零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

久方ぶりに『僕の見ている風景』を聴いたら嵐ファンだった小・中学時代の自分が昇天した

先日卒業旅行にレンタカーに乗って行ってきたんですけど、車内で嵐をかけたら全員がどの曲でも盛り上がれて、「嵐ってやっぱり国民的アイドルだな......」って強く実感しました。いやたまたま同行した5人が全員嵐好きだっただけかもしんないけど。でも「嵐オタ」といえるほどの熱狂的な猛者はいなかったし、だいたい皆そんなに沢山音楽聴くような人じゃないので、やっぱり「国民的アイドル」故なんだろうな~と思っちゃうわけです。

 

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ウルトラマンガイア 第23話「我夢追放!」感想

第23話は悲劇の幕開けと言えるドシリアスな回。藤宮が心の内に溜めてきた人間への諦観が、最悪の形で具現化されることになりました。彼の暴走は次回として、今週は彼にとってのキーマン、稲森博士に悲劇が―――。我夢追放も驚きでしたが、それ以上にキツイ展開でした。

 

 

 

 

我夢追放!

我夢には悪いけどすごく声に出して読みたい日本語、「我夢追放!」。彼のエリアルベースからの追放は、組織の闇というか裏を感じますが、まあ藤宮への接触は実際多かったしわからんでもない。いっつも戦闘中に機体を無人にしている件もあるし、疑われても無理はないところは否めません。「これは決定事項だ!」と厳しく追放する人が、先週温かい一面を見せた千葉参謀というのも残酷だなあ。

 

とはいえ、我夢の仲間達はその決定を快く思うことは無く。堤チーフは監視という名目で梶尾さんをけしかけるのでした。チーフの意図をすぐに汲んでニヤニヤする梶尾さんが可愛い。というかやっぱり梶尾さんの株が最近上がりっぱなしでもはやストップ高。先週書いたように記事末尾で【今週の梶尾さん】コーナーを設けることにしたぜ。皆見てくれよな!(誰)

 

稲森博士の企みに気付いた我夢は彼女を追い、止めようとしますが応じることはありませんでした。ガイアの力があり、人間讃歌を説いても、目の前で苦しんでいた人を救うことができなかった我夢。ダメージは藤宮の方がデカいですが、我夢もきっと強く後悔をしていると思います。この傷を負った上で藤宮にどんな言葉をかけるのか......。怒りのまま怪獣を倒した後、上空から藤宮を見据える視線はどこか悲しそうでした。

 

そうそう、今週のポイントは私服我夢と怒りガイア。いつもと違った面をそれぞれ見られて面白かったです(この2つを同列に並べるのはどうなんだ)。私服はともかく、絶叫に近い「ガイアー!!!」と、いつも以上に気持ちがしっかり入った変身は胸に響きました。役者さんの着実な成長を感じます。そして忘れちゃならないのが、援護するチームクロウ。もうすっかりガイアとの信頼関係が確固たるものになっていて熱い。個人的にクロウの姉さん達はタイプなので、本編に密接に絡まないとはいえ、こうも活躍してくれると嬉しいですね。

 

 

藤宮と稲森博士

以前の稲森博士を知っていたら、こんな形で裏切るとは微塵も思っていなかったので、まずこういう展開に驚きました。藤宮同様、いやそれよりも一歩手前ですが、怪獣に人間を襲わせることによって、人間に愚かさを気付かせようというどこか危険な考えを持ってしまった彼女。その考えに至ったのはやはり藤宮のアグルとしての苦痛を一番に理解していたからなのでしょう。

 

しかし、そもそも人間が怪獣をコントロールできる、と思ってしまったこと自体が過ち。稲森博士自ら人間の愚かさを証左してしまったという皮肉な結果になりました。ニヤリと目つきが変化したゴメノスは久しぶりに怪獣に対する不気味さを感じましたね。ああ、こいつとはわかりあえない、という。

 

