今年もこの季節がやってきました。日比谷野外音楽堂にて催されたBase Ball Bear恒例ライブ「日比谷ノンフィクション」。今年は1st EP『ポラリス』と2nd EP『Grape』を引っ提げ、「Guitar!Drum!Bass!Tour」の一環として、例年より少し早い9月の開催です。
少し早い、ということで、いつも感じる銀杏の刺激臭は解禁前。いつもは煩わしいと思ってた臭いが無いことに少し寂しさを感じながらも、秋の風物詩を今年も体感できることに喜びで胸がいっぱいでした。DISC GARAGEさんいつもありがとう。
※「Guitar!Drum!Bass!Tour」のネタバレになる可能性があるので、公演を控えている方はお気を付けください。
日比谷ノンフィクションⅧ
— BaseBallBearOfficial (@BBB_Staff) 2019年9月15日
ご来場頂きありがとうございました‼️
9/28高松DIMEから始まる「Guitar!Drum!Bass!Tour」でお会いしましょう‼️新作EP「Grape」のパッケージ版はライブ会場限定の販売となります。是非ともお待ちしてます。https://t.co/eKAgnwzjhk#ギドベツアー
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日比谷ノンフィクションありがとうございました!途中、雨降ってきたのに、MCで止めって言ったらほんとに止みましたよね? 晴れ男の生証明ができましたね。笑 堀之内さんのリリース情報もあったり、今年もとても楽しかったです!またお会いしましょう! pic.twitter.com/VmEMldSt5J
— Base Ball Bear 小出祐介 (@Base_Ball_Bear_) 2019年9月15日
さて、今回の日比谷ですがいつもと違う点がひとつ。販売されたグッズの中に、ひとつかなりプレミアムな商品が陳列していたのです。それは新作EP『Grape』のパッケージ版。音源自体はデジタル版で全国配信されていますが、円盤はツアーグッズとして販売するよ!という攻めた試み。しかしまあ、これがかなり大変なことになりまして...。
グッズの先行販売が始まったのは13時。そして私が現地入りしたのは14時。「16時半まで物販やってるし、まあ大丈夫やろ~」という気持ちと、「とはいえCD買えなかったら怖いな~」という気持ちに挟まれ、間をとって「ちょっと早め」の14時に入ったわけですが...。この時点で、物凄い人の列が。
野音の入場アーチがある場所から図書館らへんまで、公園に沿ってぐるっと列ができており、それが二重に折り返し。三つ折り目くらいの所に、最後尾看板スタッフがいらっしゃいました。1時間でこれとはおっかねえ。
「まあでもかかっても1時間半くらいでサクッと買えるかな~」と想定して、持ってきた湊かなえの「絶唱」を読みながら待ち続けていたのですが、読み終わっても全然アーチに辿り着けない。折り返しに来て少し進んだくらいの時点で16時。しかも途中20分くらい一歩も列が動かない時間もありました。
いや~でも開場までに欲しいよお~と焦っていたら、「16時半でグッズ列は打ち切りです。この後このまま入場列となります!」という無慈悲な案内で終了。悲しすぎる。アイドルの物販かなんかか?ここはベボベだよな???
