零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

playlist 2022/05

5月のテーマ:「充実と寂寥」

 

 

 

・GWの経験はもはや幻のようだ。特に5/3のJAPAN JAM 2022。雲ひとつない青空と、アンジュルムの大活躍と、過去との奇妙な交差と、Twitterの友人達の実在確認と。あまりにも一瞬だったあの日は充実しすぎていて、1ヶ月経った今では現実味がないが、しかしつぶさに記憶している。記憶を形に残すために写真は発明されたのだなあ、と当たり前のことを大真面目に呟きながら、友人達との集合写真を愛おしく撫でている。

 

 

・好きなアイドルがよく聴く音楽がラルクだそうなのでお話したいという邪100%の理由でラルク履修を始めた。「これを聴けば大体わかる」という有識者の情報を元に、『25th L'Anniversary LIVE』を一通り聴き、気に入った楽曲を元にアルバムを辿る。『ark』『ray』『REAL』辺りの90年代末期〜00年台初期の作品が軒並み素晴らしく、卓越したテクニックでジャンルを軽々越境していくラルクの多彩な魅力にハマりつつある。楽曲単位でいえば「the Fourth Avenue Café」「L'heure」「花葬」「真実と幻想と」「Link」がお気に入り。他にもおすすめの作品、楽曲などありましたらコメントかマシュマロをぜひ。

 

ゆずきろぐにマシュマロを投げる | マシュマロ

 

 

文学フリマに行ってきた。フリマというかコミケというか、同人誌イベントに足を運ぶのは初めてで緊張したが、会場内で多種多様なジャンルを司る作り手たちの姿を見た時、非常に興奮し、尊敬の念を抱いた。規模の大小かかわらず、ものづくりに向き合う人は偉大だ。今回はあまり時間がなく、主にフェミニズム周りのZINEとすこしの同人誌を購入した。予算は余裕でオーバーしたが、機会を金で買っていると思えば安いものだ。持ち帰り品は大切にじっくりと読みたい。何かしらの貢献になるかもしれないので、一応購入した作品を付記しておく。

 

・てぱとら委員会「〈悪女〉のすすめ」
・おたクラブ「お茶漬けがいいんじゃない?-創刊号-」
・マルリナ(山姥)「わたしたちって、最高!なんかいいかもしれない女2人編」
・えるれ「生き永らえよ救いはなくとも」
・『生活の批評誌』no.5、no.4
・依田那美紀「シスターフッドって呼べない」
・若林理央「私たちが「産まない」を選んだのは」

 

第三十四回文学フリマ東京(2022/05/29) | 文学フリマ

 

 

Sexy Zoneのアルバム『ザ・ハイライト』がすこぶる良い。「80's90'sレトロ」をテーマに、シティポップやハウス、ファンク、EDMと幅広く扱い、懐かしさと新しさが見事に共存した2022年の音楽作品として仕上がっている。あまり詳しくないので見当違いかもしれないが、ジャニーズのような商業的な事務所から、タイアップに縛られずに(今作は2曲のみ)コンセプチュアルな作品がリリースされること自体驚きだ。テレビスターから少し離れたポジションだとこれだけ挑戦させてもらえるのだろうか。昨年だとV6の『STEP』とかそう。サブスクや配信にないのが本当に惜しいが、もし何処かで見かけたら手に取ってあげてください。特に「THE FINEST」のMVは降幡愛さんの「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」が好きな方必見。

 


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