(前回)
今回は下半期(7月〜12月)分を振り返ります。我ながら月ごとに何を考えていたのかわかりやすいラインナップです。勝手に選んだ側が言うのもなんですが、お好きなテキストを、お好きな時に、お好きな場所でピックアップしていってください。良い年末年始を。
※はてブロは仕様上リンクを貼ると書き手の方に通知が行ってしまいますので、なるべく載せないようにしました。通知が届いてしまった方、ごめんなさい。
7月
①恥じらい | 和田彩花オフィシャルブログ Powered by Ameba
→生理を話題に出せるアイドルがいるんだということを知ってほしい。
②【特別対談:漫画家・椎名うみ×セクシー女優・戸田真琴】『青野くんに触りたいから死にたい』で語るべき「性欲と理性」 | BRUTUS.jp │ ブルータスのウェブ
→最終的に椎名先生が戸田さんを解き明かす流れになるのが面白い対談。
③盗めるアート展とは何だったのか? - 雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜
→本意じゃないだろうけど、転売ヤーの実態を明らかにする展示となった。
④自分と(む)き合う。 | りほこら(む) | WANI BOOKS NewsCrunch(ニュースクランチ)
→鞘師さんのゆる〜いコラム。人柄が滲み出ててほっとする。
⑤米津玄師、野木亜紀子…「MIU404」と「アンナチュラル」の繋がり。制作者が語るヒットドラマの裏話(木俣冬) - 個人 - Yahoo!ニュース
→『SPEC』植田P vs 『アンナチュラル』新井Pの名対談(バトル)。
⑥INDEPENDENT GIRL at FROLIST 2/3 CHIEMI WAKAI | PERK
→アーティスティックな花屋さんを営む方のインタビュー。花屋の友人経由で知った。
⑦沙希ちゃんの瞳にうつる永田を見ていたーー後悔と絶望と祈りの映画『劇場』 - 縞馬は青い
→好きな書き手さんの『劇場』評。自意識にグサグサ刺さる映画だったなあ。
⑧漫画アプリのUIについてDMをもらった例の大学生と再び会って会話してみた(後編)|ジャンプ・デジタルラボ/少年ジャンプ+|note
→アプリの話から「オフラインが重要」に移るという。
⑨「タレントDJは許せない。恥ずかしくないのか」と思っていた俺の気持ちはなぜ変わったか/DJ松永 | 文春オンライン
→師・若林さん同様自分のダサさに向き合ってるのがカッコいい。
⑩世界に真摯に寛容であること。三浦春馬さんとキンキーブーツ - インターネットもぐもぐ
→三浦さんファンではない方だからこそフラットに語れる三浦さんの演技の凄さ。
⑪『ハリポタ』作者、「差別的」と大炎上の持論にさらに“上乗せ”しファン落胆 - フロントロウ -海外セレブ情報を発信
→J.K.ローリング氏の炎上。出演した俳優さんもしっかり批判している点に安心。
→橋本さんの率直な感情吐露が刺さった。不謹慎だとは俺は思わないよ。
8月
①米津玄師「STRAY SHEEP」インタビュー|3年かけて磨き上げた傷だらけの宝石 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
→コロナによってコンセプトが変化したからこそより刺さる作品になったんだな。
②「体質を知りたくて、遺伝子検査をしました」モーニング娘。’20加賀楓のストイック美学 | CanCam.jp(キャンキャン)
→ハロプロでも特にストイックなお方。頭から遺伝子検査の話。
③中2で起業、高1で母校買収した慶応生の正体 | 東洋経済education×ICT | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
→システムの欠陥に気付くためにはやはり幼少期の教育が大事なんだなと。
④死について考えている。 - Everything you've ever Dreamed
→今読み返すと理解できすぎて苦しい。
⑤「LGBTとか私は気にしないから、自由に生きればいい」一見ポジティブな言葉に潜む“違和感” | ハフポスト
→コメント欄で批判されているが、「普通を疑う」って必要だと思うよ。怖いのはわかるけど。
⑥『MIU404』些細な出来事も全て最終話へのスイッチに サブタイトル《 》に埋まるものとは|Real Sound|リアルサウンド 映画部
→9話のハッシュタグ連動は痺れたなあ。乗る確信があっても中々出来ないよ。
⑦赤い公園は音楽とともに輝かしい未来を信じて生きているーーODD Foot Works Pecoriも登場した配信ライブレポ - Real Sound|リアルサウンド
→0日目の配信ライブ、今年ナンバーワンのライブだったよ。
9月
①鞘師里保さんこぼれ話1 : popstyleブログ : エンタメ : 読売新聞オンライン
