『こぶしファクトリー ファンクラブツアー “Smile For You!!!!!” in 静岡』のレポート、後編は2/23(日)の2日目についてです。早く書きおこさないと記憶が薄れてしまうので、一気に参ります。その分長いです。休暇兼記憶保管の期間として祝日が設けられてて良かった・・・。
初日のレポはこちら。
モーニングタイム
昨晩は円盤を2本分見たり喋ったりしてたため、就寝時刻は午前3時過ぎ。完全にノリが修学旅行です。朝7時半ごろには出発しなきゃということで、6時に起きました。目覚ましの『ドカンとBREAK!』が酔いの残った頭にガンガン響いて痛い()
準備が無事完了したので出発! 宿泊先の皆さんには大変お世話になりました。前日のシークレットイベントの思い出を振り返りニヤニヤしつつ、「モーニングタイム」でこれから何が起こるのかハテナマークを浮かべつつの乗車。そんな中「ニコッとスタ春!」の4本目が流れ始めました。前回書き忘れていましたが、「スタ春」は「スタートライン」と「青春の花」を合わせた造語だそうです。れいちゃんさこちゃんセンスに皆困惑して噛んだり忘れたりしていましたが、終盤になると耳に馴染んでくるものよ。
VTR4回目はさこちゃんMC。朝からお淑やかな話し口で一気に目が覚めました。朝のラジオ番組でパーソナリティやってくれ。しかしその口からいきなり「最近私が笑った事は、野村みな美ちゃんと話した時」などというカプオタ瀕死案件をさらっとぶち込んでくるさこぢから。
ミニゲームは記憶が正しければ、言葉を伸ばしながら笑顔を持続する息伸ばしゲーム的なやつでした。初回でれいれいが勝利した時に「1回目に勝った方が有利じゃないですか?!」と今更の気付きを得たのむちゃんが、2回目の「こぶしぐみぃ~~」の「い」を限界まで伸ばし続け、終わった瞬間机にガンッって顔面を打ち付けたシーンにめちゃくちゃ笑いました。いちいちアニメみたいなことするこの人。そして次の対決であやぱんvsはまちゃんがやってる時間に挟まった野村さん、一抜けしたけど映り続けるのでめっちゃ無防備な表情です。
さて、連れてこられた謎の場所は、海岸付近にある素敵なフラワーガーデン。ちょっとバス内で待たされた後、お花畑の広がる庭園にゾロゾロと入場していきました。メンバーがお出迎えしてくれるとしか聞いていないので何故わざわざこんなところに?と疑問符を浮かべまくっていましたが、いざメンバーがいる建物に入場すると、とんでもねえもんが待ち受けていました・・・。
今日は、#マントル広瀬 じゃなくて#プリンセス彩海 👸🏻#kobushi_bus #kobushi_factory pic.twitter.com/HBT8mLNn7o
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お、お、お、、、お姫様、、、、
時代も国境も超えて世界五大美女に認定されたお姫様5名が、それはそれは麗しうお姿でお出迎えしてくれました。エレガント。
はまちゃんのブログの左側、すなわちあやぱんから順に挨拶していくのですが、初見のプリンセスあやか様があまりにも美しくて「ご結婚おめでとうございます!!!」と言いかけたのですがギリギリ踏み止まりました。あとで「プリンセス!!!」って叫んだほうが無難な「おはようございます」より良かったなと気付きましたが、冷静になれんかった。
いやほんと~~~にあやか様がお美しすぎて固まってしまい、のむちゃん姫以降の記憶を失ってしまったんですよね。それが悲しい、という気持ちはすぐには湧いてこず、「プリンセス・・・」とうわ言のように呟く広瀬王国の国民に。啓太さんがいたことはマジで一ミリも気が付きませんでした。
フラワーガーデンは貸し切りだったので、気兼ねなく自由に歩き回ることができ、素敵な景色を撮り歩くのが楽しかったなあ。マジで快晴で良かったです。みんなが作ってくれたてるてる坊主がしっかり効いた証拠!
