さあさあやって参りました2018年の個人的年間アルバムベストでございます。とっくに2018年終わったなどという野暮なツッコミは無しでお願いします。
といっても順位自体は2018年内に決まってました。その上で細かい基準やら感想やらは本日書いております。ジャンルの偏りは凄いし、聞けなかったアルバムもたくさんあるんだけどね。"個人的"年間アルバムベストってことでよろしくです。
順位を発表する前に世間の順位をドン。
1位「Finally」安室奈美恵
2位「僕たちは、あの日の夜明けを知っている」AKB48
3位「海のOh,Yeah!!」サザンオールスターズ
4位「重力と呼吸」Mr.Children
5位「初恋」宇多田ヒカル
6位「GR8EST」関ジャニ∞
8位「BDZ」TWICE
9位「Yummy!!」Kis-My-Ft2
10位「SENSE or LOVE」Hey!Say!JUMP
2018年の12月20日に発表された「第51回オリコン年間ランキング 2018」によると、17年の11月に発売された安室ちゃんのベストアルバムが17年に続いて首位でした。それ以下はAKB、ジャニーズ、K-POPのアイドル枠と、ミスチル、宇多田、サザンといった大御所が名を連ねるベストテンでした。その下にWANIMAや三代目、米津らが並ぶ流れ。昨年大ブームとなったあいみょんや米津、DA PUMPは配信ランキングで強いみたいですが、アルバムとなるとまた違ってくるよなあという結果でした。あいみょん、今年のランキングには確実に入りそうよね。
続いてTSUTAYA。
1位「海のOh,Yeah!!」サザンオールスターズ
2位「重力と呼吸」Mr.Children
3位「Finally」安室奈美恵
4位「Everybody!!」WANIMA
5位「初恋」宇多田ヒカル
6位「BDZ」TWICE
7位「GR8EST」関ジャニ∞
8位「SENSE or LOVE」Hey!Say!JUMP
9位「BOOTLEG」米津玄師
10位「FUTURE」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
2018年12月5日発表。サザンが1位で5位までにはアイドルがいないランキングですね。中でもWANIMAがこれだけ売れてる事実に驚きです。 6位以下はちょくちょく入れ替わりつつ、三代目と米津がオリコンよりも上にあります。その下には映画『グレイテスト・ショーマン』のサントラも。好評だったのにまだ観てないなあ......。
これらが世間のランキングですが、結論から言います。
このランキングに載ってるアルバム、9割方聴けていません。
この時点で独断と偏見に塗れているログの2018年年間アルバムランキング、発表です!!
※オリコン等と違い、2018年内に発売されたアルバムで集計しました。また、邦楽アルバムのみに限ります。
第10位 「ムキシ」レキシ
いつも歴史に関するふざけた曲ばっかり歌っているレキシの新譜「ムキシ」。毎度タイトルがシンプルでわかりやすく、知らなくても何枚目なのかすぐ理解できちゃう。そんなレキシの6枚目には、ビッグ門左衛門(三浦大知)、カモン葵(手嶌葵)、オシャレキシ(上原ひろみ)、足軽先生(いとうせいこう)、シャカッチ(ハナレグミ)といったゲストが名を連ねました。毎度豪華。
相変わらず歌詞も曲名もふざけまくってますけど、音楽がとても心地良く、キャッチーなフレーズを思わず口ずさみたくなっちゃう曲だらけ。「GOEMON feat.ビッグ門左衛門」とか「ご、え、もん!」って言ってるだけのサビなのにあんなに惹かれちゃう。大知くんの美声のお陰でもあるんですが、大知くんの声や歌い方をバッチリ活かしきる辺りやっぱりフレーズ作りの天才だなあと思うわけです。
レキシ -「GOEMON feat. ビッグ門左衛門 (三浦大知)」 Music Video (YouTube ver.)