→記者さんが見た過去の鞘師さん。数年経って再会するというドラマよ。
→「今くら」とこの記事で完全に小川紗良さんのファンに。
③MIU404ロスと夏と祈りーゼロ地点からー|帆瑞 礼|note
④MIU404最終話のあの仕掛けへのモヤモヤ - ←ズイショ→
→『MIU404』最終話感想で特に好きだった2本。
⑤「くだらないものが好き」な北野篤のアイデアがハロプロにもたらしたもの | 映像で音楽を奏でる人々 第18回 - 音楽ナタリー
→広告の人だからこそ新風を吹き込むことができたんだなって。
⑥訃報ポエムと追悼のマウンティング 【連載 久保みねヒャダこじらせブロス】|TV Bros. ( テレビブロス )|note
→芸能人の訃報を受けてのツイートに思うことがあるので超共感。
⑦「キン肉マン」騒動:Twitterのファンはもう、ゆでたまご嶋田氏が息の根を止めた|永春|note
→最後の「可哀想だ」は蛇足すぎるが経緯は掴みやすい記事。この件荒れたなあ...。
⑧「産後うつは甘え」のわけがない。男性育休を3ヶ月取って気づいた10のこと。
→男性育休、将来的に取得してみたいので興味深かった。
⑨25周年の神木隆之介、母の一言で貪欲に 転機は『桐島』で鑑賞後は「立てなかった」 | ORICON NEWS
→25周年本の企画立案が高校の同級生というのが良い。人間交差点。
→どんな罪人であっても、勝手に人生を物語化して報道する姿勢はもうやめるべき。
⑪一人きりで15年以上書き続けたブログが書籍化されるまで(寄稿:乗代雄介)【書籍プレゼントあり】 - 週刊はてなブログ
→ブログ優先で進路選びする人生もあるんだと知り驚いた。
10月
①「ネットに秘密なんてない」では、アイドルの捌け口はどこにある?|円衣めがね|note
→裏垢は「誰にも見られない場」ではない。でも、だとしたらどう気持ちを解消するのか。カウンセリングがひとつのカギ。
→今年のはてブロナンバーワンかもしれない。Mステでも取り上げられた「トンチキ」とは何なのか? とあるオタクの解釈。
③「嫌になることもあるよね、って寄り添いたい」アンジュルム2代目リーダー竹内朱莉、書道で整える“先輩”の心得| メルカリマガジン - 好きなものと生きていく
→後輩が脱退した翌日に出たリーダーのインタビュー。タイミングが悪いと思いきや、彼女の言葉に救われた。
④旧体制的な男女の枠組を超える。雑誌『IWAKAN』の創刊特集「女男」が伝えるものとは?|美術手帖
→マジョリティが気付きにくいヘンな常識をアートで知らしめる取り組み。
⑤コロナ禍で3ヶ月間売上0のなかから始める。加賀温泉郷フェスの仕掛け人たちが新たに挑む、ネットショップの可能性と未来とは「かいねや加賀」
→加賀市は田舎ながら新しいことを追求する大人がいることが希望。
⑥「アラビヨーンズナイト」を終えて|ohtayoshinari|note
→千穐楽に起きたドラマ。裏方がキャストの凄さを語る熱のある文に泣いた。
⑦はじめてカウンセリングを受けた話|小川紗良の自由帳|note
→この日はメンタルがどん底だったので小川さんの提案が救いだった。
→バズりつんく♂note。売れっ子が語る「数打つことが大事」は重い。
⑨進研ゼミ漫画風に嵐をマーケティングする - 愛がたどりつく場所
→以前から大好きな書き手の方が最高傑作を出してきた。抱腹絶倒。
⑩この悲しみを伝えたら、あなたは戸惑うかもしれない。そう考えてしまう人へ。入江杏さんに聴く「悲しみとともにどう生きるか」 | soar(ソア)
→喪失体験に対する向き合い方。数あるテキストの中で年間マイベストです。
⑪夫が先に逝ったなら、やっと私の人生がきたと叫びたい|読者体験手記|婦人公論.jp
→76歳の読者さんによる上品だけど猛毒注意な手記。夢見るセカンドライフが最高。
11月
①管理職のきみと、いつか管理職になるきみと、管理職が苦手なきみへ | サイボウズ式
→やや管理職を敵視していたので、冷静になれたテキスト。
→非正規で貧しさにあえぐ筆者が出会った短歌。言葉の力がこちらを「呼ぶ」。
③「40歳でモーニング娘。もアリ」つんく♂と譜久村聖が語る、アイドルと卒業|つんく♂
→つんく♂サロンの続編となる対談note。現役リーダーにかける言葉がいずれも型破りで、会話の流れが面白い。
④菊池亜希子を形作る反骨精神。数よりも関係性や距離の近さを愛す - She is [シーイズ]
→菊池さんの「好き」との向き合い方に学ぶことが多い。読者質問への回答も的確。
⑤「鬼が来るよ」と息子に言わない|スイスイ|note
→理不尽な「ダメ」はきっと大人にとって簡単だから子育てに使われるんだろうなあ。たとえ茨の道でも、子の将来を思うなら地道に筋を通していくべき、と。
