ヒーローズ・ログ

ニチアサを中心に、様々な映像作品の感想を垂れ流すためのブログです。

我が魔王・堅あげポテトの歩む覇道

こんにちは、ログ(@exloyrog)です。

 
 
「堅あげポテト」。私はこのお菓子のことを、「ポテチ界の魔王」と呼んでいる。

 

「噛むほどうまい」というキャッチコピーの通り、数あるポテトチップスの中でも堅く、旨い。その抜群な噛み応えに一度憑りつかれた者は、二度と他のポテトチップスを食べることはできない。そう確信している。そんな魔力を秘めた菓子を私は他に知らない。
 
大学の講義の合間に生協へ寄った時。バイトの帰り道コンビニへ足を運んだ時。友達と宅飲みをしようと買い出しにいった時。いつでも、彼はそこにいる。そして私は、堅あげポテトを手に取ってしまう。私はそれほどに堅あげポテトが好きなのだ。
 
 

カルビー 堅あげポテト うすしお味 65g×12袋

 
 
 
 
そんな堅あげポテトだが、近年ある種の迷走を始めた。元々、「うすしお」「ブラックペッパー」の2種しかなく、ポテチ界の中でも最も種類が少なかった。だからこそ、そのシンプルさを売りにして、コアなファンを集めていた。
 
「俺は『ポテトチップス』シリーズのように安易に色んな味を増やしたりなんかしない。期間限定やご当地風味なんてまっぴらごめんだ」
 
とでもいうかのように、流行に乗らず、ひたすら我が道を歩み続けるその姿に、私は惚れていたのだ。
 
 
しかし、なんということだろうか。近年、堅あげポテトが色んな味を増やしたり、期間限定やご当地風味の新商品を続々と売り出したりしているのである。皮肉にも、『ポテトチップス』シリーズよりも多種多様かつハイペースに。魔王にどんな思いがあってかはわからない。だが、とにかく次々と、続々と新たな味を生み続けているのが事実だ。
 
 
それに対して、私は失望したか?見限ったか?否、そうではない。魔王の新たな挑戦に、真っ向から向き合うことにしたのである。先ほど「迷走」、といったが失礼。これは覇道である。我が魔王、堅あげポテトは覇道を歩み始めたのだ!これについていかないわけにはあるまい。
 
 
 
そして私は今日、我が魔王がこれまで歩んできた覇道を記録する。覇道、というだけあって苦節あった。「うすしおとブラックペッパーがなんだかんだ一番美味しいよね」「この味不味い!二度と買わないわ」そんな心無い言葉も浴びせられてきた。多種多様な商品の中には、もう二度と現れないであろうものもあるだろう。それでも、我が魔王は諦めず、覇道を歩み続けている。
 
 
だから私は記録する。時代の証人として、堅あげポテトの歩んだ覇道を記録する。どうかこれを、多くの人に目撃してほしい。
 
 
 
※発売の時系列などは順不同です。また、食べたものだけを記録しているので書けなかったものもたくさんあります。ご了承ください。
※途中からAmazonで写真が見つからなかったので、写真は載せていません。 
 
 
 
 

①のり味

カルビー 堅あげポテト のり味 65g × 12袋

 
カルビーの『ポテトチップス』の味といえば何か?そう聞かれると、多くの人は「うすしお」「コンソメパンチ」の次に、「のり」と答えるであろう。ポテチにおいてのり味は定番中の定番である。だが我が魔王は、「うすしお」と「ブラックペッパー」に拘り続けていた。だが、ついに決断を下した!その慎重な第一歩である。
 
美しい緑色のパッケージ。青と黒のパッケージに見慣れていた私は当初、動揺した。しかし今では、「堅あげポテトの色と言えば?」と街頭インタビューを行えば、「青、黒、緑だよね」と言われるほどに、馴染んでいる。信号機の「赤、青、黄」並の定着率。我が魔王の歩みが認められた証拠である。涙を禁じ得ない。
 
そしてその味。のりがポテチを裏切るわけがない。のり味に噛み応えが合わさったらどうなるか?愚かな問である。私は『ポテトチップス』ののり味や『コイケヤ』ののり味なんか寄せ付けないほど、のり界の王に君臨できるポテンシャルを持つと確信している。いや、もはや君臨しているのではないだろうか。
 
 
 

 ②関西だししょうゆ

カルビー 堅あげポテト 関西だししょうゆ 63g×12袋入

 
 
私が関西だししょうゆと出会ったのは、大学の生協である。キュートなピンクのパッケージを見た時、これは必ず女性にもウケる!と確信した。オシャレに疎いので詳しく語ることができないのは残念であるが、拙い私の想像力を全力で働かせた結果、口に出た感想はこちら。
 
