ハッピーニューガイアー!
みんなはどんな正月を過ごしたガイ?
ガイアの正月は、凄惨極まることになっていたガイ!
我夢と藤宮にどんな道が待ち受けているガイか?
ワクワクするんガイア♪
......ウルトラマンガイア放送当時公式Twitterが存在してたらこんなこと言いそう。第18話です。
あけまして、おめでとう。
— 円谷プロダクション (@tsuburayaprod) 2019年1月9日
あれから根源的破滅招来体に動きはない。これが続けばいいけれど…
いま、XIGは新隊員をスカウト中だ。
時空を超えて一緒に戦ってくれた君達なら適任だと思う。
この後の映像にメッセージを追加しておいたから、よかったらチェックしてみてくれ!#ウルトラマンガイア pic.twitter.com/mSoDGtCMi0
2019年最初のガイアは…
— 円谷プロダクション (@tsuburayaprod) 2019年1月9日
地球のために、人類は必要なのか?
藤宮は空中母艦エリアルベースに破壊工作を仕掛ける!
その理想を巡り、ついに激突してしまった二人のウルトラマン…!
『 #ウルトラマンガイア 』第18話「アグル対ガイア」-公式配信-https://t.co/gciKZejvWM
人間なめんな!
人間は必要ないと断言し、前回ラストで被害を考えずにぶっ放したアグルでしたが、ガイア決死の行動で何とか被害を食い止めることができました。ナイスガイア!ですが大変痛そう。まさに命がけです。その後ゾンネルを再度封印するなど、ガイアの行動はアグルと真逆で、人間を守ることを第一に考えています。これにはクロウの姐さんも惚れちゃう。
さて、その対立がそのままエリアルベースでの戦闘に持ち込まれました。人間体のガイアとアグルがいつもの司令室で戦うという異例の展開。展開的にはしんどい話ですけど、シチュエーションだけ見たら燃えますね。人間の大きさになったウルトラマン自体なかなか見たことなかったので、新鮮なシチュに興奮しちゃいます。
完全に司令室を封鎖し、ガイアと戦うアグルですが、それに対し「人間なめんな!」と立ち向かうXIGの面々。実際は誰に封鎖したかこの段階ではわかっていないとはいえ、「こんな装備で地球を守ろうなんて......」と失望を見せた藤宮に対して良いカウンターになったのではないでしょうか。彼らの力を侮ってはいけない。人間だってウルトラマンに護られてばかりじゃないんだ。そんな姿勢を今後見せつけることができれば、藤宮の心にも何か変化をもたらすことができるんじゃないかなと、希望を持つ事ができました。ただ扉を解除した瞬間、穴をあけちゃって飛ばされかけた隊員は可哀想でしたが(笑)
さて、もう一つ注目したいのは藤宮と玲子の交流です。明らかに玲子さんに心を開いている藤宮さんは、TV局にストーカーするだけではなく、呼び出して正体を打ち明けてしまうのでした。玲子さんはまだ半信半疑でしょうけど、報道関係の人に言っちゃうとはねえ。ちょっと心配になります。でも、藤宮の心を開けるのは、強い信念と人間に対する希望を持っている玲子さんだと思うので、このまま交流を続けてほしいものです。
アグル対ガイア
エリアルベースでの戦いも含め、今週は全編に渡って怪獣と戦うことなく、アグルとガイアの戦いに終始しました。巨大戦、というよりは完全に人間体での戦いがメイン。エリアルベースの後、ガイアが巨大化できなくなったのはエネルギー残量の低下が原因なのでしょうか。あの辺りの設定面が少し気になります。でっかいアグルとちっちゃいガイアの戦闘は絵的にシュールで面白かったです。
終盤、人間体で殴り合い、ビームを撃ち合う2人。空から落下する途中一瞬迷いを見せた我夢でしたが、人間を信じる心で打ち破り、真正面からぶつかります。このシーン、例えばライダーだったら「やめろ!」「人間はそんなに愚かじゃない!」「いや、あいつらは滅ぶべきだ!」「根源体破滅招来体から地球を救うために、俺が勝つ!」みたいに、台詞の応酬がありそうですけど、ウルトラマン体であることをちゃんと守ってシンプルに掛け声でぶつかってましたね。等身大といってもここがライダーとの違いの一つだよなあとも思ったり*1。掛け声だけでも、自らの思いは譲らないという2人の強い意志が伝わってきました。
結局今回の戦闘でより対立が深まる結果となったアグルとガイア。いつか2人が協力するためには、藤宮の心を開き、人間を信じさせる他ありません。我夢は、XIGは、玲子さんは、彼を変えることはできるのか。これが当面の物語の軸になっていくということがハッキリと分かった回でした。
以上、18話感想でした。新年初ガイアでしたが、いきなりどシリアスでしたね。まあガイアにとっては通常運転。本年も引き続き、応援していきたいと思います。
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*1:これだけハッキリ台詞を言いながら戦うのは近年のライダーに多い印象。『鎧武』とかはその典型