稲森博士の死を看取り、絶叫する藤宮。もっと早く来ていれば彼女を救うことができていたのに、間に合わなかったのは、こうなることをどこかわかっていたからなのでしょうか。彼女の死のようなショッキングな出来事が起こらないと、人間を滅するような行動には出られないというか、それを引き金にしたかったというか。そこまでは考えすぎかもしれませんけど、彼がこれまでのような行動をしなかったら、きっと博士が犠牲になることはなかったと思いますし、何とも悲しい結末です。

 

ディスクを持ち帰らなかった行動に、彼なりの矜持が見られました。彼女にこれ以上罪を着せるわけにはいかないという思い。悪は自分だけでいいという少し諦め混じりの考えが透けて見えます。とはいえ、彼の考えを正当化するなら、やはり人間は直接滅ぼさねば、ということで次回の展開へ。我夢は藤宮の暴走を止めることができるのか。そして藤宮=ウルトラマンアグルは、ヒーローになれるのか。次回も目が離せません。

 

 

【今週の梶尾さん】

・我夢を信頼し、チーフの頼みをしたり顔で快諾する

・我夢の元に大袈裟なムーブで突入するも、爆笑される(てか笑いすぎでは)

・車運転時の姿勢が良い。セスジピーン

・「我夢」呼びが板についてきた点、初期を思うとデレデレ

・藤宮の説得を諦めない我夢を強く止める

 

 

 

我夢追放!

 

第23話感想でした。次回「アグルの決意」。タイトルだけ見たら「正義の決意」に見えますが、むしろ真逆。我夢、どうか失意の藤宮を止めてくれ。 

 

 

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仮面ライダージオウ EP21「ミラーワールド2019」/EP22「ジオウサイキョウー!2019」感想

2月頭のジオウは龍騎編、ではなく「リュウガ編」。これもなかなか思い切った試みだと思いますが、更に第1章のようなただのレジェンド回ではなく、パワーアップ回にぶつけてきたのが面白いポイント。以前の流れだったら「龍騎ライドウォッチ」を継承しますもんね。

 

とにかく、ジオウⅡの誕生×龍騎のオリキャス登場という要素もりもりのリュウガ編、遅ればせながら感想です。

 

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ヒーロー共演映画の「ごちゃ混ぜ」感って良いよね

スーパー戦隊最強バトル』、思っていた通りあっついなこれ!なお話でしたね。ルパパトロスから急にリュウソウジャーへ行くよりも、こんな感じでテンション爆上げにしてからの方が気持ちよく新番組を観れそうです。

 

本編も歴代ヒーローがバンバン出てきて楽しかったのですが、何より良かったのが主要メンバー。ジュウオウイーグル、アカニンジャー、ゴーカイレッド、トッキュウ5号、サソリオレンジという何の統一性も無い「変わり者チーム」の組み合わせが面白すぎました。タカ兄とはしゃぐカグちゃん、クールに背中を向けるスティンガーさん、ツンツンするマベちゃん、そしてそれら異端者たちをまとめる大和先生という異色のチーム。色の統一性も無いし、キャスト呼べたからでしょ感が凄いんですけど、ここでしか見られない貴重さは間違いないです。

 

 

 

近年の集合もの、特にライダーの方は『平成ジェネレーションズ』と題し、主役格のオリキャスをこれでもかと並べた物凄い豪華な客演映画を繰り出してきます。1作目は永夢・タケル殿・進之介・晴人さん、2作目は戦兎・永夢・タケル殿・絋汰さん・弦ちゃん・映司・アンク。特に2作目はびびりましたよね。エグゼイドかなんかのイベントで発表された時の観客の驚きっぷりが好きすぎて今でも見てしまいます。

 

非常に統一性のあるキャストの並び。確かに美しいです。でも、でも......、何か昔感じていた感覚と違う......。もっとこう、「ごちゃ混ぜ」が良くないですか!?!?

