零れ落ちる前に。

その時々感じたことを、零れ落ちる前に。

わたしの #ベストアルバム2019 15位→11位

2019年振り返りシリーズ第3弾、CDアルバム編です。放置してたら2019年も遠い過去。2020年もこの3ヶ月でたくさんの素敵な新譜に出会っております。ありがたきしあわせ。

 

その素晴らしい作品を次々と世に出してくれている音楽業界が、いま未曾有の危機に見舞われています。aikoさんやNUMBER GIRL打首獄門同好会などなかなか観に行けないようなライブを無観客生配信で見られたのは嬉しいことですが、無償で与えてもらうだけでは状況は好転しません。

 

私たちに出来ることといえばCDやグッズ、ライブDVDなど商品を購入してアーティストさん達を支えること。日頃よりもお金をじゃんじゃん落とす。もちろん全方面に実行するのは金銭的に厳しいですけど、一番お世話になっているところだけにでもお金をつぎ込むのは、大事なんじゃないかと思うのです。私自身、ハロプロに向けて今じゃんじゃかお金をつぎ込んでます。CDもたくさん買いました。こぶしファクトリーのラストシングル、『青春の花/スタートライン』は絶賛発売中。みんな、経済を回そうぜ。

 

 

青春の花/スタートライン(通常盤A)(特典なし)

青春の花/スタートライン(通常盤A)(特典なし)

 

 

 

 

そんな2020年3月の今日から少しタイムスリップし、時は2019年。年末にはもう決めていた #ベストアルバム2019 のマイベスト15を紹介しま~す。ジャンルは問わずにごちゃ混ぜベスト。ただしベスト盤とEPは除く。アルバム形態のみでランク付けしました。ハッシュタグは音楽だいすきクラブさん発案の毎年年末にちらほら見かけるやつです。2019年も素敵なランキング企画をありがとうございました。次回はなんとか期間中にブログ書きたい。

 

 

ongakudaisukiclub.hateblo.jp

 

ongakudaisukiclub.hateblo.jp

 

ちなみにこの期間中に私もハッシュタグつけてツイートしましたが、その頃とはややランク順が異なっています。ちょっと気持ちが変わったり変わらなかったりしたので。

 

本来なら一気に15枚分並べたいところですが、ブログの更新意欲・頻度アップのため、5曲ずつ行かせてください。ちょっとね、毎回バーッって放出すると無駄に長くなるし疲れるので(笑)今年はゆるーく行きたいです。

 

ということで、まずは15位→11位。

 

 

15位.Rei『SEVEN』

 

SEVEN(通常盤)

Apple Music Spotify

 

Reiを知ったのはスピーチ番組のTED。本当にたまたまYouTubeのおすすめ欄に出てきたんだったと記憶しています。この若さでこんだけ弾けるギタリストがいるんだとビビリ倒しました。ていうか、これまで弾き語りといったらコード弾きして合間合間にフレーズ入れるくらいの奏法しか見たことなかったから、こんな「1人でバンドやってる」レベルのバケモンがいるとは....。古き良きブルースサウンドに、彼女の可愛らしいポップな音楽性が乗った最強の楽曲「Black Banana」は必聴です。

 

 

この頃から3年の時の経て、短期間でどんどん新譜を発表するReiの7枚目のアルバムが『SEVEN』。その名の通り、7thコードをふんだんに使った渋い楽曲が7曲陳列しています。イントロから厳つい歪みにビリビリ痺れる「Territory Blues」、ドッシリとしたミディアムテンポが身体を横揺れさせる「Connection」。Reiのネイティブな英詞と訛った日本語詞がラップのように小気味よく繰り返され、じわじわと脳に沁みこみます。

 

通勤時間の朝、眠気とイライラが一番ある時間帯には、Reiの重厚かつ軽快なサウンドがもってこい。朝からDANCE DANCE、ノリノリでいきましょう。

 

 

14位.私立恵比須中学『playlist』

 

playlist

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昨年夏のロッキンで鮮烈なパフォーマンスを味わい、秋のツアーに参加し、先日から配信しているMUSiCフェスのライブ映像を観ながら深夜に部屋で踊り狂うなど、じわじわとエビ中ブームが自分の中で来ております。時にトンチキ、時にロックな本気のパフォーマンスに、ハロプロと近い何かを感じ取っているのかも。

 

元々「仮契約のシンデレラ」みたいなヒャダイン流のエネルギッシュな楽曲が多い印象がありますが、今回の『playlist』はこれまでの路線とは一線を画しており、スタイリッシュで色鮮やか。『MUSiC』も様々な人気アーティストから楽曲提供を受けていますけど、今回はビッケブランカ、iri、石崎ひゅーい、マカロニえんぴつなどなど渋い人選。我らがハロプロの作詞家・児玉雨子氏も参戦し、聴かせる曲が多くアルバムとして完成度が高いです。

