零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第46話「抜け出せないゲーム」、第47話「今の僕にできること」感想

祝・100記事到達!!!

 

ブログを書き始めて約4ヶ月。とりあえず一つの大台に乗れました。いつも読んでくださってありがとうございます。

4ヶ月で100って何気結構なペースで書いてますね。これ以前にもブログをやったことはありますが、そこそこボリュームのある記事をこれだけ書き続けられたのは初めてだな。嬉しいです。このペースでできるかどうかはわかりませんが、今後も続けていけるよう頑張ります。 

 

さて、明日のルパパト48話、次回予告で大変盛り上がっております。ついに正体バレ回か......。ここまで積み重ねてきたものに信頼があるからこそ、期待しかありません。しかし!キャラクター達の気持ちを考えるとしんどすぎる......。楽しみだけど見るのが怖いって感覚は久々です。

ということで、明日の復習も兼ねて、46話と47話をさらっと振り返りましょう。

 

 

第46話「抜け出せないゲーム」

 

怒涛の伏線回収

「正体バレをギャグ回の裏でやります」 

 

最初この展開を知った時は「正気か?」と本気で思いました。お前らはこれまで積み重ねてきたものを自らぶち壊す気か??? ちょっと冷静さを失っちゃうくらい。ギャグ回が悪いってことはないんですけど。普通シリアスにやるのが定石じゃん。

でも46話を観て、そんな心配はあまりにも杞憂でした。ギャグ回の裏でやるどころか、ギャグ回×総集編×正体バレといい超欲張りセットでお出しされたんだもの。そりゃこっちは黙るしかないといいますか、もう本当に恐れ入りました。

 

その総集編を使った伏線の回収っぷりが本当に凄まじくて。せっかくなので振り返りも兼ねて、警察が捜査で回収した話をまとめてみます。

 

圭一郎証言

・圭一郎、夢の世界で初美花と遭遇→第17話「秘めた想い」

・魁利と出会った旅先にルパンレッド出現→第30話「ふたりは旅行中」 

・ノエルの「大事な人を取り戻す」→第32話「決闘を申し込む」

 

つかさ証言

・遊園地にルパンイエロー→第13話「最高で最低な休日」

・ギャングラーのクラブに魁利→第24話「生きて帰る約束」

・初美花の子ども時代の写真とフミコちゃんが一致→第33話「僕らは少年快盗団」

・透真の銃捌き→第41話「異世界への扉」

 

咲也証言

ジュレ3人のアリバイ→第8話「快盗の正体」

⇒つかさ、第33話の情報からトリックがある可能性を提示し反証

 

うん、提示されただけでも8話分。結構出ましたね。個人的には第37話「君が帰る場所」における違和感も触れてほしかったけど、(あの時は仕事のことと魁利のことで頭がいっぱいになってたのかな)それを差し引いても充分な証拠にはなるかと。

これらの点について、彼らが「しっかりと覚えていた」のが好印象。ばれるんじゃないかと視聴者がハラハラしたポイントは、どれも警察の頭の片隅に違和感として残っていた。それを次々と提示するつかさ、圭一郎の警察官としてのプロ意識にグッときました。

そして、抵抗する咲也くんが本当に「良い人」なんだよなあ。「良い人」すぎるからこそ警察官には本当は向いていないのかもしれないけど、初美花ちゃんの無実を信じる姿に胸が締め付けられます。しかもただ抵抗するのではなく、自分が初美花と会って自らの手で立証するという......。咲也お前~~~~~~~!!!!! 本当に快盗だったら一番つらい思いをするのは自分だってのにお前~~~~~!!!! 「良い人」を極めすぎて、視聴者もつらいです。頼む、見逃してやってくれ......秒読みだけど......。

 

また、圭一郎の葛藤もポイントでしたね。私情を捨てきれない咲也の手前、警察官として冷静であらなくてはならないという正義感。今はそれが逆につらいです。いっそのこと怒ったり、「俺も信じたくない!」と声を荒げてくれた方が楽なのに。「それとこれとは別だ」ってお前ほんとそういう......。

パッと見銭形警部のような熱血漢に見えるけど、警察官に必要な冷静さを兼ね備えて、他人を否定しない多様性も持ち合わせている男、朝加圭一郎。1年間丁寧に積み上げられてきたからこそ、今の圭一郎の姿勢には納得できるんですよね。本当凄いキャラクターだと思います。確信を持って魁利達を快盗と断定した圭一郎は、快盗の仮面が剥がれた時どんな表情で何て言うんでしょうね。「やはり、か」か?つらいな?? 