 

『スーパーヒーロー大戦』を始めとした春映画。またはスーパー戦隊の『VSシリーズ』。これらでちょくちょく出てくるヒーローの「ごちゃ混ぜ」感。並び立った時のB級グルメ感といいますか。初見では「え、何でこんな並び?」と動揺するも、「あ~~~でもこういうのも良いね!!!!」と掌返ししちゃうあの感覚です。伝わりますでしょうか.......。これが好きなんです。その欲求を久々に満たしてくれたのが、『スーパー戦隊最強バトル』でした。

 

 

つぎはぎだけど、二度と見ることができない組み合わせ。脚本家の方は特に、それぞれの作品を観てキャラクターを把握しないといけないので大変だと思います。実際それでキャラ解釈が全く違う! と憤ったこともありました。ですが、組み合わせが発表された時に、毎度ワクワクしてしまう自分がいます。本編でどんな絡みをするんだろう? どんなコンビネーションを見せてくれるのだろう? 妄想が止まらないのです。

 

そんな「ごちゃ混ぜ」作品の最新作、『スーパー戦隊最強バトル』の放送を祝しまして、これまでこんな「ごちゃ混ぜ」チームがあったんだぜ!というのをそれとなくピックアップして少し振り返ってみたいと思います。

 

 

 

百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊

百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊

 

20世紀以前の戦隊やライダーはあまり見る事ができていないので、自分にとっての「ごちゃ混ぜ」最古参はこちらの作品という印象です。『オーレVSカクレンジャー』から始まったVSシリーズですが、ここでひとつ記念碑的が建てられた感。ガオもちょうど25作品目ですもんね。

 

ビッグワン/番場壮吉、レッドファルコン/天宮勇介、ゴーイエロー/巽大門、ギンガブルー/ゴウキ、メガピンク/今村みくがオリジナルキャストとして登場し、歴代レッドも勢揃い。もう間違いなくここでしか見られない集め方ですね。ゴーゴーファイブギンガマン、メガピンクなら近いところだしわかるけど、ビッグワンとレッドファルコンはレジェンドもレジェンドです。

 

あと何気に色は揃えてきたチームなのがポイント。赤、青、黄、桃、白という組み合わせは『ニンニンジャー』に見られる組み合わせですし違和感はないです。まあ主にビッグワンさんがキャラ濃いけど......(笑)しかもやっぱりリーダーシップを発揮しているため、白が真ん中という。流石宮内洋は違うぜ。

 

そんなレジェンド達が、現役戦隊のガオレンジャーの面々に戦隊魂を直々に継承するという熱い展開が見られる1作です。基本は1個上とぶつかるシリーズが「VS」だけど、今回は大御所なのでぶつかりようがなかった。安定してます。

 

 

 

轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊

轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊

 

こちらもガオのVS同様、30周年記念に歴代戦隊と共演する特殊仕様。特にこの辺の戦隊はド世代なので、個人的に思い入れが深い......。

 

ゲスト戦隊として組まれたチームは、ハリケンブルー/野乃七海、アバレブラック/アスカ、デカブレイク/始良鉄幹、マジイエロー/小津翼、マジシャイン/ヒカルの5名と、『ゴーカイジャー』にも登場した特別キャラことアカレッド。赤き海賊団のキャプテンという印象が強いですが、この頃は歴代レッドに変身できるスペックを持ってる「平和への願いより生まれし者」だったそうです。なんかよくわからんがクセが強い。

 

チームの色は赤、青、黄、白、黒、金。銀だったらガオレンと一致したので惜しい。忍者、爆竜使い、警察、魔法使いとわけわかめなメンツですよね。どこに共通点を見い出せと。和風、洋風、ファンタジー、硬派なアクションと何でもござれなメンバーは、何気に相性がいい組み合わせだった気がします。なんてったって、性格面で変な人がいない。今回の『スーパー戦隊最強バトル』でチームを組まれてたら、「生真面目チーム」でも良かったんじゃないでしょうか。

 