「これは、ブティックに置いたら売れるのでは...?」
 
 
結果的にそのようなことはなかったが、味にこだわり続けた我が魔王が、ファッションにも拘り始めた瞬間であった。あらゆる流行を吸収に我が物にする。そのような危険と隣り合わせの覇道を歩み始めたのだ。
 
そして、関西だししょうゆは今でも大学生協に鎮座している。しかも、うすしおやブラックペッパーはなく、関西だししょうゆだけが並んでいるのである。これにより、大学の者達は「堅あげポテトといえば、やっぱり関西だししょうゆだよね」と口をそろえるようになった。流石我が魔王である。
 
肝心の味だが、うす味のしょうゆがポテトそのものの味を引き立て、食べやすいものとなっている。堅あげポテト史上最も食べやすく、胃もたれしない、優しい味である。見かけたら、是非ご賞味あれ。
 
 
 

③梅

 

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」。堅あげポテトにはこの言葉が似合うと思っている。とことんに和風な印象が強い堅あげポテトだが、実は「和」を前面に押し出した商品はこれまでなかった。「梅味」はついに前面に「和」のテイストを押し出したといえる商品ではないだろうか。
 
少し我が魔王を裏切る形になってしまって申し訳ないが、私は「夏ポテト」が好きである。毎年夏だけ店頭に並ぶ商品自体が期間限定のポテトチップス。暑さとか蝉とかよりも、夏ポテトが発売された時、私は夏の到来を感じる。
 
その「夏ポテト」の風味は「しお」と「梅」。そう、梅味の先駆者は夏ポテトなのだ。だから私は、この領域に踏み込んだ我が魔王を畏れた。まさか、ポテチ界ナンバー1の堅さ・噛み応えを誇る堅あげポテトに、梅を組み合わせるというのか。
 
「夏ポテト」といえばギザギザした形状が特徴的。そのギザギザが噛み応えを補強し、アクセントとなる。そこにふりかけられた梅パウダー。手をベタベタにしながら、ギザギザのポテトを噛み砕くのが好きだった。
 
そこに挑んだ我が魔王。ギザギザじゃないポテトで梅かぁ...。と少し失意の私の元に現れ、ものの数秒で私を黙らせた。ギザギザでなくても、噛み応えで負けるわけがなかろう。「梅味」の代名詞が「堅あげポテト 梅味」になった瞬間であった。
 
 
(とかいいつつ、「夏ポテト」今でも大好きです)
 
 
 

④はちみつバター

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「正気か?」
 
店頭に並んだ黄色いパッケージを見た時、思わず声に出してしまった。
 
当時、あるニュースが飛び込み、ポテチ界に激震が走った。それはポテチと甘味のコラボレーションという、衝撃のニュースである。
 
コイケヤによる「苺のショートケーキ味」「みかん味」。他にも後々調べたところ、「もも味」「バナナ味」なるものもあるようだ。正直、頭がおかしいのではないかと思った。甘味は甘味、ポテチはポテチだからこそ美味しいのであって、甘味をポテチに乗せてもポテチ本来の風味を殺すだけだ。これはまさにポテトの神への冒涜。私は手に取ることもせず、目を背けていた。
 
しかし、我が魔王はコイケヤが歩んだ邪道へ、足を踏み入れた。神をも畏れず、進み続けるその後ろ姿に、私は目を背けることができなくなった。挑戦するしかない。受け入れるしかない。ポテチが挑んだ、新たな領域に。
 
 
そして結果は、正解であった。甘味さえも取り込み、我が魔王は覚醒したのである。
 
そもそも「はちみつバター」という、ただの甘味でないところに我が魔王の戦略があった。もし「はちみつ」だけでは、はちみつの甘さにやられていたかもしれない。それを「バター」も入れることで、ポテチ本来の味も殺さない美味を造ることができたのだ。
 
 
余談だが、私の先輩は家族一同で「はちみつバター」を気にいり、毎日食べられるようにストックしていたという。一度決めたら譲らない、意志の固い先輩をも、堅あげポテトの沼に引きずり込んだのである。我が魔王の進化した魔力が、人を変えた瞬間であった。
 
 
 

⑤和牛の赤ワインソース仕立て

私の知ってる限りで、最も美しく、大人の色気を持っているのではないかという女性の先輩が、私の所属する部活にいる。THE・大人な女性という雰囲気でありながら、優しく、無邪気で人懐っこい。そんな姿に私は少し惚れていたが、「先輩」という壁があり、なかなか近づけずにいた。
 