「GET A NOTE」も「あ~いつの下駄、の音、がしたんだっ」を繰り返すだけだし、「SEGODON」も「せ、ご、ど~ん(美声)」だし、「SAKOKU」も「さこくぅ~!(バラードロック調)」だし。しっかりとした歌詞求めちゃう人にはあまりヒットしないかもなんですけど、そういう人達さえもメロディアスに捻じ伏せる力は十二分にあると思います。特に「SAKOKU」はビッグバンド×上原ひろみ×ロックという最強すぎる大曲なので気にいってずっと聴いてます。上原ひろみのソロ中に裏でジャズボーカルする池ちゃんにはいつも爆笑しながら痺れさせられる。「さこくさこく」うるせえ(笑)
第9位 「Juice=Juice #2 -!Una mas!-」Juice=Juice

Juice=Juice#2 -! Una mas! -【通常盤】
- アーティスト: Juice=Juice
- 出版社/メーカー: アップフロントワークス
- 発売日: 2018/08/01
- メディア: CD
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ハロー!プロジェクトのアイドル「Juice=Juice」による2枚目のアルバム。2枚組で全23曲という大ボリュームです。 大ボリュームすぎて何から語ればいいかわからないけど、ラテン、ロック、バラード、エレクトロなどなど何でもござれ。どれもバッチリ歌いこなすんだから強い。もっと売れてほしいグループです。(今度2人卒業しちゃうけど......)
実は先日「超英雄祭2019」の日、たまたま昼間にフリーライブをやっていたので生で見ることができたんですよね。細い!!美の暴力!!って感じでした。特に段原瑠々さん、高木紗友希さん、金澤朋子さんの3名が歌上手くて聴きいっちゃいました。その時に惚れた楽曲が、こちらに収録された「禁断少女」。
こちらはダンスレクチャーなのでちょっとしか流れてませんけど、金澤さんと段原さんの2人が細かくダンスレクチャーしてます。特に瑠々ちゃんのね、表情に惚れますね......。これが推しか......。
Juice=Juice『Fiesta! Fiesta!』(ショートVer.)
ラテンじゃ~~~!!!!!とゴリゴリに攻める真紅の1曲。Juice=Juiceにハマったのはこちらの曲からです。熱さ全開なんですが、女性アイドルが歌うからこそ暑苦しさが無いです。スカッとシュワッと燃えてます。何を言っているかわからねーと思うがとりあえず聴いてください。
Juice=Juice『Vivid Midnight』(Juice=Juice[Vivid Midnight])(Promotion Edit)
K-POPかな?と勘違いしちゃうビジュアルときゃわわなダンスミュージック。個人的に好きなのは「ビビっとしたい Midnight 自信もほしいよキリない 美美美を美をプリーズ」というワンフレーズです。「Vivid」と「ビビっと」と「美美」でかけてる辺りがちょっとダサくてツボ。「ダサカッコいい」なんて言葉が流行しましたが、この曲もちゃんとカッコよく乗りこなせてるからハマるんですよね~。
紹介しきれませんでしたが、バリエーション豊富で大変楽しめる1枚でした。
第8位 「DREAM WALK」パソコン音楽クラブ
Spotifyを漁っていたら出会ったアルバム。全8曲ほぼインストで、クラブミュージック的なやつです。正直この辺りのジャンルが全然分からないのでどう言ったらいいのか分かりませんが......。とにかく、全く見知らぬグループの全く聴き知らぬ音楽でありながら、一気に心を掴まれたのでした。
一応こんな人たちだよってのを引用しておきましょう。
パソコン音楽クラブは「DTMの新時代が到来する!」をテーマに、 Roland・SCシリーズやヤマハ・MUシリーズなどの1990年代の音源モジュールを用いて楽曲制作する、2015年に関西で結成されたユニット。2017年にMaltine Recordsから無料配信ミニアルバム「PARK CITY」を発表したのを皮切りに、東京・ラフォーレ原宿のグランバザールのCM音楽を制作したり、テレビ東京系ドラマ「電影少女‐VIDEO GIRL AI 2018-」の主題歌である
tofubeats「ふめつのこころ」の公式リミックスを担当したりと活動の幅を広げている。 ・90年代音源モジュールで曲作り、パソコン音楽クラブが初の全国流通盤リリース(コメントあり / 動画あり) - 音楽ナタリー
要は今から20年ほど前の古い機材を使って音楽作ろうぜ!というグループ。ここでtofubeatsの名が出てきて、なるほど確かに近い要素があるな~と思いました。その辺りが好みな方はオススメ。ただ、古い機材を使ってるということでノスタルジックな音楽なのかなと思いきや、それだけでなく新しさも感じる曲ばかりで、決して古臭くない。曲目紹介を細かくするのは難しいですが、全体を通してそういうポイントに惹かれるアルバムでした。ライブはこんな感じ。