そんな中、さっきお出迎えを受けた場所からオタク達の騒然とした声が聞こえてきたので、なんだなんだ?もしや降臨か??とダッシュで帰還。そしたら、まさにお姫様方が外に現れて、散歩されていました。プリンセスあやかの衝撃で記憶喪失になっていたので、ブルーのドレスに身を包んだお転婆のむちゃん姫、アラビアン?な紫のれいれい姫、騎士のような佇まいで歩く凛々しいあやの姫、真っ赤なお花を頭に飾った桜子姫、それぞれのお姿をしっかり目に焼き付けました。
5人並んでの写真撮影も。風が強く、はまちゃんのスカートが浮きかけた時に、「はまちゃんのスカートの中身は絶対に見せん!」と叫んだあやぱん流石です。プリンセスながら仲間を守ろうとする気高き意思を見た。
このプリンセスシリーズが美しすぎて、生写真を普段欲しがらない私でさえも本気で売ってくれ!と思っていたら、なんとなんと、最後に全員プレゼントしていただけるという大サービスが。ありがたや、ありがたや・・・。
旅の思い出作り体験
「モーニングタイム」という謎イベントさえ最高がすぎたのでもう怖いものなしになってきたところで、続いてはいよいよ観光タイム。やってきたのはシャボテン公園という、カントリーバスツアーのレポでも見た場所でした。その際の移動中に見たスタ春vol.5は確かしりとり。帰りの車内でスタ春2周目を見せていただいた時にメモれば良かったんですけど体力がなくてこの辺から記憶があまりない・・・。
うっすらとした記憶によればMCはさこちゃんで、内容はしりとり対決。最初に引いた言葉と最後に引いた言葉までを自由なしりとりで繋ぎ、辿り着くまでの秒数を競うというもので、れいれいは爆速ゴールを決めました。上手い。
はまちゃんが地味にヘタクソで1分ほどかかってしまったのですが、その後ののむちゃんが天才的に面白いので全国民に見てほしい。「東京駅」から「みかん」につなげるってお題で、普通に「東京駅」→「君」→「みかん」にすれば優勝できたのにもかかわらず、「木こり」につなげてしまい迷走。言葉の出ははやいのにゴールを考えないせいで暴走列車がどんどん進み、「ライオン」に終着してしまう(笑) 途中ゴール地点何度か見えてたのに、造語作ったり「場ミリ」とか絶妙なワードチョイスして迂回しまくるから一生辿り着けないの天才的でした。
のむが面白すぎて先に進まない。シャボテンに向かいます。
シャボテン公園に着いたらまず奥地にある森のどうぶつレストランへ。こぶしBGMだけを流してくれる小粋な店内で、本物のサボテンを1人ずついただき、鉢にお絵描きするという思い出作り体験でした。サボテンを今後育て続ければ、部屋で見るたびにバスツアーの思い出が蘇ってくるのかなあ。
さて、残すはライブのみなのですが、その前にオタクだけで向かう昼食バーベキュー。の更に前には何と!全員によるバス降臨が!4号車はのむちゃん→あやぱん→れいれい→啓太さん→さこちゃん→はまちゃんの順だったと記憶しています。短い時間ながら10台分回ってくれて、言葉を投げかけてくれたこと、感謝しかありません。出発時にはメンバーが乗っているマイクロバスから手を振ってくれて、こちらから振り返しました。こぶしにたくさん会えた充実感と、あとはライブだけなんだなという寂しい気持ちが胸の中で渦巻いていた昼過ぎでした(なんて気持ちでいたからかスタ春vol.6の内容はすっかり忘れてしまった)。
スペシャルライブ
バーベキューを終え、いよいよライブ会場へ。1時間の移動時間は多くの方が睡眠をとっていましたが、私はソワソワして眠りにつけませんでした。というのも、出発直前に添乗員さんから「サプライズ企画の代表者に選ばれました」という一報を聞いてしまったからです。
前日朝から募集していたサプライズ企画のひとつに、「こぶしファクトリーにライブ内で直接メッセージを伝えたい!」方を募集します、というものがありまして。希望した人のみ用紙を貰い、初日の内に提出した人の中から5人が選出され、「在校生代表」という設定で話すという企画でした。
