零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

アンジュルムのニューシングルが新時代の幕開けすぎてヤバい。

祭りだ祭りだァァァァァァァァァァ

 

 

 

アンジュルムのニューシングル「はっきりしようぜ/泳げないMermaid/愛されルート A or B?」発売に向けて、出来立てほやほやのMVが26日0時に一挙公開された。アンジュルム、オタクを寝かす気がない。星野源ANNをリアタイする気満々だったがそんな余裕もなく、祭りに備えて仮眠をとり、全集中の呼吸でMV公開に臨んだ。「全集中の呼吸」とか手垢にまみれたトレンドワード初めて口にした。興奮しています。

 

23時55分。TLのオタク達が皆こぞってソワソワする様相はまるで開演前の中野サンプラザ。浮足立ちすぎて買ったビールを開栓し、乾杯前に半分呑んでしまった。水曜日のネコはこの日のために生まれてきたのかもしれない。パッケージのネコもかみこに見えてきた。水曜日のかみこ。売上爆増待ったなし。

 

...バカやってたら解禁されました。いざッ、Now

 

 

はっきりしようぜ

作詞:根本要、作曲:根本要、編曲:鈴木俊介

 


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スターダスト☆レビューのカバーと聞いてどうなるものかと思っていたら、アンジュルム色でしっかり染まっていた。「大器晩成」「46億年LOVE」に並ぶニューアンセム来たのでは!?ラジオで先行公開されていたイントロも素晴らしいが、間奏とアウトロの畳みかけるようなシンセで脳汁とまんな~い!

 

「臥薪嘗胆」「タデ食う虫もLike it!」「46億年LOVE」に続くワイワイリップ!これが見たかった!アンジュルムの陰と陽の二面性が交互にしっかりと提示されたMVの終盤に、陽のエネルギーが一段と激しく爆発する。なんだこれ、こんな幸せなことがあっていいのか???9期も鈴ちゃんも鈴蘭もかむちゃんも桃奈もかみこも莉佳子もタケちゃんもはじけんばかりの笑顔。わちゃわちゃがやがや。アンジュルムの素が大爆発。決めるところは決めて、楽しむところは楽しむ。特に後者のスタンスがあまりにも自然体で、飾らなくて、でも、なのに「アイドル」として成立している。なんだこれ、こんな幸せなことがあっていいのか(2回目)

 

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自然体という話でいえばやっぱりかみこが凄い。昨年末『あざとくて何が悪いの?』に出演してから目に見えて「世間に見つかった」状態になった彼女は、『ヒルナンデス』『世界ふしぎ発見』『あいつ今何してる?』などの人気バラエティに次々出演し、ファッション誌を総なめ。当方周りがおじさんだらけの会社員なのでリサーチ不可能だが、ティーンの間に「かみこ」の名が浸透しているという声はSNS上からぽつぽつ聞こえてくる。一躍アイコンとなった彼女が、その美貌を保つことに舵を切るのではなく、どんどん崩していく姿はあまりにも痛快だ。『あざとくて~』のイメージを持っている人はこの弾けかみこにびっくりするのではないだろうか。しかし、「あざとい」とは程遠いこの姿こそが素の「かみこ」なのだ。「クリスタルボイスを持つ絶世の美女」。そのコピーは事実だが、それだけでは彼女の本質は語れない。

 

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どの雑誌に出ても「アンジュルムが大好きなんですよ~」という話に紙幅を割くかみこ、MVのどのカットでもアンジュルム愛が全身から溢れていて最高................なんか泣きそう。

 

この曲がデビューシングルの9期も魅力大爆発。9期の3人は加入発表時からもう「凄い期が来たぞ...!」と期待しかなかったが、そのハードルを軽々と飛び越えていった。まず「寒いね。(2020Ver.)」MVとふな卒で松本わかなさんの一般枠と思えない歌唱力を見せつけ、次に9期ブログにて川名凜さんが独特すぎるキャラクターを開花。抜群のパフォーマンス力を持つ為永幸音プロは最初こそ優等生のイメージだったが、今やすっかりアンジュルム色に染まり、随所に滲み出るポンコツ感がたまらない*1。3月の9期イベントでは歴代のスマ曲、そしてアンセム「大器晩成」を披露し、それはもう見事なパフォーマンスで我々を魅了した。この直後のひなフェスでは、わかなちゃんが本隊で室田パートを継承し幕張を震撼させる......。そんな話題の尽きない3人組だからこそ、「まだデビューシングルなの!?」という普通新人に対して抱かない驚きを持った。モーニング娘。'20「LOVEペディア」のような15期紹介映像も大好きだが、すっかり馴染み切った新メンバーのさりげない初登場も新鮮だ。