さっきからふわふわとしたことしか言ってないのでとりあえず聴いてください。彼らの曲はSoundCloudで沢山発表されているのでフリーで聴けます。
第7位 「dressing」LUCKY TAPES
昨年はNHKの「あさイチ」にも出演し話題を呼んだLUCKY TAPESの新譜。結成した頃から好きだったので、どんどん大きくなっていてファンとしては嬉しいです。ブラックミュージックを取り入れ、ポップで装飾したバンドなんて巷で言われていますが、ざっくり言うととにかくお洒落で甘い音楽が特徴的ですね。ただ甘ったるくはないので何度でも食べれちゃう、みたいな。(頭悪くて伝わりにくいと思うので、書きながら「音楽勉強しよう...」ってなってる)
緩やかにノリながらついついハンドクラップを真似たくなるリードトラックの「22」に始まり、語呂の良いサビに酔いしれる「Punch Drunk Love」、美しいピアノのフレーズとスネアにゆったり揺られる「COS」......とLUCKY TAPES節が次々と繰り出されてご満悦。一番のおすすめは、「あさイチ」でも演奏された「Gravity」です。無重力空間に放り出されたような心地になる1曲。
第6位 「SickSickSickSick」佐藤千亜紀

- アーティスト: 佐藤千亜妃,Chiaki Sato,Yoshinori Sunahara
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2018/07/25
- メディア: CD
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きのこ帝国のボーカルである佐藤千亜妃のソロプロジェクトより1枚。発売時にTSUTAYAのトップに並んでたので見かけた方は結構いるかと。「金木犀の夜」が収録されたきのこ帝国の「タイム・ラプス」も良かったんですが、個人的にはこちらの方が響きましたね。E.P.だからアルバムに含んでいいのかって感じですけど、まあそこは許して......(基準がガバガバになる音)
タイトルは「シクシクシクシク」という泣いている時の擬音との掛詞なわけですが、その切ない感情が5曲にたっぷりと詰まっています。轟音とぼやけたボーカルで湿り気たっぷりな「SickSickSickSick」で開幕すると、切なさや虚しさ、願いや未練といった後ろ向きな気持ちが溢れ出し、それを優しいポップスで受け止める。きのこ帝国でも表れてる佐藤千亜妃独自の世界観が、バンド以上に発揮された名盤です。
→もはや夏の名曲
第5位 「SAFARI」土岐麻子
こちらもSpotifyからのおすすめで見つけた1枚。土岐麻子さん、存じ上げなかったのですが、ジャズ、ポップスという2大ジャンルで数々の曲を歌い上げてこられた方、ということでよろしいか。CMソングなんかも沢山歌われております。その歌声はとにかく透き通っていて、クール。
もうインストと言っていいんじゃないか、ってほど歌が強く主張してこないんですよね。「溶け込んでいる」といいますか。ここまでの流れで何となく分かっていただけたかと思うんですけど、こういう生活に根ざして、溶け込んでくれるような楽曲が大好きです。ドライブする時も、勉強する時も、気持ちを調整したい時もこういう音楽を好んじゃうんです。だからこそ土岐麻子さんの音楽は自分の生活にピッタリはまりこんでくれました。その時点で「SAFARI」、自分の中で名盤確定です。
溶け込んでくれるような、ってふわっとしすぎですね。人それぞれだし。ジャンルでいったらシティポップ的なやつが好きなのかもしれません。
第4位 「WORLD'S END」lylical school
正直昨年末はずっとこれ聴いてた。それぐらいドップリと浸かってしまいました。ラップアイドル・lylical schoolによるエネルギッシュな1枚です。プロデュースしているのは先ほども登場したtofubeats。
「WORLD'S END」という題の通り、世界の終わりがテーマなんですけど、「世界が終わるらしいけど、あなたと一緒なら何とかなるよね!」っていう女の子の無敵感で殴ってくる爽快な作品です。何かもうキラキラしまくってて眩しい。でも不快感は無い。むしろ一緒に手を取り合ってはしゃぎたくなるくらい。
とはいえただ元気なだけで無く、所々に少女が心に抱える寂しさや焦燥が垣間見えるところもまた良くて。その辺りの表・裏をひっくるめた「青春」が、色んなテンポのヒップホップに落とし込まれています。
