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ウルトラマンガイア 第3話「その名はガイア」感想

第2のウルトラマン、アグル登場!な第3話。

早くも話がかなり動き出しました。

 

 
 
 
〇「ガイア」誕生
・地球は生き物。そんなどこかロマンチストでもある我夢の考え方から、地球=ガイア、ウルトラマンガイアと名付けることになりました。ウルトラマンの名を名付けるのは、作品によっては結構適当だったりしたと思うんですが、今回は納得の命名です。宇宙人ではなく、地球自身が根源破滅の危機に対抗するために遣わした存在。この考え方がウルトラマンの謎に関する、今後の鍵になってくるのでしょうか。
 
ただ、「ガイア」と命名したのを見ていたのは敦子だけなので、千葉さんが「ガイア...」とつぶやくのには違和感がありました。あえて千葉さんにだけ言わせたのは何か意味があるのか。それとも単に視聴者に「ガイア」の名を知らしめるためだけなのか。
 
そしてエスプレンダーと称した変身アイテム。まさかの自作でした。esplendorスペイン語で「華麗、輝き、光輝」の意味。我夢は光を解放する、という意味でこの言葉を選びましたね。良いネーミングセンスです。エスプレンダーを持って戦闘機の後方ハッチから飛び降り、空中で変身するシーンは今回の大きな見どころでした。
 
 
〇報道局の名はKCB
前回までは不明だったと思うのですが、報道チームの3人が属している局はKCBでした。ウルトラマンや怪獣の報道をし、ウルトラマンは人類の敵なのか?と問いかけます。...一般の方々はあんまし興味なさそうですが。もっと危機感もって。
 
KCBの田端さんは我夢にご執心。我夢の経歴を明らかにしました。なんと17歳にして量子物理学の博士号を獲得し、アルケミースターズの一人となったようで...。冒頭の子達のような存在、ということでしょうか。で、20歳になるまでに防衛隊のファイターなどを造ることになった、と。
 
そう、冒頭でパソコンの前に座っていた学生たちですが、やはり我夢の所属するアルケミースターズのようです。(前回までアルケミスターズと書いてましたが、どうやら伸ばし棒が抜けていたようです) 根源的破滅招来体を予測する人達のようですが、何とも怪しい。いや、ダニエルはいい人そうですけど、この時代特有の怪しい雰囲気がある団体って感じがします。
 
今後、アルケミースターズや怪獣、ウルトラマンに迫っていくのがKCBの面々ということになりそうですね。
 
あと、今回玲子さんに迫った怪しい男性。この人、たぶんアグルの人ってことなんでしょうね。「フリムクナッ!!」にちょっと笑ってしまった。なんか、某ダディを思い出しちゃいました。|M0)
 
 
〇アパテーと第2のウルトラマン
ウルトラマンの戦いを見ていたから、人型に模して現れた金属生命体のアパテーさん。鳴き声がブラキオサウルスとかそういう類いで人型っぽくないのは、元々が人型じゃないからなんですかね。甲冑のようなデザインとランス状の手やらを使った鋭い攻撃が特徴的。砂漠を隠れ蓑にして下から攻撃したりと、頭もよいご様子。ファイターを2台も墜落させる切れ味です。
 
そして初の苦戦。謎のスローモーションで戸惑いましたが、ここでカラータイマーの点滅がXIGにも認識されました。ってそっからの手からビーム!一瞬で勝っちゃったよ!!
 
...と思いきや、敵は倒れていませんでした。再び苦戦するガイアの前に現れたのは第2の青きウルトラマン。颯爽とアパテーさんを破壊して帰っていきました。うん、この謎の2号ライダー感、とても良いですね。
 
ただこの辺、ガイアに必殺技を撃たせる、第2のウルトラマンを登場させるの2つの条件をクリアするために、ガイア敗北をやった感があって少し違和感がありましたね。こんな穿った見方をしちゃう自分が悲しいですけど...。展開はもっと自然にやってほしいというのが本心です。
 

その名はガイア

(3話の画像をAmazonから貼ったのですが。あれ、こんなシーンあったっけ...?)
 
 
 
以上、ガイア3話でした。早くも第2のウルトラマンが登場しましたが、基本登場人物や世界観はある程度説明できていると思います。アルケミースターズ、防衛隊、KCBなど様々な目線から少しずつ明らかにされていく謎にワクワク。絡み合い、謎が明かされる瞬間が早くも楽しみです。
 
 
 
 
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