ちなみに余談ですが、デカブレイクのテツとマジシャインのヒカル先生は1年前の『マジVSデカ』でW女装をし、敵を惚れさせる役目を買った変人枠でした。何を言ってるかわからねーと思うがおれも何を見せられたのかわからなかった。

 

 

あと今日セロリを食ってたお兄さんこと高丘映士がシリアスに大活躍する作品でもあるので、それだけでも必見です。今日見て「あんなギャグ枠だっけ?」ってなったのは大体マッハ全開の人のせい。

 

 

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

 

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

 

こちらは「ごちゃ混ぜ」感よりも普段のVSシリーズ感の方が強いのですが、集ったレジェンドの絡みはなかなか面白いので上げておきます。それと客演映画系で一番面白いのはこれ!と太鼓判を押したい傑作でもあります。

 

何が面白いかって、レジェンド大戦後のキャラクター達の絡み。デンジブルー/青梅大五郎とリュウレンジャー/天火星・亮、デカピンク/鼓堂小梅の組み合わせは個人的に気にいっています。ウメコとおじさんヒーロー2名が、子どもの頃の夢を失いかけたサラリーマンを諭すシーンは本編中でもめちゃくちゃ美味しいシーンです。変身できなくても3人の心はヒーローだな、と感じるやつ。『デンジマン』と『ダイレンジャー』はほぼ未見ですが、これだけで惚れちゃいます。

 

また一瞬でしたけど、ボウケンレッド/明石暁、ゴーオンイエロー/楼山早輝、シンケングリーン/谷千明、シンケンゴールド/梅盛源太の4名もレジェンド大戦後に一瞬絡んでますね。2006、2008、2009戦隊による共演はありそうでなかったやつ。変身もやってほしかったな~とは思いますね。『ゴーカイジャー』の設定上無理なんだけどね。変身後の姿は冒頭で出てきたから良しとしよう。

 

というかこの映画もさることながら、『ゴーカイジャー』は全34戦隊から1人はオリキャスが出てくれた夢のような作品なので、まず本編見よう!!という気持ちになります。そして本編と映画を観て、『ジュウオウジャー』特別編を見て、今週を見ればいつまでもゴーカイロスは来ない素晴らしい仕様。必見です!(このブログ読んでる人はきっと大体みてる)

 

 

スーパーヒーロー大戦

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦

 

ここからはライダーも含めての共演映画ですが、いきなり問題作。春映画といえば!な伝説の作品ですね。何気に地上波でも昔放送されてた。

 

hanomu315.hatenablog.com

 

実は「ごちゃ混ぜ」感良いよねって記事を書こうと思ったのは、こちらの「東都での出来事」さんに書かれた記事を見た時だったんですよね。冒頭書いて放置してたら、いつの間にか夢を叶えるかのように『スーパー戦隊最強バトル』が世に生み出されていた......。これは再度書こうと思い筆を取った次第。

 

この中でも気になったのは『スーパーヒーロー大戦』についての感想。世間の評価と違って気に入られてるようでして、新鮮な感想でした。私は割と世間と同様「やらかしおったなあ......」という印象が強い映画だと思っていますが、こちらの感想には頷けるものがあります。少し引用させていただきます。

 

そしてやはり「青の2番手」の力が大きいです。2番手3番手がほぼ主役というのは春映画の魅力でありますが、初めて見たときは、まじか、と。ダブルブルーの俺様への思い、良い。

 

バトルシーンもとにかく楽しいし、ゴーカイレッドとディケイドの夢の対決が見られるだけでも心踊る。ひなちゃんのヒロイン力、普通にかっこよく退場する映司くんや、ゴバスとフォーゼの春っぽい合体とか、イマジンずとか、野球仮面に笑っちゃったりとか、ホアチャーとか。

門矢士が大好きな件 - 東都での出来事

 