ていうかこの子達、ラップが中々上手なんですよ。5人とも耳障りが良い。ヒップホップの曲はどうしても聴いていると耳に引っかかってしまうことが多い印象を持っているのですが、彼女達の会話するように流れるラップにはそんなことも無く、むしろ心地良ささえ感じます。ちなみにカラオケで真似しようとしたら流石に息切れしました。
→夏最高!私ら最強!な元気いっぱいの夏曲
第3位 「好きなら問わない」ゲスの極み乙女。
不倫事件以降、メディアに過剰なまでにいじめられまくった川谷絵音の毒がこれでもかと詰まった1作。現代社会に対する痛烈な風刺がゲス流に音楽に昇華されていて、とにかく耳に、心に刺さります。これらを「好きなら問わない」というタイトルでパッケージングしているのもらしさ全開です。
特にこの曲は映像も使って真っ向から挑んでますね。いやもう毒がすげえ。「あの蒼いふりした綺麗事で誰かいなくなって 世は蒼くなったつもりになった 彼女はそう深い闇の中でずっと イメージをイメージで作り上げた」という2番のサビだけで言いたい事を全て包んでいて、それが4つ打ちのビートに乗せられ、切なげな絵音氏の声で届けられる。これだけで自分はやられました。正直一時期ゲス聴かなくなってましたけど、出戻りしちゃったな......。
と思ったら、毒がすっかり抜けてしまったような爽やかで切ない1曲もあり。ちょっとindigo la end寄りの雰囲気を感じますが、ゲスにこれを歌わせるからこその良さがあります。MV版は原曲と違って、間奏に台詞パートがあり、そこに「ゲスの極み乙女。」というバンドの良さが詰まっているので是非聴いてほしい。何と言うか、救われます。
他にも「私以外私じゃないの」や「ホワイトワルツ」の新アレンジというファン垂涎の楽曲や、タイアップ曲である「戦ってしまうよ」「颯爽と走るトネガワ君」も収録。ゲスファンも、聴いたことない人も関係なく楽しめる、まさに「好きなら問わない」1枚です。
第2位 「マテリアルクラブ」マテリアルクラブ
Base Ball Bearの小出祐介とチャットモンチー(済)の福岡晃子が始めた新プロジェクト、マテリアルクラブの1st Album。「やりたいと思ったことを全部やったぜ」と言わんばかりに、色んなジャンルの音楽がごちゃ混ぜにされたような1枚です。マテリアル「クラブ」という名前や、ラボで実験しているような姿が見える「Nicogoly」の詞から、自分達の思い描くポップを研究し極めようという志が見られます。
発売前に公開された「Nicogoly」と「00文法」だけ聞くと、ロックバンドのボーカルがヒップホップ的アプローチに挑戦しているアルバムなのね、と思いそうですが、それだけで終わらないのがこの実験作。トリプルファイヤーの吉田氏と飲み会で会話した言葉を抽出し、サンプリングした怪作「閉めた男」、女優の岸井ゆきのさんがUKロックをバックに架空の動物を紹介し続ける「Kawaii」、同じく岸井さんが朗読するだけの「Curtain」、そこから繋がるドラマチックな「WATER」。ヒップホップ、ロック、ポップと色んな目線で楽しめるおもちゃ箱のような作品です。
マテリアルクラブ - WATER (Official MV)
聴けば聴くほど面白い作品で何度も聴けちゃいます。個人的にはストレートにヒップホップな「Material World」がおすすめ。
Mummy-D(RHYMESTER)×Ryohu(KANDYTOWN)×小出祐介×福岡晃子という音楽家達の奇跡的な交わりには高まらないわけがない。
第1位 「Double Rift」CRCK/LCKS
個人的年間アルバムベストとして挙げたいのは、CRCK/LCKS(クラックラックス)の3rdE.P.です。どういうバンドかを説明すると時間がかかる(というか自分もそこまで詳しくない)ので少し引用。
CRCK/LCKS(クラックラックス)は、5人の若き個性あふれるメンバーの集合体だ。2013年にアルバム『シャーマン狩り』でデビューした作曲家の小田朋美。昨年、<フジロックフェスティバル>へと出演を果たしたバンド、ものんくるのリーダー角田隆太。数多くのレコーディングやライブに出演し、大御所ジャズアーティストのライブレコーディングにも参加するなど、天才ドラマーと呼び声が高い石若駿。メジャーファーストアルバムがジャズ専門誌でアルバムオブザイヤー、国内ニューススター賞を獲得し、すでにリーダーアルバムを2枚リリースしているギタリストの井上銘。そして、音楽留学から戻り、わずか1年少々ながら、この個のあるメンバーたちをまとめているリーダーの小西遼。
ここまでを読むと、近年国内で流行しているジャズ要素を感じるバンドがデビューだと感じる人もいるかもしれないが、彼らの音楽は“ド”がつくほどポップスな歌モノ。個々の技術の高さやセンスを存分に感じさせるように、それぞれのパートがたちながらも、バンドサウンドを崩すこととなく調和させている。
