」を目指して突き進んできたソウゴが、最低最悪だと思っていた未来の自分に「私こそが最高最善の魔王」と伝えられる絶望感にはゾクゾクしましたね。奥野くんの演技も抜群に良かった。

 

未来の自分=オーマジオウに全く歯が立たないソウゴは、「ベルトを捨てろ」という選択を迫られ、16話冒頭に本当に捨ててしまう。15話予告を見た時は、まさかいきなり捨てることになるとは思っていませんでした。そこから生まれたエモーショナルな展開に『ジオウ』という作品の今後へ期待が高まりまくりです。

 

 

ソウゴとゲイツの関係性

上記の「エモーショナルな展開」というのがまさにソウゴとゲイツのぶつかり合いでした。未来の自分に心を折られ、予知夢で見た王様の夢を捨ててしまうソウゴに対し、16話冒頭でキッチリとベルトを破壊し、使命を実質果たした上で(まあ確かに甘かったけども)、ここまで見てきたソウゴの人間性を信じてベルトを託したゲイツ。2人の対立軸が、こんな形で昇華されるとは何とも予想外でした。

 

今までゲイツはソウゴのいう「最高最善の魔王」を馬鹿にしてたというか、信じてなかったんですよね。でも1話~15話の間で共闘するうちに、「こいつが本当にオーマジオウになるのか?」という疑念が少しずつ湧いていきました。その疑念と自らの使命との間で揺れ動いていたからこそ、時に共闘し、時に離反するというどっちつかずなスタンスでいたわけです。今回の一件を通して、疑念が「彼を信じてもいいかも」という希望に変わり、自らの意思で「最高最善の魔王」になれと託す。そして、「お前をいつでも倒せるからな」という文句が、「お前が道を踏み外しそうになったらいつでも倒す」という、信用をベースにした言葉に変わる。ここまで積み重ねたものが上手く昇華されたなあと感心しました。

 

奥野くんと押田くんの熱い演技合戦は必見。彼らの熱意があれば、オーマジオウの未来は本当に阻止できるかもしれない、と思わせてくれる好演でした。当の本人は未来で復帰しほくそ笑んでいましたが、どうか彼らが希望ある世界へといざなってくれることを望みます。

 

 

さて、世界が変わったといえば、どうやらウォズが望む路線へと大きく変動した......?元々の未来とは全く違う方向に向かっているということでしょうか。ウォズの目的はオーマジオウの未来へ正しく導くことだと思っていたので、「変動」させる方とは驚き。でも一方で、予告ではもう一人の自分の登場に驚くウォズさん。どこまでが本の通りで、どこまでが予想外なのか? 何とも謎だらけです。

 

 

 

 

 

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以上、15、16話感想でした!

 

殴り書きで雑になってしまって申し訳ないです。他にもディケイド登場とか、士の目的なんやねんとか、Wアクションで2人になったことに誰かツッコめよとか、オーマジオウの技なんなんとか色々言いたい事はあるのですが、また追記できたら来年にでも。

 

とりあえず、本年はここまで。『ヒーローズ・ログ』を読んでいただきありがとうございました!

まだまだ拙い記事だらけの当ブログではございますが、2019年は少しでも良い記事を書けるよう、コツコツと精進して参りたいと思います。是非ともよろしくお願いします!

 

それでは、良いお年を!

 

 

 

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