こちらの感想の、特に「青の2番手」辺りに共感しまして。個人的にこの映画で一番気にいらないのは、マーベラスの仲間に対する態度が悪すぎる(作戦が分かった後のフォローがない)点なのですが、「ジョーのマーベラスに対する想い」という点においてはとても熱がこもっていて良いんですよね。また、海東→士も歪ながらに良い。2番手が主役級にスポットがあたり、活躍できるところがこの映画の魅力だと思います。

 

ここで見られる「ごちゃ混ぜ」は、ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン、ゴーカイグリーン/ドン・ドッコイヤー、仮面ライダーディエンド/海東大樹、泉比奈(『仮面ライダーオーズ』のヒロイン)の4名。ゴーカイから2人いるからあんまり違和感は無いですが、全員現役じゃないのに主役格として絡んでるとことか、お互いに主役を思い合う海東とジョー、そして比奈ちゃんの関係とかは面白く、ここでしか味わえないと思います。ドンさんはちょっと可哀想だったけどね。何が戦隊粒子反応ゼロじゃ。

 

 

スーパーヒーロー大戦Z

仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z

 

1番何とも言えない作品なので早めに行きましょう。いや、ストーリー全体としてぶっ飛んでるわけでもなく、かといって熱いわけでもない良く分からない印象の強い映画なので......あんまり好きじゃないごめん......。

 

「ごちゃ混ぜ」で面白いのはメタルヒーローも参戦してるところ。主役格は、仮面ライダーウィザード/操真晴人、宇宙刑事ギャバンtypeG/十文字撃、ゴーカイシルバー/伊狩鎧、イエローバスター/宇佐見ヨーコ。何じゃこの組み合わせ。とはいえ、クールなおちゃらけ晴人さんと、熱血勘違い男の撃くん、騒がしい鎧くんに可愛いヨーコちゃんと、バランスは悪くないんじゃないでしょうか。このメンツでもっと面白い話が見たかった。

 

 

平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦feat.スーパー戦隊

 

feat.にする必要はなかったし、昭和と平成をわざわざぶつける必要も感じなかったけど、メンバー的にはなかなか無い組み合わせ。この辺りからライダーの客演が豪華になってきた気がします。あとお話も555絡みは中々面白いし、士くん推しには救われた作品です。

 

イカれたメンバーを紹介すると、仮面ライダーディケイド/門矢士、仮面ライダー555/乾巧、仮面ライダー鎧武/葛葉絋汰、仮面ライダージョーカー/左翔太郎、そして昭和枠に仮面ライダー1号/本郷猛、仮面ライダーX/神敬介、仮面ライダーZX/村雨良。あとウィザードの晴人くんやバロンの戒斗さん、カイザの草加雅人やら龍弦のミッチ、メロニキなど出演者多数。トッキュウジャーとキングもなぜか出ました。そして現れる仮面ライダーフィフティーン!は置いとく。

 

ディケイド、555、鎧武の組み合わせと、555、X、ウィザードの絡みが新鮮で面白かったんですよね。同時変身の面白さ(音声のズレ!!)もさることながら、キャラ同士の絡みも色々あったり。振り返ると全員が喋ったわけでもないですが、個々の絡みはここでしか見られません。地味に鳴滝と士くんの和解ムービーでもあります。そこはまあ見たい人は見てくれ案件。

 

 

 

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号

 

これも面白くないけど!!!メンバーは面白いので!!!!!一見の価値はある!!!!!(未だに剛の一件を許せない)

 

仮面ライダードライブ/泊進之介、仮面ライダーゼロノス/桜井侑斗、仮面ライダーマッハ/詩島剛、仮面ライダー555/乾巧、仮面ライダーギャレン/橘朔也、そしてオリキャラ仮面ライダー3号/黒井響一郎のチームがメインです。たっくんは出番少なめだったけど、黒井と剛、侑斗の異色トリオが同時変身するのはめっさカッコよい場面でした。ホント、関連ポイントが無さすぎるけどこれが「ごちゃ混ぜ」......。

 

 

他にも『仮面ライダー剣』の面々や仮面ライダーBLACKこと南光太郎ニンニンジャーも出てくるんですが活躍具合が今一つ。剣に至っては酷すぎました。とりあえず、お口直しに見たいのがこれ。

 

 

こっちはたっくん大活躍なので必見。あの人も出ます。エーン泣いちゃう。

 

 

仮面戦隊ゴライダー

仮面戦隊ゴライダー [Blu-ray]

 

超スパヒの方はごめん見てないからわからん!アムちゃん可愛い!!