結局そのまま並び続けたため、入場後30分程で購入完了したのですが、その後開演しそうって時にも人は並び続けており、「俺達はライブを見に来たんじゃないのか」状態に皆さんなっていましたね。物販限定CD恐るべし。メンバーの直筆サイン入りということで尚更欲しがる人は多かったんでしょうけど、それにしてはスタッフ不足だったのかなあ。面白い試みではありましたが、今後のツアーでは少し対策を練り直してほしいと思いました。
とはいえ、スタッフの皆々様、本当にお疲れ様でした。
パッケージ版『Grape』とサイン入り色紙は無事ゲット!「17才からやってますツアー」のDVDも見応えありです。(背景汚くてごめんなさい(笑))
ということで「日比谷ノンフィクションⅧ」のライブレポート行ってみよう。
例のごとくXTCの「Making Plans for Nigel」が響き渡り、登場したBase Ball Bear。18時を回ったばかりの会場は、既にうっすら暗くなっていた。しかし、雨は降らず、晴れを保っていたところは流石の「晴れバンド」。安心して野音の空気を吸えるのは、長年実力を培ってきた彼らが引き寄せた運のお陰だ。
個人的な話だが、今回は1人参戦したので特に誰とも喋ることなくいつも通り楽しもうと思っていたら、隣にいた同じく1人参戦の方が話しかけてくださって、開演前から盛り上がってしまった。何と同世代で、閃光ライオット2012からベボベが好きになったという。ファン歴がめちゃめちゃ近くて本当に驚いた。そもそもこういう同じファン同士で話すことってなかなか無いから嬉しかったなあ。
その方と「1曲目何でしょうかね~」「『試される』か『いまは僕の目を見て』ですかね」「でも意外な過去曲からくるかも!」とアガッた状態で臨んだ日比谷。3人のアイコンタクトが交わされ、SEがフェードアウトすると、最初に鳴ったのは美しいギターの音色だった。そこに乗っかる渋いベース。開幕曲は、1st EP『ポラリス』のリードナンバー、「試される」だ。
どっしりと構えたベースとドラムが、フロアを揺らす。一気にテンションを爆発させるというよりは、じわじわと乗れる感じが心地良い。近年のベボベの曲が個人的に響いているのは、こういうノリを強制されないところが好きだからかもしれない。
4つ打ちのハイテンポに合わせて「オイ!オイ!」と叫ぶのは確かに気持ち良いし、後のとあるナンバーでは実際やっているのだけれど、やっぱり自由にノれるナンバーを続々と提供してくれるところに信頼感を抱いてしまう。
アウトロで少し長めにとった小出のギターソロに酔いしれ、今年も日比谷始まったなぁと笑みをこぼしたところに、強烈なストレートを撃ち込まれた。なんと2曲目は「Stairway Generation」!記憶が正しければ、3ピースになってから初披露ではないだろうか。何なら、私が2014年に初参戦した「二十九歳」ツアーから換算しても、この曲を生で聴いたのは初めてなのではないだろうか。
...まあ正直言うと物販列で並んでいる時に聴こえてきたので、もしかしたら?とは思っていたが、それでも目の前で青春時代に何度も聴いた"あの曲"が鳴っているという事実に、言いようがない感動を覚えた。関根さんのベースの安定感が当然のように原曲と別格なのに感激だし、湯浅のパートも含めて上手くリアレンジし、まんま再現してくれるところに、現体制が安定期に入った確信を持った。
毎度の如くゆるいMCで笑いをかっさらっていくのもバンドの魅力のひとつだ。天気予報の雨マークが外れ、余裕で晴れたことに「気象庁さん、お願いしますよ~!」と上空へ叫ぶ小出(笑)カッコつける堀くんを白い目で見て、「そういうのやめたほうがいいよって何回言っても聞かない」と苦笑いする関根さん。もうこの3人の雰囲気に安心する。
新譜をリリースしたので披露します、と「いまは僕の目を見て」の爽やかなギターリフが夜空に響く。白と黒を基調としたツアー幕に、紫色というか葡萄色の照明が当たり、楽曲の雰囲気をより濃いものにするステージングに見惚れた。全身で聴いて、見て、味わう。既に「日比谷ノンフィクションⅧ」も大成功だな、と思った。
鮮やかに曲が終わりを告げると、続いては歴史をかなり遡り、「彼氏彼女の関係」。ワウワウしたギター、リズミカルなドラムに無意識に踊らされる。ボーイミーツガールな楽曲を続け様に聞かされると、胸の内は爽やかな気持ちでいっぱいだ。
下手に歌詞を結び付けるのは野暮だが、「フリーハンドで飛行機雲が秋空を割ってく」と「飛行機雲が上空に一文字書き割れた夏の日」が続くのは、季節を巡った感じがしてなんかイイね。