そんな中、たまたま同期の友達と遊んでいる時。私と同期は先輩たちの宅飲みに突然呼ばれた。突然のお誘いに、ありがたく思いながらも、正直心底同様していた。「先輩と飲める!!けどどうしよう行っていいのだろうか恐れ多い...。いやでも行けるなら!!」私の頭の中はパニックであった。
 
だがそんな私の動揺も知らず、同期たちは宅飲みに持っていく追加のお菓子やお酒の買い出しを始めていた。おいこら、ホントに行くのか。否応なく覚悟を決めた私であったが、次なる障害が待ち受けていた。
 
 
「何を買っていけば、先輩は喜んでくれるんだ?」
 
 
当時大人の世界をほとんど知らなかった私は、どんなお酒、またはお菓子を買えばいいのかわからなかった。どうしようどうしようどうしよう。「あと何買う?」もう買い物をほぼ終えていた同期たちの前で私は悩んだ。コンビニの隅から隅まで、商品を物色した。そこに現れ、救いの手を差し伸べたのが我が魔王であった。
 
 
『和牛の赤ワインソース仕立て』
 
 
何だこれは。「和牛」?そんなカロリーの高そうな。ていうかもはやメインディッシュじゃ...。いや、「赤ワインソース仕立て」だと.....?
 
この時、私の中で「正解ボタン」が鳴り響いた。これだ、これが「大人」だ...!!!
 
 
 
こうして我が魔王のおかげで、私は大人の階段を一歩踏み出すことができた。先輩に「これ、お酒のおつまみにすごくいいね!センスあるじゃん!」と言われた時の喜びを、私は今後も忘れることはできないだろう。
 
 
 

⑥抹茶あずき

さきほど、梅味の際に、我が魔王は「和」を本格的に取り入れた、と述べた。
 
またはちみつバターの際に、甘味も取り込み、覚醒したと記録した。
 
我が魔王は、「抹茶あずき」味によってこの2つ、「和」と「甘味」を掛け合わせることで、更なる高みを目指したのである。
 
緑のパッケージといえば「のり」だと思っているが、「抹茶あずき」の緑はより「和」で、歴代堅揚げポテトの中でも最も印象深く残っている。味はどちらかというと「あずき」の要素が強いが、時折香る抹茶の香りにおもわず「わあ...(和あ...)」と感嘆のため息を漏らした。デザイン、味ともに素晴らしく「和」な一品である。
 
 
 

⑦アボカドわさび

「アボカド」の要素は正直よくわからない。当時もよくわからなかったが、未だによくわからない。ひとつ言えるとすれば、バターのような役割だったのだろうか。
 
それよりなにより、「わさび」である。ここで我が魔王は、「辛味」を取り入れた。ポテトに辛味が合わないわけがない。私は思わずガッツポーズを取った。
 
ここでポイントなのが、「わさび」を選んだ点。ポテチで辛味といえば、すぐに浮かぶのは「唐辛子」「七味」とかではないだろうか。コイケヤの「からムーチョ」などが代表的であろう。我が魔王も、きっと辛味を取り入れようと考えた時、「唐辛子」などが真っ先に浮かんだに違いない。
 
しかし、選んだ道は「わさび」であった。確かに「わさビーフ」などのお菓子はあるが、逆にいえば「わさビーフ」しかなかった。これはチャンス!とわさび業界に飛び込んでいった我が魔王。手にしたのは覇権である。
 
 
 

⑧伊勢海老の香ばし醤油

 
「贅沢だ...」
 
ただただ、そう思った。「伊勢海老」の「香ばし醤油」である。そんなの美味しいに決まっとるやんけ。
 
実際、伊勢海老の風味を存分に使用した堅揚げポテトは、大変美味であった。だが一方で、「こんな贅沢なら、すぐに無くなってしまうに違いない」とも思った。
 
私は見つかるだけの「伊勢海老の香ばし醤油」を買い占めた。今思えば大変愚かな行為だったと思っている。一人でも多くのユーザーを増やす方が、我が魔王の為になったのだ。申し訳なさでいっぱいである。
 
 
でも、美味しかったです。どうか復活してください。
 
 
 

⑨梅こんぶ

「季節限定」と書かれた桜柄、紅く燃えるようなパッケージと美味しそうな梅干し。素晴らしい。

 
だが、何故梅"こんぶ"なのか。
 
梅味は「夏ポテト」同様季節限定商品なので、毎年季節になると現れる。だが、我が魔王の場合、毎年微妙にリニューアルする。梅こんぶの次の年も、忘れたが微妙に違った気がする。
 