そして後輩を持ったことで突如開花したのが橋迫鈴さんである。こんなに笑う子だったっけ?こんなにイケメンだったっけ??こんなに目が離せない子だったっけ???前回のシングルまでは正直「孫かわいい~」くらいの印象だったので、こんなに目で追ってしまうようになるとは思ってもみなかった。もちろん橋迫オタからすれば「最初から知ってたわ!」案件だろうが......。でも先輩になったことがキャラ拡張の転換点だったのは間違いないだろう。物静かなのは見せかけで、パーソナルな部分は絶対に内に秘めている子だと思っていたが、こうも急に攻めてこられると困ります。ギャップ萌えおじさんなので好きになっちゃいます。〈マスクの中呼吸もォゥッ〉とか、かっこよすぎでしょ(ヒカルVoice)

 

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伊勢さんはすっかり頼もしき中堅。桃奈は美しすぎて唖然。川村文乃さんは間奏ダンス優勝!莉佳子~!!おいしいとこもってくね~!!!そして竹内朱莉正師範は今回もリズム番長である。間奏入りの腰と肘見ました???鋭利すぎて心の臓へグサリ。間奏以降はずっとフィーバータイム!楽しすぎて泣けてきた。和田ジュルム以上に「友よ」のような溌剌とした楽曲が似合うタケジュルムだからこそ爆誕したニューアンセム。人類アンジュルム補完計画の第一矢としてこれほどふさわしい曲はない。

 

 

 

泳げないMermaid

作詞:井筒日美、作曲:星部ショウ、編曲:平田祥一郎

 


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一転してセツナ系ナンバー。90年代アニメED感、WINK感、昭和歌謡感.....などなど色んな感想が見られたが、個人的にはつばきファクトリーの「低温火傷」を彷彿とさせるサウンドだと思った。衣装も楽曲もつばきファクトリー、特に小野瑞歩さん辺りが似合いそう。それをあえてアンジュルムにあてがうことで新たな魅力が花開いた一曲だ。1番をほぼ若手で固めているのも「新時代」を象徴しており、しかし終盤になったらタケりかかみが大砲をぶちかますという構成は、これからのアンジュルムのスタンスを提示するようだった。「先輩が飛び道具になれる」ってグループの進化として理想的。

 

「はっきりしようぜ」はアンジュルム全員を満遍なくフィーチャーした楽曲だったが、この曲は絶対に川村文乃さんが主役。歌い出し、〈じんじん しんしん〉、そして落ちサビ。どれを取っても天才です。まずもってドンと抜かれた川村さんの眼に釘付けになり、訴えかけるような表情に胸がギュッと締め付けられる。彼女の武器である甘い歌声が愁いを帯び、星部ヒラショーサウンドと相まって脳に染み込んでいく。井筒さんの描くファンタジックな世界観も合っている。この曲の詞世界と特に相性が良いのは川村さん以外だと川名さん、為永さん辺りだろうか。〈ずぶ濡れの泳げないMermaid〉が目の前にいるかのような錯覚に陥る。増殖するカットも初見はちょっと笑ってしまったが、全員の表情が魅力的で、見返す度に切なさが加味されていく気がするのだ。

 

そして第二の主役は伊勢鈴蘭さん。昨年通して急成長を遂げ、主戦力に名を連ねる彼女の憑依型の表現は、川村さんとはまた違った魅力を持つ。~Ballad~武道館公演での「いい日旅立ち」の驚異的な憑依力は記憶に新しいが(といっても半年前!)、ソロで磨き上げた技術を余すことなく発揮し、世界観の構築に貢献している。彼女のストイックさはしっかりと見せ場を作ったダンスパートにも活きてくる。莉佳子に背負われ麗しき御御足をスラリと天に伸ばすカットは息を吞んだ。

 

今回の3曲はいずれも後半のブーストがとんでもないのだが、「泳げないMermaid」も2番Aでメロディがマイナーチェンジしてから静かに熱を帯びていき、間奏からの展開は音、歌唱、ダンス、表情の掛け算が素晴らしく、情緒が搔き乱される。タケかみの背中合わせのデュエットは鳥肌ものだし、やはりおいしいところを掻っ攫う莉佳子からの川村→為永ラインにはスタンディングオベーション。「恋はアッチャアッチャ」の桃奈とか、大サビに被るソロパートはオタクの大好物なんだよな。

 

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ていうか衣装良すぎてキレそう。他2曲のダークな衣装も鼻血が出るほど好きなのだが、こちらの淡い神秘的なコーデも皆似合ってる。「透明感ありすぎて消えそう」なアイドルを嫌いなオタクはいない。特に笠原さんの紫系アウター大好き。かみかさは3曲ともヘアメイクが異なりますが、笠原さんはMermaidが一番かも。シースルーバングがめちゃめちゃお似合い。比較的薄めのリップも儚さを強調していてなんかもう胸が苦しいよ......。あとパンツスタイルではない竹内さんが女性的な美しさを発揮していてタケオタ大変そう(他人事)

 

比較的情報量の少ないMVだが、見返すたびに新鮮な発見がある。再生回数20万回で満足せずもっと伸ばしていこうぜ......。

 

 

愛されルート A or B?