そしてお次はまたまた意外。『C2』から「「それって、for誰?」part.1」。一番好きな時期だったので、またこの曲を演ってくれるのは嬉しい。ちょうどファンクばっかり聴いてた時期だなと懐かしくなった。
3ピースでの「それ誰1」は、昨年のミリオンロックのリハで聴いたのが初めてだったかな。その時にカッコ良いなと思った「ベース関根史織!」という掛け声は多分無かったと思うが、渋いベースラインを楽しそうに鳴らす関根さんに熱狂した。
2度目のMCは鈴虫と観客について。小出がよく武器(?)にしている「あれ、死んでる?」というMCだが、昨年の日比谷後に宇多さんと話した際に、「野音は特段会場の声がステージに聴こえづらいから」という解を得たらしい。ステージ目線だと本当に「死んでる」みたいで孤独だそうだ。ひときわ大きい歓声を放つと、「そうそう、それでやっと最低限ですね」と笑いを誘う。
「今回のツアーを表すような曲です」と始まったのは「ポラリス」。この曲から伝わってくる「バンド楽し~!」感にはいつもニコニコしてしまう。堀くんが歌うパートで大きな歓声が上がったり、間奏の関根ベースにグッと引き寄せられたり、小出のジャキジャキしたギターのバッキングに合わせてノッたりと、ずっと「楽し~!」状態に持っていかれた。
トーンダウンして始まったのは「Flame」。ゆったりとしたテンポ感で、暖かいアルペジオの音色に心がほっこりする。後の素敵なリリース情報を思い出しながら、この時の記憶と結びつけると、よりグッとくるな。堀くん、本当におめでとう。
続いてテンポ感の近い「Summer Melt」。日比谷の夜に特に聴きたかった楽曲だったので、全集中で耳を傾けた。一音一音、歌詞と共に、心に沁み込んでくる。「そして氷は溶け続ける」のリフレインが、ずっと続けばいいのにな、なんて思いながらうっとりとした気持ちになった。
そんな恍惚とした心に、透明な水がバシャっとかかるように、「ダビングデイズ」の歯切れの良いイントロが降りかかる。揺れる青の照明もイイ感じ。これも生で聴くのは初めてなのだが、元々ベボベにハマったキッカケは『初恋』に収録された“TOUR 新呼吸”のライブ音源だったため、ここにきてようやく聴けたことへの感動が大きすぎた。そのためあんまり覚えていない(笑)
そんなぼ~っとした頭に響いたのは、「日比谷PARK行くぞ~!!!」という堀くんの絶叫。重厚感のあるベースとドラムが極上のグルーブを生む「PARK」だ。小出の小気味よいラップに乗せて身体をゆすった私達は、さながら「日比谷動物園」の住人。「ドラムゴリラかませ!」に対し「うおおおお!」と全力の雄叫びを上げた。
第3ブロックのMCは、新しいマネージャーになってから撮った「いまは僕の目を見て」のMCがめっちゃ良いよねって話から、過去のMVをdisるコーナーに(笑)
「GIRL FRIEND」の頃辺りからずっとゾンビものでMVを撮りたい!と言ってたのに却下された話とか、演技が下手くそでもうやりたくないという「PERFECT BLUE」や(謎のカウンターおじさん)、MV案を採用してもらった代わりに割を食った「ドラマチック」とか(堀「言うな!」)、何か貴重な話を聞けたパートだった。案が採用されたのは確かエレサマのことだったかな。晴天じゃなくて曇天にしろ!っていう。
Base Ball Bear - ELECTRIC SUMMER
「まあとにかく何が言いたいかというと、今まで以上に考えて頑張りましょうってことですよ!」とMV談義を纏めたMCを終えると、今後への覚悟を乗せるかのように演奏された「changes」。ここで前述のツアーロゴ入り幕が剥がれ、電波塔&逆さまの電波塔が現れ、青と紫に輝いた。この演出はお見事で思わず声が漏れた。
節目節目に決意を示すように演奏される曲として、「changes」は特別だ。いつかのツアーで「この曲を作った時はあまり好きじゃなかった。背伸びしているようで、自分の言葉じゃないような歌詞だから」といった事を語った後に「今は好きです」と演奏したのが印象的だったが、この曲にある詞はすっかり彼の言葉として、あの頃以上に馴染んだようだ。「変わったのは僕自身だ」という言葉は、夜空へと高らかに響いた。
続くキラーチューンの「十字架You and I」で会場は一気にダンスフロアへと変貌する。何パターンもありすぎて、いつも「今日はどういう攻め口かな?」とワクワクする楽曲だが、今回はシンプルでいじりすぎない所にかえって良さみを感じる構成だった。石毛輝や弓木英梨乃によってユニークにアレンジされた時も楽しかったけど、こうやって3ピースでも完成度の高い「十字架」を提供されると、今後がより楽しみになってくる。