今まで絶賛してきたのに申し訳ないのであるが、ここでひとつ苦言を呈したい。
 
シンプルな 梅味でいいよ 我が魔王 (五・七・五)
 
 
 
 

⑩ゆず明太子

 
これも少し不思議であった。「ゆず」「明太子」それぞれ別でいいのに、何故一緒にしたのか。我が魔王よ、どうしたのだ。それが覇道だというのか。
 
味についてはゆずが強かったように記憶している。大変申し訳ないのであるが、後に触れる最強のゆず商品の前には、敗北を喫したように思う。だが、これも挑戦の一途であると思うと記録しないわけにはいかない。ここから、更なる挑戦が始まるのだ。
 
 
 

⑪黒みつきなこ

 
私が記憶している&食べたことのある物では、一番最後に現れた甘味シリーズだったように思う。最後に登場したのは「黒みつきなこ」。和菓子の王道である。
 
思えば、「はちみつバター」「抹茶あずき」「黒みつきなこ」とどれも和風であった。(はちみつはちょっと微妙だけど)「ショートケーキ」など、洋風には手を出さなかったのが流石は我が魔王。話題性だけにとらわれず、味もしっかりと意識した辺りに、王の風格が見られよう。
 
ただ、甘味三兄弟の中では一番微妙だったと思う。黒みつが強く、ポテチの味を少し殺していた。個人的にははちみつバターが好きだったが、世間的にはどうだったのだろうか。
 
甘味シリーズは結局今は見られなくなった。だが、いつかまた会えることを私は心待ちにしている。
 
 
 

⑫わさび

 
「アボカド」はよくわからなかった。そんな私の声が届いたのか、堂々と「わさび」味を出してきた我が魔王。それだ、それでこそ魔王である。
 
噛んだ瞬間のわさびとポテトの風味と、後で鼻から抜けてくるツンという辛味。まさに「わさび」そのものを体現し、取り込み、ポテトチップスとして商品化した最高の一品。辛味ポテトチップスとして、「カラムーチョ」に肩を並べることができていたと私は確信する。
 
 
 

⑬炭焼き鶏とレモン

 
ここから、ご飯ものシリーズが続々と、毎週手を変え品を変え現れる。本当に毎週のように新商品が出るものだから驚いた。あまりのスピード感に、コンビニには毎日通い、見逃さないよう気をつけた。これは我が魔王と私の戦いでもあったのである。
 
「炭焼き鶏とレモン」は、レモンの香りがとても香ばしく、鶏肉の味を上手くポテトと調和させていた。予想よりも、臭みがなかったのである。これを食べたのはバイト上がりの深夜であったが、我が魔王はそんな私の状況を察してくれたのだろうか。御慈悲に感服である。
 
 
 

⑭あさりバター

 
甘味も、辛味も、肉も越え、ついに貝類にまで手を出された。「あさりバター」など、どちらかというとカップ麺・スープのコーナーに並ぶ商品名である。正直コーナーを間違えたかと思った。
 
あさりを前面に押し出すパッケージであるが、どちらかというと「バター」な風味が強かったように思う。そうそう、触れるのを忘れていたが、これは「匠味」シリーズ。「炭焼き鶏とレモン」や「伊勢海老の香ばししょうゆ」なども同系統。ご飯ものシリーズと先ほど書いたが、公式には「匠味」シリーズである。まさに「匠」の技を感じさせる味の数々だ。
 
 
 

⑮明太チーズ

 
先ほど「ゆず」と共に出てきた「明太子」。今度は「チーズ」と共に現れた。
 
ただ、ここで非常に残念なお知らせがある。私はポテチにおける「チーズ」が苦手だ。「ピザポテト」に代表されるが、とにかく臭いがきつい。袋を開けた瞬間空気中に充満するあの臭いには、未だ慣れない。
 
チーズ好きにはきっとオススメできると思う。だが、本当に申し訳ない。私は語る術を知らないのだ。
 
そして、「明太子味」はいつ現れるというのであろうか
 
 
 
 

熟成肉の岩塩仕立て

 
ただただ力強い題である。ここからこのような「お肉」シリーズが続く。我が魔王、お肉好きなの?
 