作詞: 山崎あおい、作編曲:山崎真吾

 


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とんでもねえ楽曲が爆誕してしまった......。6/8拍子でジャジーな難曲。山崎あおいの新境地。ハロプロ初参戦・山崎真吾の手腕が光る。W山崎からの挑戦状をさらりと乗りこなすどころか自分色に染め上げるアンジュルム。女の子の懊悩をどっしりと艶めかしく、しかしポップに歌い上げる。ダンスもど頭から莉佳子とかむちゃんのエロティックな床技がさく裂し、笠原桃奈女帝を中心に据えてクールに舞うグループパフォーマンスに正気を保てない。ブラスアレンジと映像美のせいで椎名林檎のMVを見てるのか?という錯覚に陥ったが、洗練されたまま終わらないのがアップフロントなので、間奏明けの「クロワッサン OR メロンパン」から様子がおかしくなる。そのおかしみもうまくハマっている。そしてそこで油断してたらついにモノクロが剥がれ落ち、鬼エロ衣装が色づいちゃったよァァァァア「赤リップを塗り一気に垢抜けるアンジュルム」を象徴するかのような映像に鳥肌が立った。毎週ごとに大人になっていくヨ..........*2

 

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9期の健闘も素晴らしいがこの曲はかみかさフィーチャーといっても過言ではなかろう。Aメロの気だるげな笠原さんは~Ballad~公演で磨いた表現力*3を用いて新境地に達しているし、続くかみこもねっとりと艶っぽい表現で魅せる。Bメロで若手にバトンを渡しつつ(ここの伊勢さんもすげえ!)、サビ前の〈ああ〉がもうなんか......か、かさはらさん!?!?と悶絶してしまう色っぽさである。ゴージャスでパワフルなサビの最後に〈もうやめてよ面倒臭い〉とケレン味たっぷりに歌うかむちゃんも至高。3期~6期の圧。

 

 

フォロワーさんが作成されたプレイリストから見て取れるように、笠原さんの趣味と系統が近い楽曲なので、ついに彼女がインプットしてきたものを存分に放出する機会を得たというわけだ。現場で目撃した日には俺はどうなってしまうのか。

 

 

ていうかソロリップのお陰で助かっているが、Dance Shot Ver.が公開されたら果たして正気を保てるのだろうか。静と動のメリハリが効いたダンスがもんのすごいのよ。特にリフのダンス。シルクハットを押さえるような仕草が超クール。往年の名画のような俯瞰カットヤバすぎ。

 

 

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3曲の中でもっともライブパフォーマンスがどうなるか気になって仕方がない。5秒でオタクが泡吹いて死ぬ未来しか見えない床ダンスはやるのか。細かいフォーメーションは同様に展開されるのか*4。例のオーシャンズ8は実現するのか。いやマジであの横並びやってくんねえかな!?!オタクの屍が見える。

 

しかし曲が良すぎる。椎名林檎ばりにビッグバンド従え日比谷音楽祭で大衆を唸らせてほしい。その際はギター:長岡亮介、ピアノ:伊澤一葉、ベース:亀田誠治、ドラムス:刄田綴色でどうですか?え、それはただの東京事変?🍎🍑*5 師匠頼みます!

 

 

 

 

和田さんの卒業から立て続けにメンバーが減少し、「いつになったら固定メンバーになるの?」という不安が正直拭えなかったアンジュルムモーニング娘。'18から始まった私のオタク歴にしばしアンジュルムが刻まれなかったのはその不安のせいだった。が、昨年の船木結卒業延長によって長引いた8人時代に後輩メンバーがスキルアップし、地盤を固めたうえで新メンバーを迎えたことで、現在のアンジュルムは「今が一番!」と自信を持って発信できる10人組になったと思う。もうすぐ3年目を迎える竹内政権がついに絶頂期を迎えるのだ。あとは単独ライブさえ開催すれば、あの『十人十色+』並に大爆発することは一目瞭然。出陣の時は近い......!

 

 

それではみなさんご唱和ください。

 

 

 

 

 

*1:橋迫鈴さんとの師弟コンビが最近キてます。「唐揚げパシり事件」で飯何杯でもいける

*2:書いてて思い出したけど事務所はこぶしファクトリーさんの「Come with me」を早く撮って公開してください。MADでもいいから作りなさい。

*3:笠原桃奈さんの「おとなの掟」を現場で目撃できなかったことは今も悔やんでいます

youtu.be

*4:中心に誰かを据えて円形で囲むフォーメーションもいいが、1:20~のような3:7に分かれた布陣を舞台上で組むのか興味深い。あのアシンメトリーツボ。

*5:ちなみに「はっきりしようぜ」は在日ファンクとかSANABAGUN.とコラボほしいです。ギビナッギビナッするハマケン×アンジュルムください。言うだけならタダです