こういうのって、古参オタが言うべきなんじゃないかなと思い、最初はためらいました。でもせっかくチャンスがあるならと書いた結果、驚くべきことに選出されたのです。ライブを見るだけでも緊張していたのに、こんな大役をいただいてしまい、手が冷たくなってきて死にそうでした。
しかし、時は止まらず、バスは気付けば会場へ。修繕寺総合会館という聞いたこともない会場で、こぶし最後のバスツアーライブがいよいよ始まります。代表者は先に降車に、5人とスタッフさん、啓太さんの3人で軽く打ち合わせ。順番は既に指定されており、4番目だと告げられました。明らかに自分が一番歴の浅いオタクだというのは、皆さんの面構えでわかり、震えました。啓太さんに「大丈夫、(文章が)良かったから」と言ってもらえたことと、代表者の一人が自分の隣席というプチ奇跡が起きたから何とか気を保てましたが・・・。ライブを楽しめるだろうか?と本気で心配しましたよ。
けど、ライブが始まってしまうと、そんな心配も一気に吹っ飛びます。久々に体感したこぶしファクトリーの単独ライブ。ハロコンでやや物足りなかった気持ちも一気に吹き飛ばし、これでもかとオタクの士気を高め続ける。こぶしにしかできないライブを全身で受け、どんどんボルテージが上がります。
🌟消せやしないキモチ
🌟残心🌟シャボン玉
🌟私、ちょいとカワイイ裏番長
🌟TEKI①
🌟TEKI②
🌟TEKI③
🌟亀になれ!!
🌟一丁目ロック!
🌟シャララ!やれるはずさ
🌟スタートライン
💖みんなからのサプライズ
🌟青春の花#kobushi_bus ありがとう♡広瀬彩海 | こぶしファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba
あやぱんのブログからセトリを抜粋しますが、こぶしを知ってる方なら誰もがヤベえセトリだと見ただけでわかるでしょう。Berryz曲2連チャンで温めた後、スタンドマイク登場で『消せやしないキモチ』、そして『残心』。どちらの楽曲も、「解散」を念頭に置くと歌詞がガラリと変わって見えてきます。特に『残心』のラスト、さこちゃんの《「本当に今まで」》という台詞。とてつもなく気持ちがこもってて、4曲目にして既に涙腺が危ないです。ずっとやらなかった曲だそうで、ここで聴けて良かった・・・。
歌割抽選コーナーであやぱんとさこちゃんがくじを引き当て、「ずっとやりたかった曲」という前振りから、あのイントロが流れた瞬間、割れんばかりの歓声が。モーニングとはまた違う、こぶしファクトリーにしかできない『シャボン玉』を聴けたのはかなりの収穫でした。《愛する人は》「あやかだけ~!」というコールを出来たこと、さこちゃんの台詞パートを聴けたこと*1はモーニングのオタクとしても昇天しました。ちょいカワも知らないながらコール楽しかった!
そしてここから怒涛の展開。『TEKI』3連、『亀になれ!』、『一丁目ロック!』、『シャララ~』、『スタートライン』と、夏フェスかと錯覚するような最強セトリ。『TEKI』は振りを全く知りませんでしたけど、3回もやったら最後には完全に覚えてました(笑) ペンライトを振り回し、タオルをブンブン回し、腕を振り上げ、叫び倒す。他の現場じゃ味わえない「常時フェス」なこぶしらしいライブでした。
亀と一丁目は楽しすぎて訳わかんなくなってたけど、シャララとスタートラインは涙腺に来て途中歌えない時が。シャララだと、間奏の「こ~ぶし!」と叫ぶ箇所。先日の豊洲対バンに行けなかった悔しさを埋めることはできましたが、終わりを感じて途中歌うことができなかったことに対する新たな悔しさが生まれてしまった。次歌う時は全部歌いたいなと思います。ラストライブでさえも。いや、流石にラストは泣いちゃうかなあ。
『スタートライン』はもう自分の中で泣き曲になってるので、落ちサビののむさん辺りからもうダメです。泣きながら叫ぶことしかできません。きっと周りの皆さんもそうかと。
TEKIの何回目かでのむちゃんが場位置間違えたのか「あちゃー」って顔しててあやぱんに「こら!」って怒られてたの可愛すぎたし、2回目の間奏で追いかけっこする時5歳児だったな...#kobushi_bus
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2020年2月23日
