ウルトラマンガイア第16話「アグル誕生」感想

こんにちは、ログ（@exloyrog）です。

朝から新戦隊の話題で持ち切りですが、そちらについてはルパパト感想のエントリにて触れていきたいと思います。ざっくり言うと、上堀内監督の戦隊超楽しみ。すっかり彼の演出が気にいってしまった私にとっては、新戦隊のモチーフやテーマよりも、こっちの知らせが一番嬉しかった(笑)

アグルの力とは何なのか？根源的破滅招来体とは？
地球の破滅を回避するために光量子コンピュータが出した衝撃の結論は――？
藤宮の過去とともに、多くの謎が明らかになる！

『 #ウルトラマンガイア』第16話「アグル誕生」-公式配信- 1週間限定公開https://t.co/tJihunLU4K
— 円谷プロダクション (@tsuburayaprod) 2018年12月19日

藤宮博也：オリジン

藤宮は如何にしてウルトラマンアグルになったのか？その起源が明らかになった16話「アグル誕生」でした。その始まりは4年前、光量子コンピューターの「グリシス」の計算が軌道に乗った時。順調に進んでいた予測が失敗した時、突然走った電撃からアグルとの出会いを果たします。

この出会いのシーンはアグルだけではなく、『ウルトラマンガイア』という作品にとってもかなり重要で、ここで初めて人類が「破滅招来体」の存在を知ることになるのでした。ていうか例の有名なシーン（削除項目～）はここだったんですね。藤宮が人間に絶望していたのは、光量子コンピューターの予測に基づく理論が根本にあったということで、彼の絶望にかなり説得力が生まれた場面でした。我夢とガイアとの出会いとはこうも違ったのね......。

ただ、その場で諦めたのではなく、1年かけて追究し続けた上での諦めというのが好印象。追究の末にアグルのメッセージを受け取ったからこそ、人類に絶望し、現在のような形で戦うダークヒーロー・藤宮博也が存在するのです。いやあ、痺れますね。過去が明かされるまで時間がかかりましたけど、今回でかなり株が上がりました。そしてその藤宮に対するのが、光のガイア・我夢というのがとても良い。彼らの対立構造がどう昇華されるのか楽しみでなりません。

あと、ダークヒーローと書きましたが、藤宮にも稲森さんという「守りたい人」がいるのもポイントです。人類に絶望はしているけど、たった1人の大事な人だけは助けたい。その軸は立派なヒーローですね。稲森さん、とても誠実で素敵な方なので是非再登場していただきたい。

アグルvs偽アグル

今週の戦闘、ガイアは出ませんでしたが、かなり見応えのあるものでした。冒頭のアグルvsアルギュロスに、アルギュロスが化けた偽アグル。アパテー推しとしては、アルギュロスのデザインはとても好みですし、その上で偽者戦があるとは。好みだらけです。

まず序盤のアルギュロス戦は、右手の銃武装が面白い。槍使いなイメージを持たせて油断させるというズルい戦法ではありますが（あと彼、やたらとニヤケて感情豊か(笑)）、即座に装備を変えてぶっ放すのは変化球で熱いです。あとチームライトニングが巻き込まれる場面。協力したのに一緒に撃たれたのは不憫ですけど、爆発から上空へ向かって垂直に飛び出してくるファイター達の画はカッコ良かったです。

そしてvs偽アグル。そもそもアグルのスーツがイケメンなので、2体もいるなんて垂涎もの。投げ合い、ビームの撃ち合いと戦闘スタイルはシンプルなコピー戦法でしたけど、大変貴重な対戦でした。ありがとうございます。

話は少し変わりますが、目の色だけが違う偽物って好きなんですよね。人によっては手抜き～と思うかもですけど、若干の色違い感にレア度の高さを感じます。仮面ライダーですけど、紫目のタトバとか好きです。