時が経つのはなんと早いことか。3話分、いや4話分の感想を溜めてしまった今、ひしひしと実感しております。まじはえ~。
ここ最近は卒業旅行やら何やらでバタバタしておりました故、ブログの時間はあまりとれずにいたのですが、ガイアはしっかりと見ておりました。感想もメモってた。ちょっぴしだけど。記事は書けてなかったとはいえ、第23話~第26話は怒涛の展開でクライマックスに向かった「第1部・完!」と銘打つに相応しい名エピソードでしたよ。4週暗かった分、ラストカットの晴れやかな我夢には泣けたなあ...。
という感想をとっとと書かんかい! ということで、ようやく筆を取っています。第26話はしっかりと書きたいので、とりあえず第24話、第25話の感想をまとめてドーンといってみましょう。
第24話「アグルの決意」
世界各地に眠る怪獣のデータをジオ・ベースから盗み取った藤宮は、その怪獣たちを覚醒させようと目論んでいた。しかし、試みの途中で藤宮は力尽きる…
— 円谷プロダクション (@tsuburayaprod) 2019年2月20日
『 #ウルトラマンガイア 』第24話「アグルの決意」-公式配信- 1週間限定配信https://t.co/yJpJvLHdnA
藤宮の葛藤
稲森博士の死をトリガーに、ついに人類を滅すべく動き出した藤宮。地球上の怪獣を呼び起こすという企みは、光を受け継いだ者らしからぬ行為です。しかし、これまで藤宮がどれだけ人類に絶望してきたか......ということを思い返すと、悲しいかな納得せざるを得ません。
しかし、彼の心はギリギリまで揺れ動きます。以前救った女の子、病院でガイアとアグルの救いを夢見る男の子......。子ども達の無垢な瞳に、自らの行動をなかなか正当化できずにいました。どれだけ自分を追いこんでいても、かつての優しい藤宮博也はやはり心の奥底に眠っている。そんな彼に声をかけ続けたのが、玲子さんでした。葛藤し続けているのは、必死に藤宮へと訴えかける彼女のお陰でもありますね。
自分で呼び起こしておきながら、病院に迫りくる怪獣に立ち向かうアグル。怪獣にしちゃ迷惑というか、可哀想な話ですけど。何はともあれ、病院を守り切りました。このことで藤宮は人類を守ることに......とはもちろんいかず。人類を守ると強く意思表示する我夢との直接対決へと向かうわけです。男の子が絵に描いたように2人の巨人が手を取り合う、というのには至らないのが悲しいなあ。
【今週の梶尾さん】
この回は我夢側の話があんまり印象に無いのでパパッと梶尾さんにいきましょう。
・藤宮を撃つ!と言いつつ、玲子さんにかばわれて撃てない
このシーン、梶尾さんが悪役みたいでちょっと可哀想なやつ。とはいえ、玲子さんが庇わなくても撃てなかった気はしますが。梶尾さんは「空のプロ」だから人間相手となると難しいよね。
......そんなに活躍ありませんでした。次の話へGO。
第25話「明日なき対決」
『 #ウルトラマンガイア 』第25話「明日なき対決」-公式配信- 1週間限定配信
— 円谷プロダクション (@tsuburayaprod) 2019年2月27日
正義の味方か、悪魔の使者か。大地を揺るがし、二人のウルトラマンの戦いが、今始まる…https://t.co/VSzrrN9wAi
光の巨人の超決戦
何と今回、怪獣が不在という思いきった構成です。なかなかできねえぞこんなの。「アグル対ガイア」以来の2大ウルトラ激突回ですが、以前よりもスケールアップ。上空でXIGの面々が見守る中、技と技のぶつけ合いが繰り広げられます。このシーンはなかなか見応えがありましたね。事情は置いといても、やっぱりヒーロー同士の激突は熱いものがある。
この戦いが始まる前、我夢が地球の未来の一片を見たのは、今後重要なキーになってきそうです。砂漠に埋まってましたよガイア。だいぶショッキングな映像じゃないですか。話は逸れますが、「ウルトラマンマックス」の最終回でもマックスがこんな感じになってたよね。ウルトラマン石化しがち問題、ありますよ。
ガイアが埋まるビジョンはいつの未来なのかはわからないけど、ひとまず藤宮の行動を阻止しなければ始まらない。同じ使命を持つはずの光の巨人同士がぶつかり合います。人間を思い阻止しようとする真っ直ぐな我夢と、人類に絶望し歪んでしまった藤宮の真っ向勝負は、必殺技の撃ち合いにまで発展しました。どっちが勝つんや......というところでエンド。玲子さんの叫びは虚しく、もはや殺し合いの域です。この辺り、ちょっと我夢らしくない感じで血が上ってますね。
玲子さんとの逃亡劇
もう一つの見所は、藤宮を叱責しながらも、確かな信頼を抱いて一緒に逃げてくれる玲子さん。ほんとこの人は、藤宮大好きなんだから......。夢を聞きたいやら、一緒に逃げようやら、ラブロマンスを見ているかのようでした。でも絶望した藤宮の心を溶かすにはこれくらいズカズカ踏み込む人じゃないとできないよ。ありがとう玲子さん。頑張れ玲子さん。
極め付けはアグルの手に乗って海上を飛行する玲子さんのシーン。なんかすげえ良かったなあ。海のウルトラマンが海の夢を語った後に、海上散歩するって素敵ね。飛んでいる際の藤宮の表情は、きっと晴れやかだったんじゃないかなあと想像できます。
あ、それと海上散歩の前に、ダイナミックに車で海に突っ込む玲子さんも面白かったですね。命顧みなさすぎやろ!!!
【今週の梶尾さん】
・巨人たちが戦う現場へ向かい、待機する
今週は特に活躍無しですね。それよりもコマンダー現場出撃が気になりました。え、出るん!? っていう。でもファイターに乗ってグワングワン飛行してても違和感ない顔だったからわかる~~ってなった。コマンダーの過去編スピンオフはまだですか。
以上、第24話と第25話の感想でした。サムネの石化ガイアがとても悲痛。半クールの段階でこんな姿を見るとは。最終回付近にこの未来が来ちゃうのかな~と思うと、今から既に怖いです。破滅招来体さん、頼むから本気出さないで。
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