サプライズメッセージ~『青春の花』
さて、体力もかなり使ってハイになったところで、啓太さんが登場し、忘れてたことを思い出しました。サプライズ企画の時間がやってきてしまった。「卒業式の練習」という躰ではじまり、「在校生からの言葉」があるということはメンバーにはサプライズにしておくという企画。何だかんだメンバーも勘付いてるだろうし、立ち上がる時はまあ泣かないだろうと思っていたら、あやぱんがもう既に泣いていて。一気に緊張が走りました。
泣きながら愛を伝える最初の女性、さこちゃん一筋の男性、歴の長い熱い男性・・・。とそれぞれが思いを伝えている時、私はメンバーの表情を目で捉え、会場中に広がるすすり泣く音を耳で捉えていました。真剣に聴く5人、時に泣きそうになりながらもグッと堪えていて、最後まで崩れなかったと言われているのむちゃんも、あの距離で見た時は動揺していたように見えたと記憶しています。
一応、自分が伝えた言葉も書き記しておきます。
はまちゃん、のむちゃん、さこちゃん、れいれい、あやぱん。こぶしファクトリーとしての活動、お疲れ様でした。解散なんてしてほしくないけれど、自分達の人生に全力で向き合って、これでもかと悩んで選んだ道何だと思います。そんな風に全力で今を生きる皆の姿は眩しくて、カッコ良くて、心の底から推してて良かったな、と誇らしい気持ちでいっぱいです。
解散まであとわずか。全力で駆け抜ける皆を僕も全力で応援します。3月30日のラストライブで伝説を残してくれるのは間違いないでしょう。そんなこぶしファクトリーというアイドルは、僕の永遠のヒーローです。
正直、周りの方と比べて、自分の話をしなさすぎたなと思います。緊張して付け加えることはできなかったけど、本当はこの言葉も言いたかったから、この場で付け加えさせてください。あやぱんに伝えられなかったことは歯がゆいけど。
僕がこぶしファクトリーを好きになったのは、かなり最近のことです。だからこんな新規が思いを伝えていいのか、悩みました。だけどあやぱんが前にブログで「こぶし組ってこぶし好きな人全員を指すからね?」って言ってくれて、伝えてみようと思いました。どんな時もファンを平等に愛してくれるあやぱんがリーダーだからこそ、こぶしファクトリーとこぶし組の絆がこれだけ深くなったんだと思います。こんな素敵なグループに出会わせてくれてありがとう。
この感謝は以後伝えられたら伝えたいです。
自分の手紙を読んでる時の記憶は正直あまり無いですが、他の4名の代表者さんの記憶は結構残っています。愛に溢れていて、メンバーにビシビシ伝わっているのを感じました。特に自分の後、最後の女性の愛は深すぎて、こっちまで泣かされた。自分はまだあそこまで愛せていない、と思わざるを得ませんでした。
こぶしファクトリーとこぶし組の愛と絆は深い。言葉に書くとクサいですけど、あの場を体感した者として言わせてほしいのは、その愛と絆は薄っぺらいものじゃなく、重くて深くて紛れもなく本物だということです。
アイドルとファンの関係上、お互い目に見えるものしか共有することはできません。公に出したものだけが真実で、その裏には何があるかなんて知りようがない。解散時の胸中も、解散後のことも、どれだけ個別を重ねようが絶対に知ることはできない。それでも、目に見えるものを大切にし、信じ合う関係性があの場には確かにありました。その関係の尊さを感じられずにはいませんでした。自分ももっともっとその関係の輪の中に入りたい。そう強く思いました。
そして、その「目に見えるもの」を増やしてくれたのは、啓太さんです。最初は斜に構えていたメッセージ企画。挨拶をした時は全然泣かなかったけど、こっちでこんなに読めなくなるとは思いませんでした。
啓太:こぶし組、起立!せーの!
男性:僕達! 女性:私達は!
啓太:こぶしファクトリーが!
全員:大好きです!
啓太:5年間! 全員:楽しかったよ!
啓太:せーの!
女性:辛い時も、あったよね!
啓太:せーの!
男性:悩んだ時も、あったよね!
啓太:だけど! 全員:笑顔でいてくれて
啓太:せーの! 全員:ありがとう!