魁利と2人、笑顔で温泉に行ける日を望みます(前も言ってた)

 

 

こっちはギャグ回

一方その頃、快盗はダンシングしたり女装したり初詣したりしてました。温度差温度差。

こっちの方でも、怪人が気を利かせてくれたのか総集編っぽいことしてましたが、まあ特に触れる必要はないでしょう。かつての激闘を振り返ったり、レオタードや警察の女装を思い返したりって感じですからね。激闘の方はいいんですけど、なんかこう、ギャグの方は本当に酷い思い出だらけだな。

 

今回のボーダマン、キャラが濃すぎましたね。一緒にあそぼ~ぜ~~って緩すぎるノリなのに、宴会芸を強要するスタイル。一応ルパンコレクションを奪うってのが真の目的でしたが(実際達成されかけた快盗さんあほですか)、それもおバカな感じで解決しちゃったし、結局一緒に遊んでいただけでは?という印象が強いです。まあでも、おそらく最後のギャグ回担当怪人としては十分な爪痕を残せたし良しとするか。え?まだギャグ回あるって?いやね、まさかね~。(いっそのこと最終回ギャグ回ワンチャン)

 

前半書きすぎましたがこっちは特に書くことないな。快盗のみんな、楽しそうで良かったです。ノエルも一緒に遊べてよかったね。アルセーヌとの思い出のコレクションという点と、魁利がノエルを信頼してコレクションの一つを託した点が地味にポイントでした。

 

あ、あと一つだけ。ドグラニオ様、ザミーゴに舐められすぎ問題。考え方の差にジェネレーションギャップを感じておられる様子のドグラニオ様でした。

 

ドグラニオ「近頃の若いモンは組織のボスの座なんか興味ないもんかのう......」

 

 

 

 

第47話「今の僕にできること

 

信じる者、騙す者

警察を騙し続けている状況に罪悪感を抱き、早く快盗業を終わらせたい初美花。初美花の無実を信じ、確証を得ようと躍起になる咲也。デートに漕ぎつけた2人の内心はすれ違い続けていました。

咲也→初美花の恋は、いつしか初美花→咲也といえるくらいに入れ替わり。本人に自覚はないにせよ、確実に好意を抱いてきています。そんな最中に訪れる警察側の接近で、更に状況は悪化していきました。ぐう~~もどかしい。2人には早く幸せになってもらいたいというのに。

初美花が罪悪感をちゃんと抱くようになったのが、嬉しいはずなのに胸が痛い。この2人の関係を起点に、明日の正体バレに繋がっていきそうで.....つらいです。つらいしか言ってません。でもつらいんです。

 

焦る初美花の心を見透かしたように現れるザミーゴ。液状化するコレクションをゴーシュから得たことで、スーパールパンレッドへの対抗手段を得ることになりました。ええい厄介。予告で叫んでいたのは、化けの皮のことを知ったからではなく、焦りからだったんですね。早く倒されてくれよザミーゴさんよお。

 

 

ノエルの覚悟

今まで飄々として引っ掻き回すことが得意だったノエルが、警察のために真正面から自らの命を差し出すなんて......。彼が命をかけて守りたいほど警察や快盗を信頼するようになったという成長の表れでもありますが、こんな形でやってほしくなかった。確かに彼は人間じゃないけど、それでも身を犠牲にするなんて選択だけは.......しないでほしかった。ていうかそもそも囚われる展開は予想してなかったし、色んな意味で衝撃が高いラストの展開でした。

そしてドグラニオの前で、快盗の正体開示とノエルの解放を取引する展開になるのか。正体バレの持っていき方は色々考えましたが、考えついた物と比べても本当邪悪な展開です。おのれ香村純子。(最高ですありがとうございます)

咲也と初美花の想い、魁利と圭一郎の関係、ノエルの命、つかさと透真のジュレメンに対する想い、そしてドグラニオ・ゴーシュ・ザミーゴの陰謀。全ての点が結実して辿り着く正体バレというクライマックス。うん、もうドキドキして眠れません。ここで今まで蚊帳の外にいたドグラニオ様まで結び付けてくれたのでいう事なし。あとは行くだけだちくしょう!準備はできてるぜちくしょう!!!

 

......ところで何でテレビ中継までやっちゃってるんですか?邪悪すぎませんかドグラニオ様???

 

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 戦隊ヒーローシリーズ スーパールパンレッド

 

以上、ルパパト46話、47話感想でした。いよいよ明日、正体バレです。

 

覚悟はいいか?オレはできてる

 

 

いやこの味はウソをついてる「味」だぜ......ごめんな不安いっぱいでお腹は痛いし眠れんのや......

 

 

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