岩塩仕立て、というだけあって塩味がとても効いていて、おつまみとして優秀な一品だった。
 
 
 

⑰牛タン塩レモン

 
やはり我が魔王、お肉にハマっている。胃もたれさせようとでも言うのか。そこで胃もたれさせないバランスを取れるのは流石であるが。
 
正直言うと「炭焼き鶏とレモン」に近く、レモン要素が多い。というか、あまり牛タンを日頃食べないので、あまり違いがわからないというのが本心だ。どうせなら食べ比べをしたかったので、カルビーさん、お肉シリーズでまとめて売っていただけないだろうか。
 
 
 
 

⑱和牛すき

 
そして今度はすき焼きである。もういっそのこと全肉料理に挑戦しようかという勢いだ。ハンバーグ味、ステーキ味なども来るかと身構えたが、特にこなかった。
 
流石に飽きるな...。と思ってしまった私だったが、「和牛すき」はお肉感が他よりもあったと思う。メインディッシュにも行ける。そんな可能性も秘めた一品。
 
 
 
 

⑲塩がきいてるじゃがバター

 
このパッケージを見た時、私は心底安心した。ついに王道へ戻ってきたからである。
 
勿論、我が魔王が歩んできた覇道を否定するつもりは毛頭ない。しかし、目の前に「王道」を出されたら安心を覚えるのは、人間の心理である。冒頭でうすしお、ブラックペッパーを肯定する者を「心無い言葉」と表現しておきながら、少し納得してしまった気持ちも正直あった。ごめんよ我が魔王。
 
しかし、ここまでの覇道を歩んだからこそ、辿り着いたシンプルな道、とも解釈できないだろうか。巡り巡って辿り着いた「じゃがバター」という王道。これぞ覇道を歩んだ成果である。
 
 
...と言いつつ、いざ食べてみると物足りない感もあったのも事実。私の舌が麻痺していたのか、単に薄かったのか。もうよくわからなくなっていた。
 
 
 
 

⑳鶏だしぽん酢

 
お肉シリーズではあるが、「ぽん酢」という大変ポテチに合う調味料を絡めてきた一品。大正解である。関西だししょうゆとかに近い系統を感じた。
 
ところで匠味シリーズ、どうやって作っているのだろうか。堅揚げポテト通と名乗りながら、恥ずかしいことに制作過程を私はあまり知らない。どのように味を調合し、次々と匠の味を造っていったのか。その道のプロがしっかりと監修してできた「匠味」なのか。非情に興味深い。
 
 
 
 
 

㉑ゆずこしょう

 
真 打 登 場。
 
 
冒頭に書いたように、今回の記録は時系列順ではない。だから、「ゆずこしょう」がどのタイミングで生まれたのかはわからない。
 
だが一つだけ自身をもって言えることがある。堅揚げポテトシリーズの中で最も美味しい味は「ゆずこしょう」であると。
 
ゆずパウダーの酸っぱくピリッとした味、それと絡まる胡椒の辛味。それらが舌先に広がった瞬間の幸福といったら。そして、風味が広がった瞬間に、噛む、噛む、噛む。そうして口中に、いやもはや全神経に「ゆずこしょう」が広がるのだ。
 
辛いけど、さわやか。さわやかだけど、辛い。そんな絶妙なゆずと胡椒のコンビネーションは、全人類にオススメしたい代物である。一時期レギュラーになったのに、今はあまり見られないのが残念。個人的には、代表商品として年中並べてほしいものだ。
 
 
 
 

㉒白えび

 
これもかなり気にいっている一品。堅あげには「和」が合うとたびたびお伝えしてきたが、「白えび」味はまさにそれで、我らが日本だからこそできる味だと思う。
 
以前出てきた「伊勢海老」は少し贅沢だった。だから二度とお目にかかれないような気がしているが、「白えび」は近くのイオンに必ず並んでいる。だから毎回宅飲みする時に買ってしまう。「またそれかよ~」と言われようが何だろうが、買い続ける。それが私の生きる道なのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
ここまで、堅あげポテトにおけるたくさんの味を記録してきた。他にも食べた物はあったと思うが、写真に撮るのをやめた時期があり、残念ながら記録に残すことができない。また、私の地域では手に入らないような「ご当地風味」も全国に点在するだろうし、我が魔王の覇道を全て見届けるのは困難を極める。できれば全て書き連ねたかったが、申し訳ない。
 
だが、ここに並んだ22の風味だけでも、かなり様々なチャレンジをしてきたことが見て取れよう。失敗もあった。一瞬でなくなったものもあった。だが、諦めず、覇道を歩み続けた結果、人々の心に残るような素晴らしい品も生まれた。それは我が魔王・堅あげポテトだからこそできたことではないだろうか。
 
 
世の中には数々のポテトチップスがある。その中で、たくさんの道を歩み、今もなお挑戦し続ける様はまさに「ポテチ界の魔王」。私は今後も、人生をかけ追いかけていきたい。
 
 
 
 
 
 

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