2年前の記事なので少し古いですが、この時点でメンバーの経歴が凄く、実力派なんだということがわかります。パッと見お堅い音楽なのかなと思われそうですがそんなことは全くなく。記事にもあるように「“ド”がつくほどポップスな歌モノ」なのでバンドを全く知らなくても聴きやすいです。ジャズで磨いた実力をポップスに見事に昇華されています。
CRCK/LCKS(クラックラックス)3rdEP『Double Rift』(7/11Release)Official Teaser
抜群のリズム感を持ったリズム隊に、遊び心満載なシンセとギター、そして深みのある小田さんのボーカルと小西さんの優しいコーラス。これらが混ざって心地良いリズムを生み、何度でも繰り返し聴きたくなる作品へと仕上がっている。1枚目からバンドの姿勢は一貫しているのですが、この『Double Rift』は特に洗練された作品という感じがしました。
軽快なギターリフに始まるポップでカワイイ「O.K.」、スローテンポで鳴るシンセにグッとくる「No Goodbye」、何やってんのか訳わかんないスゴ技インスト「Skit」、細かく刻まれる小田さんのハキハキとした語感と、様々な楽器の高音域に癒される「窓」などなど、素晴らしい曲が次々と自然に舞い降りるので、思わずニッコリしてしまいます。
→ところで小田さんの横顔、榮倉奈々感ありません???ふつくしい
9曲ある内一番のおすすめは「zero」。上で紹介したLUCKY TAPESの「gravity」同様、いやそれ以上に宇宙空間へ放り出されたような感覚に陥る不思議感満載な楽曲です。てかこんな曲どうやって作るんや......。この辺ジャズ要素も沢山感じられたので、音楽に造詣が深い方は尚更楽しめるんじゃないかな。私は言うほど詳しくないので「す、すっげ~~~~~!!!!」とアホ面晒して聴いてます。すげえことだけはわかるぜ。
などなど、曲別に紹介しましたが、1枚通して聴いた時の完成度が物凄く高いのもポイント。是非1枚通しで、シャッフルせずに聴いてみてください。
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というわけで、以上で「2018年"個人的"年間アルバムランキング」の発表を終わりたいと思います。改めて並べると以下の通り。
1位「Double Rift」CRCK/LCKS
3位「好きなら問わない」ゲスの極み乙女。
4位「WORLD'S END」lylical school
6位「SickSickSickSick」佐藤千亜紀
7位「dressing」LUCKY TAPES
8位「DREAM WALK」パソコン音楽クラブ
9位「Juice=Juice #2 -!Una mas!-」Juice=Juice
10位「ムキシ」レキシ
以下、11位~20位選ぶならこれだなっていうアルバム達。順不同。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー VSキャラクターソングアルバム
- アーティスト: V.A.
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- 発売日: 2018/12/26
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- アーティスト: モーニング娘。20th
- 出版社/メーカー: UP FRONT WORKS Z = MUSIC =
- 発売日: 2018/02/07
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以下、聴いていたらランクインしてたかなってアルバム。

POP VIRUS (CD+Blu-ray+特製ブックレット)(初回限定盤A)(特典なし)
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- 発売日: 2018/12/19
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うう、全然聴けてねえ......!!
御察しの通り、聴いた量で言うと50枚も満たないくらいなわけでして。ランキング作った割にその辺甘いよな~と反省してます。まあ昨年出会った曲が全て2018年発売ってわけじゃなかったので......と言い訳しつつ、今年の目標はもっと沢山新譜をチェックすることですかね。食わず嫌いせず、もっと色んなジャンルに挑戦していけたらなと思います。とはいえ、Spotifyの恩恵を受けて沢山の音楽に出会えたのは良い年だったなあ。ストリーミングサービス、恐るべし。
というわけで、趣味全開・個人的な年間アルバムランキング2018でした。今年はもっと沢山の楽曲と出会えますように!
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