 

秋ツアーでPABLO氏による1曲、「PANDORA」をいち早く聴くことができましたが、その他の新曲も引っ提げたエビ中はどんな新しい景色を見せてくれるのか。今年も進化が楽しみなグループです。

 

 

13位.ORIGINAL LOVE『bless you!』

bless You! (通常盤)

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私の日本三大・信じられ・ギタリストの1人にペトロールズの長岡亮介って人がいるんですけど。その長岡氏とのデュオライブを配信で見た衝撃から、じわじわと田島貴男氏も三本指に入りつつあります。いや他にも大好きな方がいるので、ベスト3は日替わりなんですけどね。気分屋ですまない。

 

そんな田島氏によるソロプロジェクト、ORIGINAL LOVE。親世代の方が詳しいですし、自分はこのプロジェクトの歴史を全然知りません。しかし、親世代から今もなお進化し続けているっていう事実に衝撃を覚えます。懐かしくも新しい楽曲が耳に馴染む馴染む。バンドサウンド、ブラスサウンド、EDMといったあらゆるサウンドを身に纏いながら、負けじと唯一無二のサウンドを奏でる田島氏独特の滋味深い歌声と、ジャジーでポップなギターサウンド。すべてが余すところなく空間を埋めつくし、日常を彩るのにぴったりな一枚です。

 

SESSIONS【通常盤】

SESSIONS【通常盤】

 

 

あとサブスクになくて未視聴なんですが、田島×長岡のこのアルバム超欲しいっす。買わねば。

 

 

12位.あいみょん『瞬間的シックスセンス

 

瞬間的シックスセンス

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あいみょんも昨年のロッキンで初体験しました。自宅からそのまま出てきたかのような自然体な彼女が、ラフな雰囲気そのままに弾き語り、あの大きなGRASS STAGEをゆらゆらと揺らす。あの独特な空気感を体感できたことは、2019年の中でも思い出深い経験です。

 

もはや国民的な人気曲として一人歩きする「マリーゴールド」、「けもなれ」主題歌として個人的に思い入れが深い「今夜このまま」といったシングルカットされた楽曲だけでなく、等身大の彼女の赤裸々な思いがひたすら綴られた、あいみょんらしい1枚。個人的には、「恋をしたから」みたいなストレートな弾き語り曲を今後もたくさん書いてほしいな。

 

恋をしたから

恋をしたから

  • provided courtesy of iTunes

 

ちょっと話は逸れますが、今推しているこぶしファクトリー広瀬彩海さん、グループ解散後にギター1本で歌えるような歌手になりたいと仰っていまして。シンガーソングライターになる、とは明言していませんが、もしその道を選ぶならぜひあいみょんさんとのコラボをいつか見てみたい。相性がいいんじゃないかな~と思うのです。

 

 

11位.大橋トリオTHUNDERBIRD

 

THUNDERBIRD

 

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大橋トリオの楽曲って全部イントロから温かい気持ちになるんですよね。鳴ってる音は無機質な打ち込みだったりするのに何でだろう。そこに温もり1000%の歌声が乗ってくるんだからもう最強。コタツや暖房よりも芯からポッカポカになります。嘘のようで嘘じゃないです。

 

大橋トリオを私が聞き始めたのは高校生の頃。学祭のバンドで「Natural Girl」という楽曲をコピーした時に、その曲が収録されているコラボアルバム『White』の虜になりました。平井堅秦基博矢野顕子手嶌葵など、コラボ相手も俺得すぎて。青春時代にこんなオシャレな楽曲に出会っちゃったらそりゃ趣味が偏ります。

 

Natural Girl feat.伊澤一葉

Natural Girl feat.伊澤一葉

  • provided courtesy of iTunes

 

 

その頃から変わった部分もありつつ、変わらない芯のようなものもピンと通っているなあ、流石大橋トリオだなあと、懐かしさを覚えながらゆっくりじっくり聴きました。ところで「Natural Woman」は「Natural Girl」と繋がってたりします? なんだかそういう意味でも、自分の人生が一巡したような心持。

 

 

*****

 

以上、15位から11位でした。意識してませんでしたが、エビ中以外はソロシンガーで固まりました。田島貴男大橋トリオReiはいずれもライブにまだ行ったことがないので今年は行きたいですね~。はやく春よこい。

 

【10位→6位】

 

exloyks.hatenablog.com

 

 

 

【2019年振り返りシリーズ】 

 

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