ちょっと気になったポイントとしては、サビで「ユエンア~イ×3」を一度もやらず、「ユエンアィナッ」をずっと繰り返す、歌い方だったこと。謎に焦らされたが(笑)、この小気味よい感じもまた良し。
そろそろ今回のブチアゲゾーンくるか?と思ったところに「Grape Juice」! 「爆音で音楽浴びさせて」からの、疾走感に乗せて拳を振り上げる! もう既にライブ終盤の楽曲として定着する未来が見える。メッセージを忘れて、ただただ踊り狂った。照明の葡萄色も美しく暴れていて、視覚さえも気持ち良い。
そしてここで天才的な繋ぎがひとつあった。「Grape Juice」終盤のバスドラが「ドンドコドンドコ」鳴るところがあると思うが、そのリズムに合わせてギターとベースが「LOVE MACHEMATICS」のイントロ9音を鳴らしたのだ! 「Grape Juice」のアウトロはスパッとドラムだけで切るから良いのだ、と思っていたが、この繋ぎをやられるとひとたまりもない。平伏である。
「1, 2, 3, 4, 5, plus 1, plus2」と指で数える時の一体感は何度味わっても堪らない。冒頭で「自由にノれる楽しさ」を語ったが、この曲に関しては皆で一斉にノる楽しさが間違いなく勝つ。いつまで経ってもこの曲は圧倒的キラーチューンだ。
そしてお次はお久しぶりな「CRAZY FOR YOUの季節」!鋭く速いギターのバッキングに、青春の瑞々しさが一気に蘇るかのよう。この曲が描く季節は過ぎてしまったけれど、この季節があるからこそ秋になったんだという「巡り」を感じて、今の野音に無くてはならない存在だよな、と思った。
また、堀くんのドラムのテンションが一段と高かったように思う。あれだけ個々が細かく装飾を入れているのに、しっかりハマって一糸乱れないところに、このバンドの強さをビシバシ感じた。
激しく盛り上がり、感情を爆発させたところで、最後の曲は少しクールダウンした秋曲「セプテンバー・ステップス」。秋の夜長に響く軽快なリズムに、ステップを踏む。いつもだったらそのままの勢いで終わってしまいそうな所を、敢えて抑えたのが印象的だ。だが、この9月15日の時期だからこそ、この幕引きはぴったりすぎた。
「青空が爽やかさみしい」「永遠 遠 遠の7・8月」「元気でも どこか かなしい」「すぐやってってっ来る 10・11月」。寂しさを滲ませながら、迫ってくる秋を受け入れようとする9月という季節。歌詞の情景が浮かぶような美しく切ない終幕だった。
そしてアンコール。登壇した3人が演奏し始めたのは『二十九歳』より「The End」。私的にこの曲をここで聴けたのは、なんかもう感無量すぎて。
遡ること3年前、2016年4月に行われた「日比谷ノンフィクションV〜LIVE BY THE C2〜」。湯浅脱退後のシビアな時期に、フルカワユタカ、田淵ひさ子、ハヤシ、石毛輝という豪華ギタリスト達を迎えて行った、バンドの存続に関わるとても重要なライブがあった。
そのライブのアンコール、ゲスト抜きで登壇した彼らが3ピースバンドとして初披露した楽曲が「The End」である。その歌詞がもう、再帰を目指す彼らにぴったりすぎた。
終わりはそう、終わりじゃない
ラストシーンはスタートラインでしかない
「昔々の話」じゃない
僕の人生は つづくつづく
あれから3年。現体制で最初に歌った曲をまた野音で演ってくれたことへの感動は計り知れない。私は「日比谷Ⅴ」の現場に行けず、DVDでその一部始終を目撃したので「ようやく聴けた」という思いは強い。アンコール後1曲目というのも全く同じで更にグッと来た。彼らの物語はまだまだ続いていくのだな、という確信を得た。
演奏中に崩れた衣装を直しつつ、「EPの発売を終え、これからアルバムの制作に入りますが、その前にひとつリリース情報があります。堀之内さん、お願いします」と重大発表が。それはもう、ファンにとってこの上なく嬉しい情報だった。
堀「私、息子をリリースしました!」
観客「!?(何を言ったか理解できず固まる)」
堀「7月に結婚しました!!!」
観客「うおおおおおおおおおお!!!!!」
「Guitar!Drum!Bass!Tour~日比谷ノンフィクションⅧ~」ありがとうございました!最高の初日を迎える事が出来ました!またツアーで皆様にお会い出来るのが楽しみです!