啓太:解散なんて 全員:信じられません!
啓太:解散なんて
全員:してほしくありません!
啓太:だけど! 全員:応援します!
啓太:最後まで! 全員:応援します!
啓太:せーの!(以下1人ずつ思い思いに名前を叫ぶ)
全員:れいれい!
全員:さこちゃん!
全員:はまちゃん!
全員:みなみな!
全員:あやぱん!
啓太:せーの! 全員:ありがとう
啓太:たくさんの思い出を 全員:ありがとう
啓太:こぶし組は 全員:忘れません!
啓太:こぶしファクトリーを 全員:忘れません!
啓太:最後に叫べ!
こぶし組が好きなのは?
全員:こぶしファクトリー!(×3)
「辛い時も、あったよね」辺りからもう涙涙。「悩んだ時も~」が途中言えませんでした。このメッセージの肝は「解散してほしくない」という言いづらい部分を伝えることだと思うんですけど、それってこちら側からは中々できないと思います。メッセージの一部に盛り込むのは怖かったと思います。でも、この企画のお陰で、こぶしファクトリー側からも、胸中に秘めていたであろう「解散は悲しい」という思いを引き出すことができた。
その様子は各メンバーのブログからも読み取れましたが、現場でははまちゃんから伝わってきました。こぶし結成の報が矢島舞美さんから発表されたとき並に、泣き崩れてしゃがみこんでしまったはまちゃん。精一杯言葉を絞り出した彼女から「解散はやっぱり寂しい」とか、「心配させたくなかったから笑って返すようにしてたけど、こんなのされたら無理」とか、「いつかまた集まれたら」といった「解散発表のその先」の言葉を引き出せたのは、大きな収穫だったと思います。ファン全員の総意とは言い切れないので悩んだとは思いますけど、この企画、そして代表者の企画を提供してくださった啓太さんとスタッフさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
順番は前後しますが、代表者挨拶の後に事前に書いていたメッセージカードが全員分渡され、メッセージ企画の後にスタッフさん作のスライドショーが流されました。今回のバスツアーの写真から始まり、過去のFCイベント写真を徐々に遡っていくようなスライドショー。過去の映像を全然見たことがないですけど、改めて歴史を感じてしんみりしてしまいます。
のむちゃん以外のメンバーは泣き腫らしてボロボロですが、企画の後の最後の曲は『青春の花』。こんなボロボロになった後に歌ったら泣くだろ、と思ったら案の定、はまちゃんはラストのサビを歌えることができず顔を覆っていました。それまではちゃんと皆歌えていたのがすごい。私は泣く、というよりは、ぽっかり穴が空いて寂しい気持ちになっていました。同室の方が「まるでラストライブだった」と言っていたのはその通りで。こぶしらしからぬ湿ったエンディングでした。しかし、こういう日があってもいいと思うし、はまちゃんがもし歌えなくて落ち込んでいたらそれでいいんだよ、と声をかけてあげたい。
「青春の花」を歌い切れなかったはまちゃん、映像に残ることも気にしてちょっと悔しそうだったけど、あの空間の温度が伝わる素敵なシーンだったと思うな。今後辛い時があったら時々見返してほしい。 #kobushi_bus
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2020年2月23日
お見送り会
「こぶし最高」のコールで幕が降り、最後のお見送り会。空気はかなり重く、珍しくしんみりしていたように思います。あんな展開だったから仕方ないか。並んでる列も、場内のBGMが聞こえるほど静かでした。
あやぱんには上記の言葉を伝えようと思っていたけど、結果的に言えたのは「『シャボン玉』が良すぎた」ことと、「あやぱんのお陰でこぶし組になれた」という二言。1人につき10秒間といういつもよりだいぶ長い時間があっても、伝えたい事を伝えきるには短すぎますよね。まあ、『シャボン玉』の件で「やった~!」と飛び上がってはしゃいでいたので十分です。