 

ということで、かつてない「ごちゃ混ぜ」を見せてくれた怪作、『仮面戦隊ゴライダー』です。『ジオウ』のメイン脚本下山さんのシリアスな1作。

 

ここに登場したのが、仮面ライダーバロン/駆紋戒斗、仮面ライダーマリカ/湊耀子、仮面ライダーブレイド/剣崎一真、アナザーアギト/木野薫、仮面ライダーレーザー/九条貴利矢、そしてそのチームに関わる仮面ライダーエグゼイド/宝条永夢。色でいうと赤、桃、青、緑、黄そしてピンクということになるのかな。バロンとレーザーは色それでいいのか謎ですけど。

 

色はともかく、癖が強すぎる面々なのが特徴。怖いおじさんに融通が利かない強者さん、それについていく秘書と、チャラ男、温厚な人。剣崎がいたからギリセーフでしたけど、いなかったらチーム崩壊してたような面々ですよ。ちなみにこの面々の共通点は?というのはシリーズを知っている人にしかわからない奴ですよね。ピンと来たら見るべき傑作だと思ってます。

 

戦隊じゃないですけど、メンバー的にもし「最強バトル」に参加したら、ギスギスしながらも何か勝てそうな厄介な奴らって感じですね。当たりたくね~~~~。でも好き~~~~~。

 

 

 

何だか途中から春映画の話になっちゃいまして、愚痴も増えちゃいました。良くない。でもそんな春映画も数々の「ごちゃ混ぜ」チームを生み出してくれたという点では確かな功績があると個人的に思ってます。だって見たいと思った組み合わせや、そう来たか!という並びを見せてくれたんですもん。

 

スーパー戦隊最強バトル』はまだ3週と超豪華。番組内ではキャストがいなくても、様々なスペシャルチームが生み出されていました。小っちゃくて見えなかったけど、中々ヘンテコな「ごちゃ混ぜ」チームが沢山ありましたよね。あのトーナメント表だけで色んなことを重妄想できちゃうのは、何十年も続いてきた歴史ある作品だからこそ。それはライダーやメタルヒーローもしかりです。

 

統一性のある冬映画みたいな作品も楽しいですけど、またどこかで予想だにしなかった「ごちゃ混ぜ」チームが生まれることを密かに期待しながら、次週からの展開も楽しみたいと思います。

 

 

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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第51話「きっと、また逢える」感想

ルパパト、完結。

 

「史上初のVS戦隊!」と銘打たれてから早1年。あっと言う間でしたね。「何て略すんだろう。ルパトレンかな?」と言ってたのがついこないだのような気がしますが、一気に、そして見事に完結してくれました。本当に楽しい1年でした。自分の中の戦隊ランキングでも確実に5本指、いや3本指に入る勢いです。

 

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伝説のロックバンド・NUMBER GIRLが復活するらしい

昼頃Twitterを開いて目を疑った。

昨日のお酒がまだ残っているのかと思うくらい、夢かと思った。

 

 

あのNUMBER GIRLが、復活するらしい。

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ウルトラマンガイア 第22話「石の翼」感想

今週は単発回ながら、千葉参謀と少年によるハートウォーミングなお話×力の入った巨大戦で、中々印象的な回でした。少年とヒーローが絡むお話は昔からとっても好きなのですが、ヒーロー(主人公)じゃなくおじさんなのが良いですね。お堅いイメージの上官が少年に見せる別の顔。平泉さんの好演で引き込まれた良回です。

 

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