ヒーローズ・ログ

ニチアサを中心に、様々な映像作品の感想を垂れ流すためのブログです。

ウルトラマンガイア 第29話「遠い町・ウクバール」/第30話「悪魔のマユ」感想

ガイア29話はウルトラでたまにある超異色回。一方の第30話は梶尾さんとシーガル隊が大活躍の正統派なお話。正反対ですが、どちらも『ウルトラマンガイア』を冠するにふさわしいお話でした。

 

 

第29話「遠い町・ウクバール」

 

ウクバールおじさんの夢

今回のお話にはXIGでのやり取りが全く登場せず、ハーキュリーズの吉田さんとその友人の庄司、そして庄司が出会った不思議なおじさん・永田によって話が展開されました。庄司役にはなんと名バイプレイヤーの寺島進さんが。特撮的には『ジュウオウジャー』の大和のおじさんですね。吉田さん、おじさんと共に大変良い味を出していました。

 

永田のおじさんは「ウクバールはね...」といつでも思いを馳せちゃう変人。楽しく聞いてた庄司でも引いちゃう程です。ポケモンルビサファで「今日はマボロシ島見えんのお...」と言っている老人のように、実際はずっと見たことがないそう。妄想なのか現実なのか...。ちょっぴり苦悩する辺りから、バッドエンドになるのかと思ってました。そんなことはなくて良かった。

 

吉田さんや庄司達の目線でみると、彼は結局どこにいってしまったのか不思議でしょうがないと思います。でも永田のおじさん目線だとさぞかし嬉しかっただろうなあ。故郷で笑顔を振りまいてる彼の姿を想像すると微笑ましいです。帰ることができたのかは謎ですけど。

 

ルクーとは何か

ウクバールの守護神と言われる怪獣、ルクー。結局ヤツは何をしに地上に現れたというのでしょうかね。個人的に顔が『ウルトラマンX』のラスボス・グリーザにしか見えなくてめちゃくちゃ怖かったです。地球滅びるエンドだったらどうしようかと思った。

 

 

コイツが出現すると永田のおじさんが目をキラキラさせて駆け寄っていったわけですが、やっぱり駆け寄りたくなる見た目ではないよね。結局ルクーやウクバールは何だったのか?別の文明なのか?といった点は全て謎に包まれていますが、少なくとも地球の敵ではなさそう。攻撃も特にありませんでしたし。

 

地球の怪獣でレア度が高いウクバールの守護神、くらいしか不明ですけど、世にも奇妙な物語でたまにある温かいテイストのお話同様、その辺は特に触れず余韻を残すオチなのがまた秀逸というか。子どもの頃に見ていたらもう少し想像力を働かせていたかもですね。今はちょっと...結局なんやねんくらいにしか(笑) 

 

全然関係ないですが、小学校の時宮沢賢治の「やまなし」の授業で「クラムボンとは何か?」と考察したのを思い出しました。あれと同じで概念的なものなんかね、ルクーって。

 

 

遠い町・ウクバール

 

 

第30話「悪魔のマユ」

 

 

シーガルの戦い

梶尾さん大活躍の回でしたが、それと同時にシーガル隊が非常にフィーチャーされた回でもありました。彼らが登場すると特撮セットが豪華というか、力が入りますね。燃え盛る炎に向かって消火剤を発射するとことか、リアリティ満載で見応えがあります。第9話もそうでしたが重量感がありますね。

 

exloyks.hatenablog.com

 

救助シーンはベテラン感があって相変わらず格好良い。律子や女の子にかける声が優しくて、プロの大人感が溢れてますね。空からの応戦、救助大作戦、陸からの総攻撃...などなど、シーガルの戦い方は多種多様で面白い。

 

しかしここで律子を助け切ることができないのが現場の難しいところ。ゴキグモンの予想外のタフさに大ピンチを迎えるのでした。ガイア、チームライトニング、シーガルが揃ってもかなり苦戦した敵・ゴキグモン。上からの非情で冷静な命令に対し、迷いを見せる現場の緊張感がいつも以上のヤバさを醸し出していましたが、最終的には何とか勝利をつかみ取ることができました。ま~じで強い敵だったよ。あんなふざけたネーミングのくせに(つけたのは我夢)

 

また地味に面白かったのは、シーガルのマシンが地上を駆けて行く際に「FUJITSU」の文字があったシーンですね。スポンサーめちゃ目立ってんなあ!

 

 

【今週の梶尾さん】

・我夢からのドライフラワーを勘違いする

・アッコの言葉をスルーし、決意の表情

・ファイアボムを自ら撃とうとする

・ファイアボム発射も敵に防がれる

・大ジャンプ!!!そして救助!!!

・正直に自分の決断を律子さんに伝える

 

梶尾さん激フィーチャー回。地球と市民の平和を最優先し決断を下す姿も、救出成功に少しホッとする(けど気は緩ませない)姿も、律子さんへ真っ直ぐ向き合う姿も、安定の梶尾さんでした。軍人としての格好良さが詰まっている...。しかしこのままだと律子さんはちょっと報われないので、くっついてくんないかなあ。頑張れ梶尾さん。

 

悪魔のマユ

 

以上、第29話と第30話の感想でした。次回のガンQ再来もそうですが、結構初期に登場した怪獣が再登場したり、彼らの仲間が現れたりといったことが多いですね。スーツのコスト削減的な意味合いもあると思いますけど、馴染みのあるヤツと再度戦うのは面白いのでアリです。もっともっといろんな戦いを見たいなあ。

 

また、ハーキュリーズやシーガルの面々をまた見られるのも嬉しいポイント。第26話のファイター総動員も画的に豪華でしたし、彼らも含めて全員が戦場に集う戦いをいつか見られたらなと思います。