のむちゃんには「メッセージで伝えたように、伝説残してくださいね」と言いました。というのも、前述のメッセージを拾い、MC内で「本当に伝説に残るライブにしたいなと思いました」と言ってくれたからです。なんですけど、いざ伝えてみると「はて?」と首を傾げるのむちゃん。どうやら記憶から抜けてしまったようで・・・。こんなところものむちゃんらしいなと思いつつ、身振り手振りで「残してくださいね!(ガッツポーズ)」と伝えたらガッツポーズだけオウム返ししてくれました。ま、まあ良しとしよう。
次のはまちゃんは、もう本当に目が真っ赤でうるうるしていました。あんなに涙を溜めている目を見たのは初めてだったので動揺しましたが、「メッセージ伝えさせていただきました」と言ったら「ありがとう、緊張したよね。嬉しかったな」と優しい言葉が返ってきました。温かすぎるはまちゃんと見つめ合っていたらターン終了。今回のツアーではまちゃんの人柄の良さをより実感できたなあ。
さこちゃんも涙袋がパンパンになっていて、普段以上に口数が少なくなっていました。その姿を見ていると感謝をストレートに伝えるみたいなことはしない方がいいな、と思っちゃって、またしても『シャボン玉』の台詞パートを褒めまくることに。そしたら「え、やった!嬉しい~」と喜んでくれて、笑顔を見られてこちらも嬉しかった。
最後はれいれい。涙は浮かべていなかったと思うんですけど、微笑みを浮かべた表情はいつも以上に優しかった。バスツアー関連のことを他の子には一切言わずに来てしまったので、れいれいには「バスツアーでれいれいがふざけまくってたの、可愛くて楽しかったよ」と伝えたら「何それ~(笑)」と笑ってました。その後は「ありがとね」を言い合っておわり。この子の笑顔はいつだって素敵だな。
おわりに
お見送り会後は同室の方と写真を撮り、ゆっくり話してからバスに搭乗。帰り際、メンバーが両サイド分時間を設けてくれて、バスの運転手さんも頑張って狭い場所を回ってくれたおかげもあって、本当のお見送りをたっぷりとしてもらいました。叫ぶあやぱん、いつも通りの顔をするのむちゃん、優しく微笑むのむちゃん、笑顔で手を振り返してくれるはまちゃん、ニッコニコのれいれい。別れるのは寂しいけれど、これだけ至れり尽くせりしてもらったらもう何も言うことありません。
ライブ終盤のMCで啓太さんより「今回色んな事情で本来のイベントができなかったので、そのお詫びにみなさんにプレゼント!」ということで、先述のプリンセス写真に加え、サイン入りの集合写真もいただきました。何と全員分、印刷ではなく手書きで書かれています。インクの跡がはっきり残っているので。「感謝を伝える」と言ってもなかなか出来ないことをやってのける彼女達に、尊敬の念が絶えない。
ラストスタ春はメンバーによるてるてる坊主作り。彼女らがここで作ってくれたてるてる坊主が、各バスに搭乗し、静岡に快晴をもたらしてくれたのです。事前収録のため「晴れるかな~?」と言っていたけど、本当に晴れたよ。ありがとう。また、この時はまちゃんが「(スペシャルライブは)泣かないでしょ~(笑)」と言ったのは皆で笑っちゃいましたね。あなたこの数日後に真逆の状態になってるよ(笑)
最後にメッセージが流れ、スタ春も終わり、至れり尽くせりのツアーは完全に終結。スタ春2周目と、ファンの方のご厚意で流してもらった過去のFC映像*2を見ながら東京へと帰還。渋滞で遅れも発生しましたけど、無事に着けて何より。
物凄く長くなってしまったので、この辺で締めます。こぶしファクトリーのFCバスツアー、当初7万円の壁に迷っていましたが、心の底から行って良かったと思うし、めちゃくちゃ安く感じてしまうくらいの内容でした。ありがとう、こぶし組。ありがとう、こぶしファクトリー。
残る現場はあとわずか。リリイベ、チェキ会、BDイベント、ひなフェスは現場へ行く予定です。ラストライブは一般でチャレンジして、無理ならばライビュ。映画館だとしても、叫べる環境だったらいいな。コールをしてこそのこぶしなので。何なら居酒屋関係者の方でこぶし組がいたらパブリックビューイングしてほしいくらい(笑)
より輪の内側に入っていけるよう、残り1ヶ月愛を深めていきたいです。精一杯楽しむぞ。