— 堀之内大介 (@horinouchi_bbb) 2019年9月15日
そして、今日ステージ上で結婚と息子が産まれたことを報告させてもらいました!
これから更に成長していけるように頑張ります! pic.twitter.com/sdhbg3H2mw
ここ一番の歓声だったし、私も絶叫してたと思う(笑)衝撃の「リリース情報」は、バンドを追ってきた者として全力で祝福したい、非常に喜ばしいものだった。この情報を聴いた上で今日の演奏を思い返すと、父親として叩いた彼の思いの丈に触れて何だか泣きそうになる。
「リリース情報」という言い方をしたから心配したのか「デキ婚ではありません!」としっかり否定してきたが(笑)、もうそんなことよりも祝福したい気持ちでいっぱいで、拍手し続けた。彼の結婚やバンドの将来を祝って歌われたのが...。
小出「堀之内さんの結婚式で演奏した曲です」
ドラマチックチック 止められそうにない
止めたいと思わない
めくるめく、笑顔だけのフラッシュバック
探している 夏ってる
永遠に続きそうで 一瞬のワンサマー
あぁ、熱くなれるだけ 熱くなりたい
ああ、どこまでもこのバンドには敵わないなと思った。ズルすぎる。青春すぎる。こんな「ドラマチック」なことはないし、苦難があってもずっと続けてきたからこそ成せる業だと思う。これからもバンドをずっと追っていきたい気持ちと、自分の人生に寄り添っていてほしいという気持ちが、より強くなった9月の一夜だった。
【セットリスト】
1. 試される
2. Stairway Generation
(MC1)
3. いまは僕の目を見て
4. 彼氏彼女の関係
5. 「それって、for 誰?」part.1
(MC2)
6. ポラリス
7. Flame
8. Summer Melt
9. ダビングデイズ
10. PARK
(MC3)
11. changes
12. 十字架You and I
13. Grape Juice
14. Love Machematics
15. CRAZY FOR YOUの季節
16. セプテンバー・ステップス
Enc1. The End
(MC4)
Enc2. ドラマチック
以上、「日比谷ノンフィクションⅧ」のレポートでした。隣になった方とはその後堀くんの結婚祝いということで一緒にご飯に付き合っていただき、感想会としても楽しく盛り上がりました。一期一会に感謝です、ありがとうございます。
初めて野音に訪れたⅥはブラスバンド入りの大人数体制、Ⅶはライムス・ペトとの3マンと、Ⅴも含めると3年間特殊な日比谷が続いていたので、ようやく純粋にベボベを楽しめる日比谷ノンフィクションを体験でき、これまでで一番楽しい一夜になったと思います。
それにしても堀くん結婚・出産はめでたすぎる。捌ける際にこいちゃんが言ってた「バンドっていいものですね」もグッとくるし、素敵なおじさんバンドになってきたなあと。これからも「楽し~!」状態をキープしていってほしいものです。
【過去のライブレポートはこちら】
【CDレビュー】