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ウルトラマンガイア 第7話「地球の洗濯」感想

こんにちは、ログ(@exloyrog)です。

 

ジオウと大体同じペースで配信されているガイア。早くも7話、そして今日18時からは8話です。ある程度キャラクター紹介も終わり、落ち着いたところ。しばらく単発エピソードが続きそうですね。

 

 

 

梶尾との絆

 

前回のガンQ戦で再び梶尾とぶつかり、反省して乗り越えた我夢。今回はその反省を活かし、上手く梶尾と連携を取り合うのでした。特に面白かったのが、図を使った説明シーン。後の雲に突っ込んでいくシーンも、この作戦会議中の図版説明がなかったらあまりピンときていなかったかもしれません。また、梶尾の意図も汲んだ説明と、コマンダーの指揮に数秒の迷いが見られたシーンなど、作戦を決める過程がしっかりと見られたのがガイアらしくてよかったです。

 

そして高度1万メートルどころかそれより下に突っ込んでいく梶尾。上空で待つ我夢は祈るしかありませんでしたが、梶尾は見事に敵を撃ち、Gに耐えきり帰ってくることができました。無事に作戦を遂行できた辺り、前回の反省をお互いしっかりと乗り越えられていますね。逞しい。

 

そんな2人の絆が随所に見られたのが、個人的な今回の見どころです。心無しか我夢の演技もよくなってきた気がします。梶尾の軍人感のある演技と、ちょっと抜けた我夢の演技。2人のコンビとしての相性は結構良いのかも。演技といえば、藤宮はもうちょっと頑張って......。 

 

 

自然の脅威

今回の敵は、自然コントロールマシン・テンカイ。怪獣、というよりはもはやロボットですね。ガンQの愛嬌のあるデザインの次が、この無機質な感じでしたからビビりましたよ。篆書体で書かれた「天界」に味があってよいデザイン。あの字体、何となくハリケンジャーに出てきていた文字と似ている気がします。

 

「巨大な洗濯機・掃除機」と揶揄されたテンカイは、最初は台風のように登場し、姿を見せた後も風を起こしてガイアらを翻弄。実体に近づけないってのはかなり厄介です。そんなテンカイをどう倒すのか......?と思っていたら、先週に引き続いてダイナミック突進(笑) ガイアさん、勢いが凄い。アレで突き破れるなんて、相当な固さをもってますよ。ガイアさん痛くないのかな?

 

テンカイの存在は、人類への警鐘のようなものでした。最後にコマンダーから、「我夢なら壊すのを止めるかと思った」といったような発言がありましたが、実際我夢の性格上、迷っていた面もあったんじゃないでしょうか。今回は特に結論を出しませんでしたけど、いずれ再び似たような敵と対峙した時、我夢は人類の存在を肯定できるのか?敵じゃなくて、藤宮相手でも同様です。そのような絶望にどう答えを出すのかといった点が今後の鍵になりそうですね。

 

 

地球の洗濯

 

 

 

7話感想でした。単発回でしたが、コマンダーらの対話や、藤宮の存在から、縦軸についても少しずつ動き出した印象。せっかくなのでアグルさんの活躍をもっと見たいんですけどね。藤宮くん、何か光ってないで変身してくれ。

 

 

【関連動画】

 

exloyks.hatenablog.com