零れ落ちる前に。

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ウルトラマンガイア 第10話「ロック・ファイト」感想

こんにちは、ログ(@exloyrog)です。

 

配信に力を入れまくっている円谷さん、さらなる企画を持ち出してきました。

 

 

 

 

なんと劇場版の配信が4週連続で決定。小説版の発売に合わせたもののようです。ガイア本編とどう繋がるのかわからんのでWikiで調べたところ、26話と同日......めっちゃ後やん。大丈夫なんでしょうか。まあ限定配信だし見るっきゃないんだけど。

 

内容的には「ガイアがテレビ放送されている世界」に我夢がやってくるというメタフィクション的なもの。まさに『平ジェネFOREVER』が挑む境地じゃないですか。凄いタイミングだなあ。メタ作品は好みなので楽しめそうです。ティガ、ダイナは未視聴・話数的に微妙だから楽しめるか不安ですけど、せっかくなので視聴したいと思います。感想も頑張って書こう......。

 

 

 

 

ロックンロォォォル!チームクロウ

 
前回のシーガルに引き続き、新チーム・クロウが登場しました。来週はハーキュリーズというチームが出てくるということなので、ここ数週はチーム紹介月間なんですかね。そして、なんと女性でかつファイターチーム。登場の仕方といい、クセが強く、血の気が多い印象です。
 
構成員は姉御肌の稲城リーダー、「ッス」が口癖の茶髪ショート兼花火師・三島、ロック大好きな突っかかりマン・多田野の3人。堤チーフを「無能」と呼んだり、あらゆるチームに突っかかっていったりと、強気で嫌味な奴らです。まあ、よっぽどうっぷんが溜まっていたんでしょうね。でも舐めてかかってロックンロールしてると撃墜されんぞ。そう思っていた時期が僕にもありました。
 
こういうチームって大抵初陣で痛い目にあって反省し、第2陣で活躍するイメージだったんですが、まさかの大活躍。ノイズで通信が取れないなら、手話で連携。チームプレイにおいてはピカイチです。そして、ファイター内でロックをかけていたのにも「調子に乗ってんなあ」ほどにしか思いませんでしたが、まさか活用されるなんて。ヴァ―サイト破壊の見事な機転になりました。トドメを他のチームに譲り、活躍しても実戦の難しさに反省するなどと精神的にも大人。1話で一気に視聴者の心を掴んでくれました。
 
これには堤チーフも認めざるを得ない。「女性らしい」活躍なんてものは古い考えなんだなと認めたチーフも大人です。「男女共同参画社会」もテーマに盛り込んでくるガイアすごい。これは次回のハーキュリーズにも期待したくなっちゃいます。
 
 
 

ピーナッツの惑星破壊機

 
突如出現したのはピーナッツ。いや、惑星破壊機です。やはりこの作品、愛くるしい怪獣とは無縁ですね......。コッヴはそれなりに可愛かったですけど。
 
そんなピーナッツの目的は、大量のコッヴを召喚すること。音楽のようなノイズによって、通信機器やらを遮断するため、なかなか近づけないという嫌がらせつきです。破壊したら破壊したでシアトルに落下するとか、それさえも計算か......。
 
先述のクロウによる見事な連携で、シアトルへの落下は防ぎましたがアラスカ爆発ああああああああ!! ちょっと破壊しすぎでは!? 人はいないし良いんですけど、思ったより破壊していったので笑ってしまいました。卵から産まれるコッヴ’sも気持ち悪いし、ロクな敵ではなかった。うん、さっき可愛いとは言いましたが、数の力は恐ろしいですよ。ちなみに「コッヴⅡ」という呼称は、ガイアと戦闘した個体が親のようなものだったからなんでしょうか。
 
あと余談ですが、考え中の我夢の逆立ち、センちゃんの先駆けやんけ!! これって元ネタか何かあるんでしょうか。どなたか是非教えてください。
 

ロック・ファイト

 
 
以上、10話感想でした。ガイアのキャラクターはたくさんいるなあ、と前回までも十分思っていましたが、これからもどんどん出てくるんですね。XIG内だけでメインチーム以外を描けるのは凄い。というか、従来のウルトラと違い、メインチームがいないからこそ描く余力があるのかもしれません。ライトニングもメインかというと微妙だし。キャラ立ちしているの梶尾くらいですからね。上層部がずっといるのも珍しいかも。
 
そしてたくさん登場させても魅力を描ける力があるのも凄いと思います。来週のハーキュリーズもどのような面々で、どのような役職持ちなのかワクワクしちゃいます。

 

 

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