⑥「SNS誹謗中傷は止められるのか?」 #この指とめよう プロジェクトを始めた理由|コピーライター 小竹海広|note
→広告で止める誹謗中傷。大事な第一歩だと思う。
⑦FOCUS ON 二階堂ふみと水川あさみ、表現者として伝えることの意義
→俳優さんの発言って何故か軽視されがちだし「俳優なら俳優の仕事をしろ」みたいに言われるけど、そうじゃないよなってしっかり知らしめてくれるナイス対談。
⑧「もうちょっと生きたかった」「みんなのそばにいたかった」 二人の娘を遺して子宮頸がんで亡くなった妻の想い
→「今年はコロナの年」と纏めがちだが、例年通り色んな病気で亡くなっている人がいるんだということを再認識した。
→身近にいる穏便な人が過激なTwitterをやっていたという衝撃と、その危機を救った神器・ネトフリ。結局SNSにいるヤバい人ってそれが「趣味」なんだろうな。
⑩宇佐見りんさん「推し、燃ゆ」インタビュー アイドル推しのリアル、文学で伝えたかった|好書好日
→作中で主人公が書くブログのリアリティに驚いたが、やはり匿名のはてブロを普段から読んでいたのか。納得。
12月
①なぜ石川県の加賀温泉郷に人が集まるのか 「ファンづくり」の裏側 (1/6) - ITmedia ビジネスオンライン
→加賀市ネタ2本目で申し訳ないが、加賀楓起用から観光大使継続への軌跡がわかりやすいので選出。
②LGBTQ、日本でどう描かれてきたか。企画展が開催中、 「ゲイ男性を描く作品が多い」などの特徴も | ハフポスト
→この企画展行ってきましたー。久保氏の指摘が的確。
③殺気だつ草津町傍聴席「犬だってしねぇよ」 セクハラを背中で浴び続けた気分になった (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
→本件、「田舎だなあ」と馬鹿にせず、どうやったら最悪な風潮を止められるか考えていきたい。自分の地元も他人事ではない。
④「ガラスの靴を本当に脱がせるのは、宮舘涼太」説 - ゆきちかのメモ帳
→SnowManのダンス解説。ダンサー視点のイメージがわかりやすい。
⑤「そんな人は尊敬できない。お願いだから離婚して」……小島慶子さんの夫への振る舞いは私には"モラハラ"に見える - 斗比主閲子の姑日記
→私も「夫の行為は最悪だが小島さんのやり口はモラハラ」という筆者の考えに同意。「自分が求める答え以外の答えは答えではない」という姿勢は何においても危険。
⑥「俺も謝罪会見するのかな…」銀杏BOYZ・峯田和伸が語るフルボッコ社会への違和感
→見出しはこれだが中身はフランクで峯田さんの人柄が出ている。Twitterのシステムへの違和感とか、「世界がひとつになりませんように」とか、聞きたかった言葉だ。
⑦アンジュルムが大大大好き!船木結、グループ愛を涙ながらに明かし7年間の活動に幕(ライブレポート) - 音楽ナタリー
→ふなちゃん卒コンレポ!読むだけで泣けてくる。
⑧1人のブログだ、、 | 宮本佳林オフィシャルブログ Powered by Ameba
→佳林ちゃん卒コン後のブログ。仲間に対して「私がなりたかった大人なんだよね」って率直に伝えられるのかっこよすぎませんか?
⑨作詞家・児玉雨子とアイドルソングの歌詞を考える | 佐々木敦&南波一海の「聴くなら聞かねば!」 1回目 前編 - 音楽ナタリー
→4月記事でアイドルについて語っていた佐々木氏が今度はアイドル関係者に聞く企画。雨子先生の話は全部面白いから必見。
⑩佐藤優樹の「モー娘。楽曲・深読み講座」 心酔するつんく♂曲を“まーちゃん節”全開で解説 | ORICON NEWS
→歌詞考察をする人はいるけど、音も詞もひっくるめた「曲考察」をする人がいることに感動。感覚派な彼女だけど、最近の発言はかなり的確な事が多いと思う。
⑪和田彩花(アイドル)「アイドルが人として生きやすくなるためには」:犬山紙子対談 | nippon.com
→あやちょ×犬山さんの良対談。発信しながらも相手に考えを押し付けないところが彼女の魅力。
⑫マヂカルラブリーが転がってるだけで優勝したM-1グランプリ - kansou
→〆はM-1の話。何か議論が割れてるけど、アレで勝てるマヂラブは問答無用の漫才王よ。
下半期分、63件。上半期と合わせて全126件分のテキストをピックアップしました。たまたま上半期と同じ数になってびっくり。
今年あったことを詳細に書こうとするとかなり体力と精神力が要るので、今回はあくまで記事ピックアップで終わろうと思います。10月の一件で絶対に書きたいことがあるんだけど、今じゃないなって。ゆっくり時間をかけて、今かな~と思ったときに出す予定です。
大変な1年でしたが、年末年始くらいは平穏にあったかく過ごしましょう。働かざるを得ない職業の方々については、ありがとうございます。休めるときに休んでください。
ではまた。